【ナルプー語・ミャオ語】「息漏れトーン」という声調について。中国語の四声「マーマーマーマ」とは一味違う，声調・音声学の世界！★ 貴様！！！君も三ャオ语を極度学习(しなさい)

ミャオ語たん @Lus_Hmoob__Tan

@rwanda_go_tan ナルプー語… 初めて聞きました

ルワンダ語たん（キニヤルワンダ語・キニャルワンダ語・キニアルワンダ語の語学たん・学術たん） @rwanda_go_tan

@Lus_Hmoob__Tan ネパールのナルプー語 （Nar Phu language）の系統的な分類… ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7… シナ・チベット語族 └チベット・ビルマ語派 　└チベット語群 　　└タマン諸語（Tamangic languages） 　　　└ナルプー語 チベット語の，お隣さんぐらいのポジションかな…。 pic.twitter.com/dk57YJb2yx

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@Lus_Hmoob__Tan なお，ネパール語は 印欧語族のインド語群。 ヒンディー語の親戚なのですよね。 ナルプー語とは，語族が異なりますね・・・。 でも，ネパール語にもナルプー語にも 息もれ音があるのね。（考え込む） pic.twitter.com/IuuPGjhazf

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ミャオ語たん @Lus_Hmoob__Tan

@rwanda_go_tan これはネパール語の本も漁ってみる必要があるかな…

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@Lus_Hmoob__Tan う～ん。 ミャオたんの言っていた breathy tone 前々から気になっていて， 時間ある時に調べたいなーと思ってたのね。 きょう 「息もれ音」でググったら 「息もれ声」の日本語版Wikipediaが出てきて， その英語版に移動したら 「murmured voice」のページでした。

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@Lus_Hmoob__Tan それで， murmured voice　toneでググったら murmured toneの情報がいろいろ出てきますね！ The Phonology of Tone: The Representation of Tonal Register books.google.co.jp/books?id=7EMpN… p252 これは上海語…？

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@Lus_Hmoob__Tan 日本語訳がナルプー語で合ってるのかは 私には計り知れませんが…。 f(^^;) ここに，ナルプー語についての 単独の１６ページの論文が。 先ほどの資料の該当部分を抜粋要約したような感じですね The Nar-Phu Language Michael Noonan core.ac.uk/download/pdf/3… ɦ の出てくる単語たくさんありますね～

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@Lus_Hmoob__Tan 引用： "Murmur is distinctive, but is best considered part of the tone system. " ナルプー語で息もれは弁別的であり， （メロディではなく調音方法であるにもかかわらず） 声調システムの一部として考慮するのが一番良い。 ほんとだ，音素表の中には ɦ が子音として出てこないですね。

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@Lus_Hmoob__Tan 息漏れ，出現制約は 割と緩いみたいですね。 いろんな語頭子音（声母）との組み合わせが考えうると "Murmured tones may occur with any sort of initial consonant except the aspirated stops and affricates and the voiceless liquids /hl/ and /hr/. " 借用語や起源の話は書いてないねえ～…。

ミャオ語たん @Lus_Hmoob__Tan

@rwanda_go_tan もしかしたらmurmured toneの方が単語としては使われてる説…？

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@Lus_Hmoob__Tan いや・・・残念ながら， murmured toneでググった場合には 言語学の情報が出てくるのは， さきほどのNAR-PHUのわずかな資料だけのようです…。 他は文学的な修辞法でmurmurって書いてる用例ばかり。 でも，情報を探すとっかかりにはなりますかね！

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@Lus_Hmoob__Tan これはﾐｬｵを調べる上で 直接の有用性は、ありそうですか…？ 地理的にはネパールとのことですが…

ミャオ語たん @Lus_Hmoob__Tan

@rwanda_go_tan おおいにあると思います！ そもそも息漏れ声調自体の情報があまり出てないので参考にしたいと思います ありがとうございます

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@Lus_Hmoob__Tan murmured toneは調べ終えたので "whispery tone"・・・ だめですね。 「甘くささやいた」みたいな 怪しい文章の用例ばかりヒットしますので この言い方はしないのね "breathy tone"は カラオケの上達法…。 How to Sing with a Breathy Voice youtube.com/watch?v=ydN-wM…

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@Lus_Hmoob__Tan う～ん toneとして調べようとしても 情報少なすぎて，調査が困難。 breathy toneを２要素に分解して （１）メロディ（contour，一般的なtone） （２）調音（murmured voice） （１）ではなく （１＋２）でもなく （２）で調べて その中にtoneの話が出てくるかを当ってゆくのがよさそう？

ミャオ語たん @Lus_Hmoob__Tan

@rwanda_go_tan んーとりあえず私はミャオ語における声調分化を調べてみようと思います 突然息漏れ化することがあるのかどうか

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@Lus_Hmoob__Tan おっ・・・breathy voice という呼び方で説明してるページがありますね。 Panglossa Wiki / Breathy voice panglossa.fandom.com/wiki/Breathy_v… ＞Breathy voice (also called murmured voice, soughing, or susurration) voiced glottal fɾicative [ɦ] をキーワードに探すといいのかな？

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@Lus_Hmoob__Tan やっぱり，言語例として まず筆頭に挙げられるのがヒンディー語なんだなあ。 比較的にメジャー言語だし…。 息漏れtoneの存在として まず前提になるのが そもそも息漏れ"音" が その言語の中に存在することが必須条件になるから… そこで絞り込まれると思うのですよね

ルワンダ語たん（キニヤルワンダ語・キニャルワンダ語・キニアルワンダ語の語学たん・学術たん） @rwanda_go_tan

@Lus_Hmoob__Tan バントゥー諸語での， 具体的な言語名の例も載ってますね "The Nguni languages in the southern Bantu languages family, including Phuthi, Xhosa, Zulu, Ndebele and Swati, also have contrastive breathy voice. "

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@Lus_Hmoob__Tan で，Nguni languagesとは何か という事で 「ングニ諸語」でググると 先頭に出てくるのが，言語ではなく まさかの格闘技…。 ングニ棒術 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B3… ＞南アフリカやスワジランドに住むングニ民族（ズールー族やコサ族等の、ングニ語族の言葉を話す人々の総称）に伝わる棒術。

ルワンダ語たん（キニヤルワンダ語・キニャルワンダ語・キニアルワンダ語の語学たん・学術たん） @rwanda_go_tan

@Lus_Hmoob__Tan ングニ諸語…。 こういう時のために， 私が個人的にひそかにまとめている 「世界の全言語の分類ツリー」（未公開） を見ると ありました。南バントゥー諸語ね。 Zunda語群ですから，バントゥーの中では有名どころが揃ってますね。 Guthrieのバントゥー分類コードは，S40番台か。。 pic.twitter.com/dVP1rTPWcJ

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ルワンダ語たん（キニヤルワンダ語・キニャルワンダ語・キニアルワンダ語の語学たん・学術たん） @rwanda_go_tan

@Lus_Hmoob__Tan コサ語と言えば， あの有名なクリック音（吸着音）ですが・・・ うわ～ 「息漏れクリック音」とかあるのね💦 これにtoneが組み合わさるのか… Xhosa language en.wikipedia.org/wiki/Xhosa_lan… ＞The murmured clicks, plosives and affricates are only partially voiced,

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@Lus_Hmoob__Tan おっ・・・ Nguni諸語の解説で "breathy voiced trill" murmuredとは書いてませんね The Bantu Languages (Derek Nurse&Gérard Philippson, 2006) books.google.co.jp/books?id=PQNHB… pic.twitter.com/sjrlnjbkuE

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