エキエル編ナショナル・エディション日本語版、一体何が起こっているのか《1》

ポーランド語を読めない監修者の先生が、翻訳者に確認しないまま内容を大量に変更し出版。結果、原文の意味が伝わらない、訳を元に戻さなければいけない箇所が何百も。しかし紙・オンラインともに正誤表が出される予定はなく、翻訳者が自分で読者に知らせるしか方法がありません。このままでは日本中(ピアノ人口は約200万人?)に深刻な影響が。 《2》私たち(国内外)の声を受け止めて はこちら: https://togetter.com/li/1840690
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

@sao18101 目次のページ以外にも エキエル先生が大変にこだわった点、 コンセプト全体にかかわる点、 これらが破壊されているところがあります。

2021-11-22 13:20:40
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

@sao18101 私は懸命に監修者の先生に訴えたのですが 強行されてしまったのです。

2021-11-22 13:25:12
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

@masaaki_toyosu Masaakiさん、ポーランド側はこう言います: 「日本側が色々なことを言ってくる。 こうしたい、ああ変えたいなど。 気に入らないことも多い。 しかし『日本の実情ではこうだから』『日本ではこの方が売れる』などと言われると自分たちにはわからない。(変なの、と思っても)だめとは言っていない。」

2021-11-22 15:01:35
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

@masaaki_toyosu つまり監修者(全音)は 「PWMはいいと言っている」 と言えばいいと単純に思っているけれど それはあまりに想像力に欠け、実態は違う。 日本の多くの人が望んでいないことを 「これは日本ではこうだから。  日本ではこうしたほうがいいから」と 監修者(全音)が主張している場合があるのです。

2021-11-22 15:15:03
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

[透明性が重要] 翻訳者の声: 「監修の立場を辞して頂くべき」 「監修など到底無理」 「そんな無責任な監修者はあり得ない」 「監修者は必要ない」 「(こんな)監修者はナショナル・エディションのようなレヴェルの仕事には必要ない」 「監修をお辞めになるべき」 全音側もすべて既読。ご存知です。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-24 21:18:46
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

[透明性が重要・重版] (この短時間のうちに 日本を代表するポーランド文学者、巨匠に 修正原稿を見てもらったことに対し) “今回の仕事としてはお願いしていない、 誤解を生まないようご注意頂きたい” とあからさまに不満表明。 監修者の先生は 良いものを出そうというお気持ちがありません。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-21 23:02:56
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

@ttssyypp きゃっとさん、要するに ポーランド側は、何が起こっているかを まだあまり実感できていません。 翻訳内容が勝手に変えられてしまっても それは日本語だから、ポーランド人は 日本語版を眺めていてもよくわからない。 日本語以外で目につく点で ポーランド側が仰天したものはいくつもあります。

2021-11-24 22:36:43
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

@ttssyypp ポーランド側が驚愕したのは、 全音オンラインショップのサンプルページで見られる 目次のページ、そして脚注についてです。 また、カミンスキ先生は今日まで 日本語版の現物を1冊も手にしていません。 見ることができていないのです。

2021-11-24 22:40:37
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

例を挙げます。 もし、ある国のきちんとした音楽出版社が Waltz in A-flat major Op.34 No.1 を 왈츠 降A大調 作品34の1 と (韓国語)(中国語) (日本語) 平気で大真面目に表記していたら 私たちは目を疑い、冗談かと思うでしょう。 twitter.com/eisho353/statu…

2021-11-25 15:15:53
Eisho Hayashi @eisho353

記憶の中にあるエキエル版と(現物は段ボールの中で今見れない)、サンプルの日本語版を見比べると、なんか違う気がする。具体的にポーランド側はどんなところに驚愕したのでしょうか? twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-25 13:32:33
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

原版の目次ページ。 ポーランド語と英語の併記です。 Walc / Waltz As-dur / A♭ major op.34 / Op.34 Nr 1 / No.1 s.(strona) 22 / page 22 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/cN1tbb6CnQ

2021-11-25 15:38:40
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ポーランド語の表記では 調性は必ず dur と d は小文字です。 作品番号は op. と o (オウ) は小文字です。 画像: ショパン・コンクール予備予選での曲目表示 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/r4uPr9xKlA

