国家的な有事に科学者はどうコミュニケーションをとっていくか

平川先生を囲んで「憂慮する科学同盟」の必要性について議論。政治性とどう向き合うか。
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Hideyuki Hirakawa @hirakawah

そうやって社会として成熟しないとですね。岩波科学に書いた「専門知の民主化/民主制の専門化」とはそういうことの一環だと考えてます。RT @kumakiti2ch: そういう専門家を選べるような国民も必要になるわけですから、相互作用と循環関係かと。RT 良い意味でのエリート主義

2011-09-09 12:31:44
あらら @A_laragi

憂慮している姿勢を出したくないから、憂慮しないようにしてる人も少なくないかもしれない。

2011-09-09 12:32:44
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

教えを請いにいくなんてことしないで、サッサと立ち上げて、連帯を申し入れるのがいいんじゃない?RT @skasuga: ってことで「憂慮する科学者同盟」をつくるべき時期なんだと思うけどなぁ…。とりあえず任意団体から初めても… (cont) http://t.co/hOF7Jrt

2011-09-09 12:35:01
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@skasuga 四の五の言わず、ここはもう立ち上げてしまってはどうかと思う。ATTAC Japanアカデミーとも関わるかもしれんけど、もう各方面呼びかけて日本版「憂慮する科学者同盟」、少数からの出発でもいいから作ってしまう。(既存の団体からの「政治的距離感」は難しいけど。)

2011-09-09 12:37:56
KASUGA, Sho @skasuga

多分、クリティカルマスみたいなものがどっかにあって、未踏なのでハッキリとは言えないけど、多分会員数四桁とか、事業費一千万とか… @hirakawah

2011-09-09 12:46:56
KASUGA, Sho @skasuga

例えば会費が一万円取れれば千人で一千万だから専従研究員を一人雇える。会費三千円なら、三百万で残りを大口の寄付や財団で補填とか… @hirakawah

2011-09-09 12:49:07
KASUGA, Sho @skasuga

そうすると会員名簿も管理できるし、会員の満足感のある会誌発行なんかもできるだろう、と。@hirakawah

2011-09-09 12:50:34
KASUGA, Sho @skasuga

ところが、日本でのこれまでの経験だと、さっきのえのきさんとやってたやつなんかもそうですが、そこが突破出来ない、という印象です。@hirakawah

2011-09-09 12:52:01
KASUGA, Sho @skasuga

だから、どかっとマスで会員を確保するイベントでもうつか、財団でも紹介してもらうか、そのあたりから始めた方がいいのではないか、と… @hirakawah

2011-09-09 12:53:40
KASUGA, Sho @skasuga

いずれにしても、組織のための組織が必要、というのが日本の現状かと思います。@hirakawah

2011-09-09 12:54:33
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

科学者としても一個人としても党派性を嫌う人は多いですからね。もっと広い価値へのコミットメントでも党派的なものとして警戒される面もありますし。RT @M_shirabe: まさに RT @tkonai: 仮に憂慮していても憂慮しているという姿勢を出したくない科学者は少なくないでしょ

2011-09-09 13:01:38
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

うぅぅ、結局そこにぶつかるわけだよね。さっきのに続いて「有能な事務局長が必要」とも書こうと思ったけど、より大きな問題。RT @skasuga: 結局それだと越えられない壁があるというのがこれまでの教訓だと思うんですよ。 @hirakawah

2011-09-09 13:03:03
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

一般に教授クラスは(社会センスとしても)有能な人ほど、学内運営業務等で殺人的に多忙という状況はあるね。RT @skasuga: NPOサイコムジャパンの時の問題は、結局運営が・・元研究者だらけになっちゃったこともあるかな。研究者自身に危機感が足らないのか、それほど自由が拘束されて

2011-09-09 13:08:32
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

ですよね。科学者に限らず日本人全般に共通する傾向でもあり、科学者だとらに強い気がします。RT @konamih: 党派性以前に政治性を嫌う人も多いと思います。 RT @hirakawah 科学者としても一個人としても党派性を嫌う人は多いですからね。

2011-09-09 13:09:45
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

同じ認識です。RT @konamih: 私は政治性と党派性はちがうと思うのだけど,後者を嫌う結果として政治性をも避けるということが多いのかも知れません。 RT @hirakawah @M_shirabe @tkonai

2011-09-09 13:11:19
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

再三書いてますが、中立的に振舞おうとして、既存の圧倒的に不均衡な権力関係のなかで既成勢力にナイスアシストしてしまうとか。RT @M_shirabe: @konamih @hirakawah @tkonai 政治性を嫌うという立場自体が状況に応じて極めて政治的なポジショニングになる

2011-09-09 13:12:35
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

社会学的にいうと「政治」はagent、「政治性」はagencyの問題で、後者は誰も逃れられないことなんだけどね。RT @M_shirabe: @konamih @hirakawah @tkonai いわゆる「政治」と政治性は違うというところが科学者にはどう思われているかはよくわか

2011-09-09 13:16:19
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

で、まぁ、集まるのは退職した世代の人たちで、かなりの割合で党派的な人が多く、それが多くの研究者への斥力になるという。。RT @r_shineha: @skasuga ぶっちゃけ現役の多くの人には余裕はないんじゃないかなあ。

2011-09-09 13:18:19
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

「孤立を恐れず」ではなく「団結を恐れず」ですね。RT @konamih: 私が考える(よい)政治性というのは,主張の社会的な正当性を表出するために党派的であるとして忌避しないで,むしをメディアとして自由に使うことができるという感じですかね。@M_shirabe @tkonai

2011-09-09 13:20:23
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

己が主張の正当性についてreflexiveじゃないと、主張ありきのいわゆる「党派的」なものになつちゃいますからね。RT @M_shirabe: @konamih @hirakawah @tkonai はい、賛成です。その上で、どうreflexiveで有り得るかといったところだと自

2011-09-09 13:21:49
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah @M_shirabe @konamih @tkonai 横から失礼します。科学者の方々が党派を作るというか、政治的な活動になるのはどうかと思います。それよりも政党、利権、官僚などに関わることのないところから、科学的情報を発信してくれる政府の諮問機関があれば。

2011-09-09 13:26:12
orcajump @orcajump

あたりまえだけど、できない、できないと議論しててもできない。やりたい人が、どうやったらできるかを議論しないと前に進まない。

2011-09-09 13:28:33
orcajump @orcajump

だから実現したくて議論を始める人は、「そんなのできないよ」という意見は聞くに値しないと割り切るしかないよ。欲しいのはどうやったらできるかという意見。でしょ。

2011-09-09 13:32:27
KASUGA, Sho @skasuga

フランスの科学者による大学封鎖運動は、学生や若手が「そろそろ研究に戻りたいんだけど…」っていうのを学長連合が押さえて続けたらしい。考えて見れば学生運動世代がそろそろ学長なわけで、日本のその世代はなにをやっとるんだ、という…w

2011-09-09 13:34:00
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

思想地図β2の東さんの巻頭言はまさにそこを書いてましたね。そのうえでどう希望を持てるかの問題提起。RT @A_laragi: 「ああ、もともとバラバラだったんだな」とみんなが気づいたときに、「チャンスだ」とはなかなかならない。むしろ、「じゃあもうどうでもいいや」とすさみがち。

2011-09-09 13:34:45