ソサイエティ の翻訳

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冷や奴 @hiyayakkoo

んで「societyという英語の語源を考えてみよう。これは、ラテン語で「親交、友愛、絆」を意味するsocietas(ソキエタース)からできた言葉で、さらに遡れば「仲間」、「友」を表すsocius(ソキウス)という語に由来する。」kitashirakawa.jp/taro/eigo48.ht…

2012-02-23 23:58:22
梅木 宗広 @am_umeki

<語源雑学>「ソサイエティー」”社会”を指すソサイエティー(society)は、同じ意味のラテン語societasから来ている。このラテン語は「仲間」という意味のsociusに抽象名詞を作る接尾辞-tasをつけたものである。

2015-09-01 07:52:17
ぼっち @larcfortdunord

英語のsocietyの原義はラテン語のsocius=companion「同胞(はらから)」であった。1530年代から「他者との親密な関係」の意が加わり、1630年代から「ある秩序のもとで共生する人々の集団」の意が、1823年に「(上流の)流行を追う人々とその振る舞い」が加わった。

2012-12-28 07:43:27
歴史bot @history_theory

「社会」という概念がしっかりと成立していくのも、19世紀中頃のことです。 コントと、英国のハーバート・スペンサーは、「社会」(原語のsocietyは「人の集まり」や「社交」が本来の意味)を、単なるバラバラの個人の集まりではなく、

2020-08-23 21:58:28
歴史bot @history_theory

一つの有機体的なまとまりとして捉える視点を提示し、影響力をもちました。 隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』2018

2020-08-23 21:58:29
h @_h_japan

@saeco ちなみにラテン語societasは「共通の目的をもつ団体」の意味だったけど、英語societyは16世紀後半に「生活共同体を構成する人々」という今日的な「社会」の意味を獲得。17世紀後半に仏語、18世紀後半に独語、19世紀後半に日本語でも、社会を意味する語が誕生。

2011-07-23 03:08:22
新家博/Niinomi Hiroshi @ashikabiyobikou

今では、society=社会、social「社会的」という言葉が分かった気になって使われている。だが、日本にsocietyがないために、昔は訳語に七転八倒。様々な訳語が登場した。 「侶伴」「相伴」「寄合」「集会」「仲間」「懇」「交り」「会(なかま)」「会社(くみあい)」「連衆」 まだまだある。

2021-05-30 09:58:30
新家博/Niinomi Hiroshi @ashikabiyobikou

「交際」「合同(いっち)」「社友(しゃちゅう)」「人間交際」「交際」「交り」「国」「世人」「政府」「仲間連中」「世俗」「仲間」「人民の会社」「仲間会社」「会社」「総体人」。 この訳語の多さは、いかにsocietyが日本人に分かりにくいかの証左である。実は、今も変らない。

2021-05-30 10:00:47
新家博/Niinomi Hiroshi @ashikabiyobikou

@TOKA_Music いえいえ、福沢だけでなく、societyの訳に日本人は四苦八苦しています。柳父章『翻訳語成立事情』によれば、次の如くです。 「侶伴」「相伴」「寄合」「集会」「仲間」「懇」「交り」「会(なかま)」「会社(くみあい)」「連衆」「交際」「合同(いっち)」「社友(しゃちゅう)」

2020-03-09 16:15:50
新家博/Niinomi Hiroshi @ashikabiyobikou

@TOKA_Music また、福沢諭吉も次のようないろいろな訳を試みています。 「人間交際」「交際」「交り」「国」「世人」など。 また、中村正直の訳では次の如し。 「政府」「仲間連中(即ち政府)」「世俗」「仲間」「人民の会社(即ち政府をいう)」「仲間会社(即ち政府)」「会社」「総体人」

2020-03-09 16:18:02
新家博/Niinomi Hiroshi @ashikabiyobikou

@TOKA_Music これが、今、social「社会的」、society「社会」という訳語だけで学者は通そうとしています。私はそりゃあ無理だろうと思うのですが、社会学者の方によると、これが専門家たちの専門用語らしく、この訳語以外を使うことは「御法度」の空気が支配しているらしいのです。なんともはや、です。

