【R18】絶倫ペアの情交模様・EP26・プライベートリゾートにて

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まとめ 【R18】絶倫ペアの情交模様・EP25・リゾートの夜 ※続きは〈小説家になろう〉(ノクターンノベルズ)に移転します。 移転先:絶倫男♂女♀の情交模様 https://novel18.syosetu.com/n9108fw/ 移転のお知らせ:https://togetter.com/li/1436897 ---- 海水浴の後は、ホテルで、リゾート地で、愛を育む華純と猛。愛の成長は止まらない。 3949 pv 1

 
 

エピソード26・プライベートリゾートにて

夢乃 @iamdreamers

♡ ♥︎ ♡ ♡ ♡ ♥︎ ♥︎ ♡ ♡ ♡ #twnovels

2019-10-26 14:25:47
夢乃 @iamdreamers

猛くんとの充実した海旅行から帰って来て五日後(その間も猛くんとヤりまくったけれど)、あたしは工学部のみんな(女子限定)との二泊三日の旅行に行くため、大学前の広場に集まった。ここからバスで目的地・・・の途中まで向かう。バスと言っても、路線バスや観光バスではない。 #twnovels

2019-10-26 14:26:10
夢乃 @iamdreamers

小型ではあるけれどサロンバス。貸切ではなく、紫藤さんの家で個人所有しているのだそう。今年初めて参加する稚架子さんは眼を丸くしていた。 「これ、紫藤さんの、なの?」 「わたくしのではありませんよ。紫藤家の所有なので」 事も無げに答える紫藤さん。 #twnovels

2019-10-26 14:26:54
夢乃 @iamdreamers

「でも、こういうの持っているって、紫藤さんの家ってお金持ちだったのね」 「これで驚いていたら身が持ちませんよ」 二人の会話に紗世理が割り込む。 「目的地に着くまでに、もっと一杯、凄いものを見ることになりますから」 「え? まだ何かあるの?」 #twnovels

2019-10-26 14:27:18
夢乃 @iamdreamers

「それは着いてからのお楽しみに。他の方が来るまで、先に乗っていてください。外は暑いですから」 紫藤さんに言われて、あたしたちはピシッとしたパンツルックの女性運転手が控えるバスの入口に向かった。半袖ブラウスに紺のベストと白い手袋の彼女に扉を開けて貰い、中に入る。 #twnovels

2019-10-26 14:27:49
夢乃 @iamdreamers

あたしは二回目、紗世理は三回目だから既に知っているけれど、これが初めての稚架子さんは、その白い車体に太い紫のラインが入ったサロンバスに、おっかなびっくりと言った風情で乗り込ん後も落ち着かなそうだった。まあ、初めてならそうよね。 #twnovels

2019-10-26 14:28:18
夢乃 @iamdreamers

あたしも、二年前に初めて乗せて貰った時には驚かされるもの。床には絨毯が敷き詰められているし、並んだ椅子はふかふかで座り心地は良いし、天井の照明も煌びやか、けれど、どぎつくはなく、上品だし。中央のテーブルも高級感溢れているし。 #twnovels

2019-10-26 14:28:44
夢乃 @iamdreamers

「絵澄さんって今年が初めてですよね?」 先に来て後部座席に座っていた、情報工学科の久里田 馨(くりた かおる)が稚架子さんに言った。 「え、ええ。こんな凄いとは思わなかったけれど」 「目的地も凄いですよ〜。わたしたちも一昨年は驚いたし。ね」 #twnovels

2019-10-26 14:29:13
夢乃 @iamdreamers

馨ちゃんは、一緒に座っている澤久智 紀江(さわぐち のりえ)と蕨屋 暁代(わらびや あきよ)を振り返った。二人とも情報工学科だ。 「それはもう、ね」 「初めて行った時、驚いたもの」 二人の同意に、稚架子さんは聞いた。三人だけでなく、あたしと紗世理も含めたみんなに。 #twnovels

2019-10-26 14:29:35
夢乃 @iamdreamers

「みんな、毎年お邪魔しているの?」 「はい、今年で三回目です」 「ワタシは一昨年不参加だったから、二回目」 「華純ちゃんは?」 「あたしは二回目ですよ。去年は別の用事と重なってたから」 「そう。紫藤さん、時々言葉遣いが上品だと思っていたけれど、本当にお嬢様だったのね」 #twnovels

2019-10-26 14:30:57
夢乃 @iamdreamers

「こんなバス持ってるくらいだものね」 紫藤さん個人の持ち物でないことは、この際問題ではない。みんな解っているし。 「おまた〜。ってまだ最後じゃないか」 開いた扉から入ってきたのは、建設工学科の黒音 巳巫由(くろね みふゆ)と電子工学科の亜都出 繰海(あといで くるみ)。 #twnovels

