【R18】絶倫ペアの情交模様・EP27・性交旅行

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夢乃 @iamdreamers

「お荷物をお運びします」と一人が言ってくれたけれど、朱藤さんが「大して大荷物はないから良いよ」と断ってくれた。実際、旅行バック一つとか、プラス小さい鞄一つとか、その程度だから、みんな大した分量ではない。これをわざわざ運んでもらうのは心苦しい。 #twnovels

2019-11-02 08:36:06
夢乃 @iamdreamers

そんなやり取りの後で、ぼくたちは船内に入った。広い船室はリビングをそのまま持ってきたかのよう。さっきの船員さんの態度といい、この船のといい、朱藤さん家、どれだけお金持ちなのだろう。彼女の住んでいるマンションもお祖母さんだか曽お祖母さんだかの持ち物って言っていたし。 #twnovels

2019-11-02 08:36:45
夢乃 @iamdreamers

多くない荷物を船内に置いて、船のデッキで離れていく陸地を眺め、それからみんなを促して船室に戻った。電車で聞きそびれたというか、後回しにされたことを確認したかったから。六人の他は船員さんの二人だけだし、目的地には着いていないけれど、ここなら良いだろう。 #twnovels

2019-11-02 08:37:53
夢乃 @iamdreamers

でもその前に、先に四季嶋さんが口を開いた。 「この船、朱藤さん家の?」 「まあ、ね。定期便とかないから」 「そうなの。・・・え? そんなに辺鄙な島なの?」 響雅さん、“辺鄙”は失礼じゃないかな。 「辺鄙っちゃ辺鄙かな。アタシらん家の別荘と、あといくつか建物あるだけだから」 #twnovels

2019-11-02 08:38:55
夢乃 @iamdreamers

「へえ。・・・って、島ごと朱藤さん家の持ち物ってことっ!?」 四季嶋さんの声に、五人分の驚愕の視線が朱藤さんに集中する。 「全部がウチってわけじゃないよ。ウチと、親戚いくつかで共同所有してる感じ」 言いにくそうにしているのは、自分の持ち物ではないから、なのかな。 #twnovels

2019-11-02 08:39:46
夢乃 @iamdreamers

四季嶋さんと響雅さんは、声も出ない。口を開けて呆けている。ぼくもびっくりだよ。こんな船を持っているだけでも驚きなのに、島を持っているだなんて。でも、思い返すと、華純さんとぼくと四季嶋さん、堰脊さんで食事した時、テーブルマナーがしっかりしていたように思う。 #twnovels

2019-11-02 08:40:39
夢乃 @iamdreamers

普段の言動からはいい加減な性格に見えるけれど、小さい時からしっかりと躾けられてきたのかもしれない。というか、そうなんだろうな。 「そのプライベートビーチ、プライベートアイランドか、どんなところか余計に楽しみになってきた。ところでさ」 ぼくは少々強引に話題を変えた。 #twnovels

2019-11-02 08:41:40
夢乃 @iamdreamers

というか、ずっと聞きたかったことに引き戻そうと思ったわけだけれど。 「四季嶋さんと響雅さん、ぼくたちの関係聞いてて、それでもここにいるんだよね」 「え? あ、うん、そう」 ぼくの問いかけで、四季嶋さんもこっちに戻ってきた。 「ってことは、二人も、なの?」 #twnovels

2019-11-02 08:43:06
夢乃 @iamdreamers

最後まで言わなくても解るだろう。 「ええ、ワタシたちも、セフレにして欲しいなって」 響雅さんが答えた。やっぱり、そうなんだ。なんでぼくなんだろう。男は他に、いくらでもいるのに。 「でもさ、二人とも、ぼくで良いわけ? 別に好きってわけじゃないよね・・・わっ」 #twnovels

2019-11-02 08:57:50
夢乃 @iamdreamers

びっくりした。 「つ、津茱萸ちゃん、何してるの」 さりげなく、ぼくの隣に座っていた趾重さんが、ぼくの股間に手を伸ばしている。 「いえ、到着まで一時間ほどかかると聞きましたので、その前に一度ハメて貰おうかと」 「津茱萸ちゃん狡い。それならわたしも」 #twnovels

2019-11-02 08:58:16
夢乃 @iamdreamers

反対側に堰脊さんが座り、彼女もぼくの股座に手を伸ばす。 「ちょっと二人とも、話してるんだからっ ってか、着いたらまず泳ぐでしょっ 立てなくなったらどうするのっ」 二人は不満そうな顔をしたけれど、「それもそうですね」と手を離した。まったく、油断も隙もない。 #twnovels

2019-11-02 08:58:48
夢乃 @iamdreamers

その間、朱藤さんは堰脊さんの向こう側から混ざりたそうに見ているし(続いていたら、絶対入ってきただろう)、四季嶋さんと響雅さんには、目を見開いて見られているし。 「えーと、どこまで話したっけ。そうそう、好きでもない人に抱かれていいの?」 #twnovels