2020-03-09 16:20:12

society 世間

南西諸島ピースプロジェクト @tarabo99

社会とは日本の明治時代の近代化=西欧化の過程のなかで、1877年ごろに英語の「society」を翻訳したものである。当時の人が、この「society」の訳語として「世間」をあてなかったのは、この「society」という独特の西欧の人的関係が、当時の日本には存在しなかったからだ。

2016-09-25 17:39:56
arupaka 🦌 @komakusaryama

「世間」と「社会」。societyの翻訳としての「社会」、societyの意味は「世間」に近いが、翻訳で「社会」という言葉ができて、意味が「世間」と分離。「世間がみてる」はOK「世間に入る」×。「社会」が合理的で理想的なものに。 翻訳がおかしくした例 #ken #ネタ #経済 #社会 #言語 #ouj #放送大学

2019-12-21 12:42:13
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

歴史学者の阿部謹也は、「社会」とは異なる概念としての「世間」について、興味深い考察を行なっている。阿部によると、明治時代移行、近代化の流れにおいてsocietyの訳語として「社会」が、individualの訳語として「個人」がそれぞれ割り当てられるが、それ以前の日本には同様の概念がなかったという

2021-12-06 15:08:27
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

一方で「世間」は、万葉集の時代から現在にいたるまで、多少の意味を変えながらも、日本人の日常生活に浸透してきた。「世間」とは「個人個人を結ぶ関係の環」であり、自分の意志によってつくられるものではなく、所与のものとして存在し、英訳しにくい概念でもある。

2021-12-06 15:08:50
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

もともとのsocietyは、尊厳ある個人によってつくられる集合体を意味する。だが、西欧的な意味での個人が成立しないままに、近代的で合理主義的な法制度や経済システム、インフラなどの形で「社会」が輸入された……

2021-12-06 15:09:40
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

一方で、非合理、感情的、義理人情を体現する「世間」の人間関係が日本人の近代化を支えてきた。だが、「世間」は「非言語系の知」として学問やメディアでは等閑視され、「社会」という言葉が通用することになったことで、本来のsocietyがもつ意味と日本の実情との間で乖離が無視されるようになった…

2021-12-06 15:10:11
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

福祉国家が整備する社会保障制度は、「社会」という、近代的で合理主義的なシステムに依拠したものである。この体系化されたシステムにおいて、すべての人は社会保障を受ける権利を有している。

2021-12-06 15:10:31
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

だが、「世間」というフィルターを通したとき、「他人様の世話にはなりたくない」「生活保護は受けたくない」という言葉の裏側に、システムとしての「社会」とは異なる世界が広がっていることに気がつく。

2021-12-06 15:10:58
三津凛@読書会&勉強会 @rinrin7523

この視点の違いを認識することが、「社会」と「世間」の両方から疎外された人たちの喪失と悲嘆を理解しようとする上で、手がかりになるのではないだろうか。 「臨床心理学126 喪失・悲嘆ー存在と不在の『あいだ』で回復を求めて」 貧困と疎外「社会」と「世間」のあいだで 金井聡

2021-12-06 15:11:28
キラ @tyokowithkira

「世間」と「社会」の始まり       鴻上シリーズ 日本で最も一般的で強力な「世間」は江戸時代までの村、「村落協同体」です。 農耕の為に村は一つに纏まる。村全体の価値が共通。村という「世間」は村人全体の幸福を追及。優しさや親切心では無く、村全体が生き延びる為に村の掟は絶対でした。

2018-11-30 20:50:22
キラ @tyokowithkira

明治になった時「世間」が一番強いルールでは都合が悪くなった。強い国家になる為に義務教育の制度、税制、徴兵制、裁判制度を確立する必要が有った。村、商家、武家という「世間」が強すぎると国家としての纏まりが生まれない「世間」を飛び越え「国民」という自覚を持たせる為に、もっと大きな仕組み

2018-11-30 21:06:07