【R18】絶倫ペアの情交模様・EP27・性交旅行

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夢乃 @iamdreamers

「あ、うん、また。猛くんによろしく」 天袮ちゃんは、別荘の方には戻らず浜辺を歩いて行った。しゃりしゃりというサンダルが砂を食む音もやがて聞こえなくなった。それにしても、そうか、猛くんが来ているのか、ここに。ヤりたいな。ちょっと連絡してみようかな。 #twnovels

2019-11-02 14:04:07
夢乃 @iamdreamers

スマートフォンは別荘に置いてある。持って来れば良かった。ちょっと戻って来ようかな。電話・・・は悪いよね、他の子たちと旅行中だから。メッセージを入れておこうかな。ふと視線を感じてそちらを窺うと、紫藤さんが意味ありげにあたしを見ている。 #twnovels

2019-11-02 14:04:45
夢乃 @iamdreamers

「耶麻女さん、会いに行きたいのではなくて?」 うう、見透かされている。 「いいよ、邪魔したら悪いし。ウザい女にはなりたくないもん」 とか言いつつ、隙あらば島にいる間に猛くんと、なんて考えているけれど。けれど、紫藤さんはあたしの言葉が上辺だけだと解っている。 #twnovels

2019-11-02 14:05:22
夢乃 @iamdreamers

「島にいる間は好きになさって構わなくてよ」なんて言うんだもの。 「はいはーい、好きにしま〜す。じゃ、ちょっと別荘に戻ってくるね」 あたしは立ち上がって歩き出した。後ろからずっと紫藤さんの視線が追ってくるようだった。 #twnovels

2019-11-02 14:05:56
夢乃 @iamdreamers

♤ ♤ ♤ ♠︎ ♠︎ ♤ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♤ #twnovels

2019-11-02 15:00:13
夢乃 @iamdreamers

島に上陸したぼくたちは、待っていたマイクロバスに乗り換えて朱藤さんの別荘に案内された。ほんの五分もかからない程度だったから、歩いても良かったかも。でも、折角待ってくれていたのに断るのも悪いので、まあ、良かったのだろう。 #twnovels

2019-11-02 15:00:41
夢乃 @iamdreamers

「みんなは着替えたら先に浜に出てていいよ。アタシはちょっと、挨拶があるから」 「挨拶?」 「ああ。昨日から来ている親戚にね」 朱藤さんがそそくさと自分の部屋に引っ込んでから、ぼくたちは割り当てられたそれぞれの部屋に、メイドさん、でいいのかな?、に案内された。 #twnovels

2019-11-02 15:01:16
夢乃 @iamdreamers

っつか、広い。こんな広い部屋、一人でどー使えっての。華純さんのマンションの寝室より広い。巨大なダブルベッドが二つ、鎮座している。大きなドレッサーにクローゼットにテーブルと椅子。小さい冷蔵庫まである。白いレースのカーテンが開かれた窓から吹き込む風にそよいでいる。 #twnovels

2019-11-02 15:01:59
夢乃 @iamdreamers

ぼくはバッグを床に置いて窓に寄り、カーテンを開けた。網戸が閉まっているから、夜は虫も出るのだろう。それを開けてバルコニーに出る。目の前に青い海と空が広がる。その手前には真っ白い砂浜。浜に寄せる波が砕けて飛沫が散る。素晴らしい眺望。 #twnovels

2019-11-02 15:02:30
夢乃 @iamdreamers

砂浜にはビーチパラソルの花がが三つ、開いている。砂浜に沿って右手に視線を伸ばすと、離れたところにも五、六個のパラソルが立っていて、浜辺や海の中に人影が見える。他にも誰かいるのかな? ・・・あ、ついさっき、朱藤さんが挨拶に行くとか言ってたっけ。 #twnovels

2019-11-02 15:03:05
夢乃 @iamdreamers

その、ご挨拶に行く親戚の人たちなのだろう。十人くらいはいるみたいだから、朱藤さんと同じく知り合いを招待しているのかもしれない。こんな素敵なリゾートだから、自分たちだけで楽しむのは勿体ない、と考えているのかも。別荘の造りも、お客様を招待することを考慮しているようだし。 #twnovels

2019-11-02 15:03:45
夢乃 @iamdreamers

部屋に比べてバルコニーがやたらと広いな、と思って見回すと、隣の部屋と繋がっている。隣の部屋には誰もいないのかな。覗いて確認しようかと思ったけれど、着替え中だったら悪いから、やめておいた。それより、ぼくも水着に着替えて海に出よう。 #twnovels