2021-11-25 15:54:48
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ポーランドで As-Dur と、D を大文字で書くことはありません。 ポーランドでは常に As-dur と、dur の d は小文字です。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-25 16:02:29
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ドイツ語では、Dur も dur も 両方の場合を目にします。 画像: ベルリン・フィルハーモニーで聴いた マウリツィオ・ポリーニ オール・ショパンのリサイタルのプログラム前半より (演奏後に楽屋で マエストロ・ポリーニとエキエル先生について お話しした思い出深い日でした。) twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/77ZG3RmuY3

2021-11-25 16:25:48
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ドイツ語表記でも Dur ではなく dur と d が小文字になっている例です。 ヘンレ版の シューベルト: ピアノ五重奏曲「鱒」イ長調 D 667 ペータース版の ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/gYT0X4splN

2021-11-25 16:34:15
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

つまり、調性表記は As-dur は ポーランド語表記でもあり、ドイツ語表記でもある。 As-Dur となっていたら ドイツ語表記です。 ショパン・コンクールのプログラム(ポーランド語表記)で Dur と D が大文字になっていることはありません。 必ず As-dur と dur の d は小文字です。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-25 16:45:10
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ショパンの作品の場合、 ドイツ語表記 Dur でも大丈夫な(おかしくない)のは ドイツ語圏の出版社が出しているショパンの楽譜、 ドイツ語圏での演奏会やコンクールのプログラム、 ドイツ語圏の人が書いている場合などです。 画像: ウィーン原典版の ショパン: 即興曲集 より twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/ivOM9RDQ5x

2021-11-25 17:00:25
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

エキエル編ショパン・ナショナル・エディションに 戻りましょう。 左が原版(ポーランド語と英語の併記)、 右が日本語版です。 どうぞご覧ください。 日本語版は この目次のページをかなり変えています。 こうする必然性はありません。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/OYxQ3Cpmq0

2021-11-25 17:32:38
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

CONTENTS と突然 英語が出現し、 Valse となぜか フランス語を楽譜本体のタイトルページから持ってきて、 Es-Dur となぜか調性は無理に ドイツ語の大文字に変え、 英語 フランス語 ドイツ語 の見事に節操のない言語のごった煮、ごちゃ混ぜに ポーランド側は「見た途端ぎょっとした」と。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/spUDfvVsOw

2021-11-25 17:38:11
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

日本語版監修者はなぜ わざわざ手間をかけてめちゃめちゃにしているのか。 例えば、 まずこちらをご覧ください。 ワルツの巻の原版、 楽譜本体のタイトルページの例です。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/Bmy2JFDDm6

2021-11-25 18:07:03
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

原版では 目次はポーランド語と英語の併記、 楽譜本体の最初のページ、タイトルはフランス語。 これには理由があります。 このページは楽譜です。 目次と楽譜本体は違います。 なぜか。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-25 18:12:20
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

これはワルツ 変ホ長調 作品18。 ショパンの自筆譜です。 (少しかすれ気味ではありますが) Valse というタイトルが見えるでしょうか。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/52W4fn5ixM

2021-11-25 18:19:45
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ワルツ 変ホ長調 作品18。 こちらはフランス初版です。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/ieWVNDuLXr

2021-11-25 18:21:23
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ワルツ 変ホ長調 作品18。 次にドイツ初版です。 ドイツの版ですが、タイトルのワルツは フランス語です。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/dck2HUf24j

2021-11-25 18:23:27
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

ワルツ 変ホ長調 作品18。 そしてこちらはイギリス初版。 イギリスの版ですが、やはりタイトルのワルツは フランス語です。 twitter.com/YukoKawai/stat… pic.twitter.com/zo3X9umf0V

2021-11-25 18:25:37
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Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

つまり 自筆譜も、仏独英の初版も 当時すべてタイトルはフランス語 (Valse) 。 ナショナル・エディションでは 「初版(の楽譜で)でこう記されていたよ」というのを 楽譜そのもので示します。 目次は 解説部分と同様、 ポーランド語と英語で統一します。 考え抜かれているのです。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-25 18:35:09
Yuko Kawai 河合優子 @YukoKawai

監修者の先生は 「出版時フランス語タイトルだったから」と 目次にも仏語を持ってきた。 また調性は、そうする必然性がないのに わざわざ大文字に変え、ドイツ語に。 エキエル先生はなぜ 目次でフランス語タイトルにしていないのか、 監修者はよく考えようとはしない。 すべてを安易に変えすぎる。 twitter.com/YukoKawai/stat…

2021-11-25 18:44:47
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