男女賃金格差の「神話」

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動画「男女賃金格差の神話」を訳してみた。(2014年9月公開) 米国では同じ仕事をしても女性は男性の77%の賃金しかもらってないという。この数字はどこまで額面どおりに受け取っていいものなのか。クリスティナ・ホフ・ソマーズが説明します。youtube.com/watch?v=1oqyrf… pic.twitter.com/dqkrhotYOu

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米国や西欧の女性は、人類の歴史上、最も自由で解放されている。多くの分野で、女性は男性と同様に、それどころか男性以上に活躍している。女性の解放は西洋文明の栄光の1つであり、自由の歴史における1つの偉大な章である。 pic.twitter.com/o8u9i2aupI

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では、女性運動に参加している人々、全米女性機構などの活動家集団の指導者やメンバー、女性学の教授、メディアの多くの女性は、なぜ今でもそれほどまでに不満を募らせているのか。 こうしたフェミニストたちは、女性の進歩をほとんど認めない。 pic.twitter.com/SIkynQ8KFv

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若干の進歩があったことこそ認めるが、多くの女性がフェミニズムという活動家のブランドを拒否し、自分たちが自由だと考えているという事実については、それこそが家父長制と不平等が強く定着している証拠なのだと言う。女性は強く抑圧されているので、抑圧されていることにすら気付かないというのだ。 pic.twitter.com/3vcf5nED84

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長年にわたって、こうした活動家は、その考えを補強するため、女性と暴力、女性と鬱、女性と摂食障害、女性と職場の不正義など、さまざまな主張をしてきた。私は、何年もの間、こうした主張の多くを注意深く検証した。わかったことは、主張を裏付ける証拠なるものの多くは... pic.twitter.com/wjMAdgpU7C

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...(そのほとんどは犠牲者であることを示す統計だが)、誤解を招くものであるだけでなく、まったくの間違いであることも多いということだ。 いわゆる男女の賃金格差の問題について考えてみよう。同じ仕事をしても、女性は男性の77%の賃金しか得ていないという主張を何回聞いたことがあるだろうか。 pic.twitter.com/G8XTWi9Iaa

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フェミニスト活動家とその支援者によるこうした非難は、ほぼ虚偽だと言っていいほどに、大きな誤解を招く言い方である。23%の男女賃金格差は、フルタイムで働くすべての男女の平均賃金の差に過ぎない。職業、肩書、教育、勤続年数、週当たりの労働時間などの要素は考慮されていないのだ。 pic.twitter.com/YZHg8ZdTXx

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米国大学婦人協会や米国女性法律センターなどの賃金格差是正活動家グループは、いやいや、こうした要素を加味しても、女性の賃金は低いのだと言う。しかし、彼らはいつも重要なデータを1つか2つ省略しているのだ。 pic.twitter.com/HyDConsIoL

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医師を例にとってみよう。表面上は、女性医師が賃金差別の犠牲者であることは明白のように見える。同じ仕事をしても低い賃金しか得ていないように見える。しかし、もう少し掘り下げてみれば、女性は男性に比べ、高給の心臓外科医や麻酔医より、報酬の低い小児科医や家庭医になる可能性が遥かに高い。 pic.twitter.com/CwbdJ6tLqE

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さらに、パートタイムで働く割合も高い。フルタイムで働く場合も、女性医師の労働時間は男性よりも7%少ない。また、女性は、特に子供が生まれると、長期休暇を取る可能性が遥かに高い。もちろん例外はある。しかし、こうした関連要素のすべてを考慮すれば、ほとんどの賃金格差はほぼゼロにまで縮まる。 pic.twitter.com/1rijudMBKk

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では、女性の権利を擁護する団体はこれにどう反応しているのか? 彼らは、女性の選択は真の意味では自由ではないと主張する。子供と家にいる、短い時間働く、心臓外科医ではなく小児科医になる、などの選択を行う女性は、「目に見えない障壁」または内在化した抑圧に足を引っ張られているというのだ。 pic.twitter.com/DVM6NNHdQJ

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全米女性機構によれば、強力な性差別的なステレオタイプが、「異なる教育、トレーニング、キャリアパス」や「家族における役割」に女性と男性を「誘導」しているのだそうだ。しかし、女性の職業の選び方や子供への特別な愛着を説明するのは、本当に社会の条件付けなのだろうか。 pic.twitter.com/t7CbHF2Ylc

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おそらく、幸福の追求という点において、男と女はいくらか異なる道をたどる。アメリカ人女性のほとんどが自由ではないと示唆するのは、庇護者のように振舞っているといえるのではないか? 彼女達は自分で意思決定できる人間ではないのか? pic.twitter.com/g5yuyNBKPp

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男女の賃金格差は真実ではないことを示す常識に基づく証拠もある。仮に、まったく同じ仕事に対して男性より安い賃金を女性に支払っても雇用主が牢屋送りにならないとしたら、ほとんどの雇用主は男性社員の多くをクビにして女性を雇い、大きな経済的利益を得るはずではないのか。 pic.twitter.com/UIHj0yHwAk

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大学で講義することが多い私は、フェミニストのプロパガンダを完全に受け入れた学生によく出会う。アメリカの女子大生は、地球上でおそらく最も自由で開放された存在だ。それでもフェミニスト理論の授業では、女性は男性によって不当に扱われ、しいたげられていると教わる可能性が高い。 pic.twitter.com/pzXUbuYoOe

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そして、エリート校になればなるほど、学位が上がれば上がるほど、こうしたフェミニストのプロパガンダを真剣に受けとめる可能性は高くなる。 しかし、これをこのままにしておかなければならない理由はない。 pic.twitter.com/WRv2YO3hwU

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若い女性がフェミニズムを取り戻す時が来た。フェミニズムを改革しよう。行き過ぎた部分を修正しよう。犠牲者プロパガンダを拒絶しよう。「女は金星から、男は地獄から来た」的な話は一掃しよう。ほぼ30年間にわたるフェミニストの偽情報を正すという難しい作業を始めよう。 pic.twitter.com/8YHlXsT283

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職場の不正義や性的暴力に苦しむ女性を救うのは、ヒステリーや大げさな反応ではなく、真実やしっかりとした研究である。 最後に、若い女性に対して私から個人的なアドバイスを1つ。あなたが持つ史上最大の自由の真価を理解し、十分に活用してほしい。 クリスティナ・ホフ・ソマーズでした。(了) pic.twitter.com/2qjty4REFl

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