2019-11-02 15:04:16
夢乃 @iamdreamers

♤ ♤ ♤ ♠︎ ♠︎ ♤ ♠︎ ♤ ♠︎ ♤ #twnovels

2019-11-02 15:05:27
夢乃 @iamdreamers

「きゃー」 「冷たーいっ」 女の子たちの嬌声が響き渡る。みんな楽しそう。寄せては返す水際でぱしゃぱしゃとはしゃいだり、少し奥まで入って全身に海水を浴びたり。あまり笑顔を見せることのない趾重さんも楽しそうにしている。 #twnovels

2019-11-02 15:05:51
夢乃 @iamdreamers

趾重さんや堰脊さんって、友達が少ない気がするから(ぼくだって他人のことを言えた義理じゃないけれど)、これを機に四季嶋さんや響雅さんと仲良くなってくれると嬉しい。ぼくが心配することでもないのだけれど、親しくなった女の子が孤独でいるのは寂しいもの。 #twnovels

2019-11-02 15:06:27
夢乃 @iamdreamers

たかだかセックスフレンドに過ぎないぼくがそんなことを思うのはおこがましいかもしれないけれど、思うだけ、願うだけなら構わないよね。 「はいっ、堰脊さん、いくよっ」 ビーチボールが宙を舞う。 「はいっ、津茱萸ちゃんっ」 「えっと、鹿古下くんっ」 #twnovels

2019-11-02 15:06:56
夢乃 @iamdreamers

趾重さんから離れたボールは空には上がらず、ダイレクトにぼくに迫る。 「わっと、響雅さん、はいっ」 不自然な体勢になりながらも、なんとか打ち上げる。 「ごめんなさい、こういうの苦手で」 「いいって。次、くるよ」 女の子四人と戯れる夏、こんなの初めての体験だけれど、楽しいな。 #twnovels

2019-11-02 15:07:31
夢乃 @iamdreamers

趾重さんは、オーソドックスにスクール水着。こういう所でそれはどうなの?と思う人もいるかもしれないけれど、彼女には似合っているからいいんじゃないかな。響雅さんは白から青へとグラデーションのかかったワンピースの水着。はち切れそうな大きな胸が、動くたびに揺れまくる。 #twnovels

2019-11-02 15:09:30
夢乃 @iamdreamers

四季嶋さんは花模様のビキニタイプ。下の紐は飾りかな。細身ながらも、既に大人の女の膨よかさをも持っている肢体を惜しげもなく晒している。そして堰脊さんも、黒い光沢のある生地の、ビキニ。大人しい彼女にとっては冒険じゃないかと思う。響雅さんに次いで大きな胸が揺れている。 #twnovels

2019-11-02 15:10:12
夢乃 @iamdreamers

こうして見ると、みんな美人だよな。堰脊さんは以前朱藤さんが言ったように美少女だし、これまでに十三人の男と経験があるというだけあって、四季嶋さんも綺麗。響雅さんは顔も可愛いけれど、胸も魅力的だし、趾重さんも眼鏡を外すと見違えるようになる。 #twnovels

2019-11-02 15:10:44
夢乃 @iamdreamers

まだ戻って来ていない朱藤さんも自分で言うほどの美少女だし、他の男子にこの状況を知られたら、ボコ殴りにされるな。しかも、この状況を楽しく思いながらも、彼女たちに女性としての魅力を感じていないとか言ったら、吊るし上げられてしまいそう。 #twnovels

2019-11-02 15:11:16
夢乃 @iamdreamers

つくづく、こんなぼくが彼女たちのセックスフレンド(二人はまだ予定だけれど)でいいのか?と思ってしまうのだけれど、まあ、彼女たちが望んだことなのだから、深くは考えないことにしよう。 「あ、天袮ちゃん、お帰り」 飛んでいったボールを打ち上げずに受け取めて、堰脊さんが言った。 #twnovels

2019-11-02 15:11:47
夢乃 @iamdreamers

「ただいま。みんな、楽しんでくれてる?」 「うん、とってもっ ありがとね、こんな素敵な場所に誘ってくれて」 答えたのは四季嶋さん。朱藤さんが(アンタは勝手に割り込んできたんだろ)とかぶつぶつ言っているけれど、それほど迷惑そうではない。 #twnovels

2019-11-02 15:12:15
夢乃 @iamdreamers

それよりぼくは、朱藤さんがどことなく気落ちしているように見えるのが気になった。どこが、とは具体的には言えないのだけれど。 「天袮ちゃん、何かあったの?」 我ながらストレートに過ぎるな、とは思ったけれど、婉曲な表現って苦手で。 #twnovels

2019-11-02 15:12:45
夢乃 @iamdreamers

「え? アタシ、何か変かな」 「変て言うか、気落ちしている、のともちょっと違うか、覇気が落ちてる、ような気がする」 落ちていると言うか減っていると言うか。 「別に何もないけど・・・あー、でも気になるっ」 突然、ぼくに詰め寄る朱藤さん。 「わっ 何?」 #twnovels

2019-11-02 15:13:16
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