2019-10-26 14:32:43
夢乃 @iamdreamers

「あと三人かな。友佳奈ちゃんは一緒じゃないの?」 「うん、住んでるアパート別方向だからね」 二人とも椅子に座る。 「情報は三人だけ?」 「うん、そう」 その三人は意味ありげに目を見交わした後、紀江ちゃんが口を開いた。 「二人とも、デートだって。未乃莉ちゃんもでしょ?」 #twnovels

2019-10-26 14:33:07
夢乃 @iamdreamers

「うん、そう。でさ、あの噂、ほんと?」 亜都出さんが情報科の三人に聞く。 「あの噂って?」 巳巫由ちゃんは疑問符を顔に浮かべる。稚架子さんも同じような表情。でも、あたしを含めた五人はぴんと来た。と言うより、デート、即ち彼氏の話で、あの三人と言えば、アレしかない。 #twnovels

2019-10-26 14:34:25
夢乃 @iamdreamers

「本当らしいよ」 暁代ちゃんがそっと言う。 「へぇ、本当なんだ。良くやるよね」 「ねぇ、なんの話?」 話についてこれない巳巫由ちゃんが不満そうに口を尖らせる。 「未乃莉と、情報の結香ちゃんに遊理子ちゃん、三人で一人の男と付き合ってるって話よ」 #twnovels

2019-10-26 14:34:56
夢乃 @iamdreamers

「へ? マジ?」 「マジだって」 「相手って誰?」 「誰って言ってたかな。名前聞いたけど忘れちゃった。確か、教育学部の子って言ってたよ」 「教育じゃ、聞いてもわかんないや。でも、どうすんだろうね、その彼氏。一人に絞るのかな」 #twnovels

2019-10-26 14:35:35
夢乃 @iamdreamers

「逆に、他に男二人入れて三対三で付き合い続けるとか」 「そのままハーレム状態を維持するとか」 「四人目の本命がいるかもよ」 他人の恋を肴に姦しい五人の女たち。いつもは、こんなに騒がしくない筈だけれど、色恋の話になると普段の五割増になる。 #twnovels

2019-10-26 14:36:01
夢乃 @iamdreamers

亜都出さんが投下したその話題で色めき立って暫くして、またバスの扉が開いた。 「お待たせ。待った?」 入ってきたのは電子工学科の友佳奈ちゃんと精密工学科の佐海手 胡桃(さかいで くるみ)に緩多 柚子(かんだ ゆず)。 #twnovels

2019-10-26 14:36:27
夢乃 @iamdreamers

「遅いよ〜。時間ぎりぎりじゃん」 「間に合ったんだからごめんして」 続いてホストの紫藤さんが乗って来て、最後に運転手さんが入り、扉を閉めた。 「それでは、これより発車いたします。港までの一時間弱の間ですが、よろしくお願いいたします」 #twnovels

2019-10-26 14:36:51
夢乃 @iamdreamers

深々と頭を下げる運転手さんに、あたしたち十一人の女子たちも座ったまま頭を下げ、「よろしくお願いしま〜す」と唱和する。 「安全運転でお願いしますね」 「はい、承知しております」 紫藤さんに笑顔で答えてから、彼女は運転席に収まった。 #twnovels

2019-10-26 14:37:24
夢乃 @iamdreamers

紫藤さんが椅子に腰掛けると、程なくバスは動き出す。 「ね、あの人、港までって言わなかった?」 稚架子さんが隣のあたしに囁いた。 「ええ、言ってましたよ」 「ビーチに直接行くんじゃないの?」 「それは着いてからのお楽しみ、ってことで」 #twnovels

2019-10-26 14:37:49
夢乃 @iamdreamers

ここで教えても良いのだけれど、やっぱりサプライズも必要でしょ。初めてあそこに行くのなら。十二人の女子大生を乗せたバスは、道路を滑るように走ってゆく。 #twnovels

2019-10-26 14:38:10
夢乃 @iamdreamers

♡ ♥︎ ♥︎ ♡ ♡ ♥︎ ♥︎ ♡ ♡ ♡ #twnovels

2019-10-26 14:38:39
夢乃 @iamdreamers

「へ、え、ぇ、これ、も、紫藤さんち、の?」 ずらりと並んだ七艘──七隻、かな?──の白いクルーザー。船体に、それぞれ微妙に異なる色のラインが引かれている。良く見れば、形も少しずつ異なっているけれど、まあ、それはどうでも良いか。 「紫藤家の所有は一艘だけですよ」 #twnovels

2019-10-26 14:39:19
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