栃木県南部と茨城県西部の神社の装飾彫刻 (宮彫り)めぐり
3箇所目は間中地区に鎮座の間中稲荷神社さん。こちらの本殿の覆屋は目線の高さを除いて格子の上から金網でガードされていますが、金網自体は目が粗いタイプに加えて光量も申し分ないので、それほど鑑賞には差し支えありません。 pic.twitter.com/GbGTb4MF0e
2022-07-25 21:46:06本殿は全面彩色スタイルですが近年に修復が行われたものと思われ、剥落もなく美しい状態が保たれています。胴羽目の題材は順に高砂の尉と姥、鶴と蓑亀、李白観瀑ですが、正徳5年(1715)という やや古い時代のためか大らかさを感じる作風となっています。 pic.twitter.com/FK7hyLMgWe
2022-07-25 21:55:19金井神社(下野市 小金井)
小山駅前でレンタサイクルを返却後、最後に向かった4箇所目は下野市・小金井地区の金井神社さん。こちらの本殿覆屋は上部が目線の高さまで板塀で目隠し状態&下部は庇の付いた格子による瑞垣となっており、鑑賞時は低い位置から覗き込む形になり、また周囲の竹林のため光量も少なめとなっています。 pic.twitter.com/y9OSaKgRQ4
2022-07-25 22:11:00本殿は部材に地紋彫りこそは施されていませんが、昇龍・降龍を丸彫りした向拝柱や海老虹梁も含めて周辺地域ではトップクラスの装飾性を誇ります。※胴羽目は順に周の武王を殷軍の武将・方相から守護する金龍、韓信の股潜り、鞍馬山で烏天狗の剣術稽古を見る牛若丸と僧正坊 pic.twitter.com/jMqMCGxfW2
2022-07-25 22:27:39とりあえず翌日は普通に出勤ということもあり、当日はここでタイムアップとなったので、日没までは余裕はあったものの帰路に就くこととしまして、2日に亘る茨城県西部&栃木県南部の宮彫めぐりは終了したのでした。 pic.twitter.com/WRy1xqSieA
2022-07-25 22:39:22参考書籍はこちらです。