2019-11-02 10:11:04
夢乃 @iamdreamers

ぼくは改めて新顔の二人に聞いた。 「まあ、今はあたし、フリーだし。それに、興味あるんだよね」 「興味?」 「そう。ウチのクラス、ってか、学年で成績ツートップの二人をそんなに虜にする鹿古下くんのペニスにさ」 堰脊さんが「だって、凄いんだもの」とか小声で言ってる。 #twnovels

2019-11-02 10:11:53
夢乃 @iamdreamers

「そうそう。特に趾重さんなんて、クールビューティーってイメージだったのに、いきなり男の人の、その、あそこを触っちゃうなんて」 響雅さんの言葉に、趾重さんは「クールビューティーなんてこと、ありません」と小さく言って俯いたようだ。 #twnovels

2019-11-02 10:12:31
夢乃 @iamdreamers

「ええっと、そんな理由で、初めてをぼくなんかで散らしていいの?」 二人が初めてかどうかは知らないけれど、そう聞いてみる。特に、四季嶋さんは遊んでそう。響雅さんは処女っぽい。ぼくとヤる前の堰脊さんとイメージが重なる。 #twnovels

2019-11-02 10:12:57
夢乃 @iamdreamers

案の定、と言ったら失礼かもしれないけれど、四季嶋さんは笑って言った。 「あたしはもう、何人も男喰ってるから、今更だよ」 やっぱり、な。でも、男を『喰う』なんて表現する性格とは思わなかったけれど。 「ワタシも、その、一回だけれど、経験しちゃっているから」 #twnovels

2019-11-02 11:59:43
夢乃 @iamdreamers

「え、そうなの」 響雅さんが経験済みというのは、ちょっと驚き。高校一年ともなれば、男性経験があっても不思議ではない年齢だと思うけれど、半数には満たないんじゃないかな。調べたことはないけれど。響雅さんが、既に経験者の側に入っているとは思わなかった。 #twnovels

2019-11-02 12:02:47
夢乃 @iamdreamers

「いつ? 誰と?」 同じ思いらしい堰脊さんが身を乗り出して聞く。 「えーと、その、ワタシ、兄がいるんだけれど、去年の夏、初めてお酒呑んで正体無くしちゃって、その、無理矢理に」 「ええっ ほんとっ!?」 堰脊さんが思わず声を大きくしてしまったのも無理はない。ぼくもびっくり。 #twnovels

2019-11-02 12:20:51
夢乃 @iamdreamers

まさか、初体験と近親相姦と強姦をいっぺんに経験しているとは。 「お酒呑むと、勃たなくなると聞きますけれど」 趾重さんは冷静にそんなことを聞いている。 「兄は大丈夫な体質だったみたい。しっかり勃っていたよ」 あっけらかんと話す響雅さん。 #twnovels

2019-11-02 12:21:28
夢乃 @iamdreamers

「でも、そんなことがあったんなら、抵抗あるんじゃない? その、セックスに対して」 ちょっと言い方を考えたけれど、良い言葉を思い付かず、飾っても仕方ないか、と思い直してストレートに聞いた。 「そんなことは全然。寧ろ、物足りなくて」 #twnovels

2019-11-02 12:22:02
夢乃 @iamdreamers

「物足りない?」 「ええ。お兄ちゃん、酔いから醒めたら実の妹を襲ったことに凄い罪悪感を覚えたらしくて、平身低頭で謝られて、ワタシはまたシて欲しいのに、全然シてくれなくなっちゃって」 「痛く、なかったん?」 朱藤さんが聞いた。そう言えば、この三人の中では一番痛がってたっけ。 #twnovels

2019-11-02 12:22:44
夢乃 @iamdreamers

「全然。あ、それは嘘ね。最初は無理矢理一気に奥まで挿れられて痛かったけれど、お兄ちゃんが動いているうちに訳わからなくなってきて、そのうち頭がぼうっとしてきて、お兄ちゃんが射精した時はもう、最高に気持ち良くて、もっとヤりたいっ、って思った」 #twnovels

2019-11-02 12:23:23
夢乃 @iamdreamers

手を組み合わせてうっとりとする響雅さん。ってか、初体験と近親相姦と強姦の他に、膣内射精まで纏めて経験していたのか。 「それからはちょくちょく自分の指や道具でシてたけれど、あんなに気待ち良くなれなくて、鹿古下くんが堰脊さんたちのセフレって聞いて、それならワタシもって」 #twnovels

2019-11-02 12:24:14
夢乃 @iamdreamers

駄目?と聞くように少し首を傾げてぼくを見る響雅さん。そんな瞳で見つめられたら、断ることなんてできそうにない。 「豊がそんな経験してるとは、全然知らなかった。中三の時、なんだよね」 四季嶋さんと響雅さん、中学から一緒だったらしい。 #twnovels

2019-11-02 12:24:41
夢乃 @iamdreamers

「声を大きくして言えることじゃなかったから」 それはそうだろう。相手が実の兄であることを抜いても、誰それとセックスした、なんて他人に言って回ることじゃないし。 「うん、じゃ、解った。ぼくとセックスしたいって言うなら、ぼくも期待には応えてあげたいし、いいよ」 #twnovels

2019-11-02 12:25:28
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