3次元データがひらく人文学の世界:まとめ

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atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

江添:世界的に著名なオスティアのキューピッドとプシュケーの彫刻。貸し出しの需要が多く現地博物館に行っても見れないことがある。実物が不在の時に3Dデータが補完できるのではないか #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 13:37:38
石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

「もし、毎日発掘状況の写真を撮り続けていたら、発掘過程を3次元化し、発掘者以外が発掘を検証することができる。1グリッド8方向、高さを1mと3mのアングルで写真を撮ることは十分3次元化できる。」(江添報告より)

2021-03-13 13:40:20
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

江添:従来→研究者は、2Dの写真・図面記録から3Dの状況を「脳内で」再生していた。3Dデータはこれを実体化、公開、共有できる。図化が困難な対象にも有効。さらに毎日の計測記録により再検討・再検証が可能になる→調査研究の透明化・オープン化 #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 13:41:36
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

江添:提言 ・考古学の発掘データを他者が検証可能なデータにしましょう3次元データのものとなる写真だけでも撮影しましょう時空を超えて観察の楽しみが伝わるデータを作成しましょう実践例を共有して、3次元記録の標準化を図りましょう #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 13:47:38

Qalawun VR Projectの試み-VRツアーをつくる・活用する-

atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

報告2本目、熊倉和歌子さん(東外大AA研)「Qalawun VR Projectの試み−VRツアーをつくる・活⽤する−」 他にはない唯一の試みではなく、誰でもできるプロジェクト😍 対象は13世紀中世エジプトの建築 #3次元データでひらく人文学の世界 twitter.com/fujimicho/stat…

2021-03-13 13:51:00
atsushi_noguchi🌧 @fujimicho

開始しました!! 現場での計測・記録と解析から、普及・公開、さらに学術出版から新しい人文学研究の展開まで議論する予定です。期待大 まずは永井正勝 @mntcabe さんによる趣旨説明 #3次元データで開く人文学の世界 twitter.com/U_PARL/status/…

2021-03-13 13:03:29
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:VR/ARの研究への応用ができるか? 若い人たちに関心を持ってもらいたい。ウェブに親しんでいる世代へのアピール。新しい試みにより先細りの人文学の状況を打開する😮 ☞インスピレーションはアサシン・クリードのディスカバリーツアー <わかる #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 13:53:18
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:従来の建築物の記録は2D→個々の要素の配置や空間的文脈の記録は困難だった(例:柱の形状や装飾と建物内の配置、全体の空間構成)→3D化により記録と再現が容易になるのでは→より簡便な手法として全天球画像を採用 #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 13:58:12
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:リコーTheta Z1を使用。ボタン一つで全天球画像を取得 ☞ オープンサイトで地表面の平面な対象をおもに扱う考古学・埋蔵文化財ではピンとこないかもしれませんが、建造物や屋内ではめちゃ効果的ですよね (持ち込みや使用時のチェック回避というのはご愛敬😅) #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:03:14
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:多量の画像の整理、付加情報(重要)の作成が手間。ここは専門家の領分ですね。全自動にはならない。 VRツアーは委託で作成。Matterportも検討したが天井の「抜け」が... #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:06:29
石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

多くの方が、プロアマ問わずデータを生成できる時代になっている。データに飲み込まれないために、使われるコンテンツ作りが必要」(熊倉報告より)

2021-03-13 14:08:27
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:コロナ禍とVR、タイミングもありかなりの反響。とくに学界・専門家から。コロナはオンラインでの情報公開・流通にも大きな影響を与えた(この潮流はたぶん不可逆ですよね) 一方でプロ・アマを問わない情報が多量に流通→情報の海に飲まれないように #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:08:49
石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

可視化の作業は論文では無視できることがらでも、無視できない影響を与える。可視化そのものが研究成果として大きな意義がある。」(熊倉報告より)

2021-03-13 14:11:41
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:今後の取り組み、公開から学習コンテンツへ。用語解説、イラスト・マンガを利用した再現。 「可視化作業はすなわち、研究を煎じ詰める作業だ」<これ300%同意。「可視化」を「解析」「コーディング」に置き換えても同じですね。 #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:11:34
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:研究を煎じ詰めたあと「材料」はどこへ? 可視化作業の過程、参照した情報を公開する <オープンデータ×オープンメソッドはオープンサイエンスの一丁目一番地です😍 そしてPublic Humaniteis。これは、これから勉強します #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:13:49
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

熊倉:今後の展開 ・歴史空間の学術編集版を目指す ・モノを含めた空間の再現→ヴァーチャル空間、博物館連携 ・「みんなで」的要素を取り入れる(先行事例:みんなで翻刻)→人文学を「ひらく」、垣根を越えた共有知 「意義は、意図を超えたところに付与されうる」 #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:18:27
atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

つづいて私の出番です。Twitter実況はできませんので、また後ほどお会いしましょう!! #3次元データでひらく人文学の世界

2021-03-13 14:22:05

3. 3次元データの可能性-学術研究と文化遺産保護の両面から-

Masakatsu Nagai @mntcabe

さて,真打の御登壇です. 「3次元データの可能性-学術研究と文化遺産保護の両面から-」野口 淳 #3次元データでひらく人文学の世界 u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japan…

2021-03-13 14:26:24
atsushi_noguchi🌗XRmeerup奈良6/21 @fujimicho

考古学者。日本・南アジア、旧石器時代。3D計測。考古グラメトリスト。モバイルモバイルスキャン協会理事。#考古学情報処理 A Japanese archaeologist, S. Asia and Japan, Palaeolithic, 3D, morphometrics, etc. #JASPAR #3DLM

https://t.co/dZWvpgFZh7

石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

「しかし、可視化作業が研究だとするならば、そのプロセスの再現性も担保される必要があるのではないか。学術成果としての可視化の位置づけが必要となる。」(熊倉報告より)

2021-03-13 14:13:28
Masakatsu Nagai @mntcabe

野口 淳 「3次元データの可能性-学術研究と文化遺産保護の両面から-」 3D計測データは空白だった領域・範囲を補う #3次元データでひらく人文学の世界 twitter.com/fujimicho/stat…

2021-03-13 14:42:50
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