EU代表部: “緊急時におけるリスクコミュニケーション”

「緊急時におけるリスクコミュニケーション」 ~日欧のメディア・科学者・政府間の意見交換会~ 日時: 2011年10月1日(土)13:30-16:55(受付開始13:00-) 会場: グランドプリンスホテル京都、ロイヤルルーム 主催: 駐日欧州連合(EU)代表部、欧州連合加盟国、政策研究大学院大学 続きを読む
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I2TA @i2ta

SAGEは政治家と分かりやすい言葉でコミュニケーションしている。これが最も重要。独立性が大事。スタマンさん:もちろん同意する。だが最初の2、3日というときはどうか。べディントンさん:その決定は間違いうる。

2011-10-01 14:41:31
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フロア:誰が最終的に責任を取るのか。スピードと決定はトレードオフだろう。有本さん:日本でもコミュニケーションの自由を保ちながらユニークボイスを出すこと、どうすればいいか。学術会議にデータが何も流れて来ない。新聞のデータしかない。そこの基本的なところからしないと。

2011-10-01 14:44:30

:パネル2 「メディアと科学」 モデレーター:フィリップ・キャンベル
メディア(欧) ジョエル・ルジャンドル RTL France 特派員
メディア(日) 足立旬子 毎日新聞
科学(欧) ロジャー・キャシュモア 英国原子力公社
科学(日) 平朝彦 独立行政法人海洋研究開発機構 理事

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続いてパネル「メディアと科学」。フィリップ・キャンベルさんがモデレーター、ジョエル・ルジャンドルさん、足立旬子さん、ロジャー・キャシュモアさん、平朝彦さんの紹介。

2011-10-01 14:47:16
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ルジャンドルさんから。リスクコミュニケーションに関する矛盾的状況。情報のネットワークをどう使うか。将来のトラウマを防ぐこと。リスクをメディアでアセスメントできなければならない。日本で驚いたことに、平気で嘘をつかれる状況、不透明性。メディアは透明性、アカウンタビリティを求める。

2011-10-01 14:53:46
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足立さん。東電や保安院に通いつめていた。霞ヶ関の経験として、スタマンさんが言ったように最初の数日、一週間の報道が大事だったなと思う。原子炉はどんな状況なのか、政府や東電の決定は妥当かについて判断しなければならない。専門家に聞くようにしているが、今ある情報で報道しなければいけない。

2011-10-01 14:56:38
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あと、専門家の誰に訊くのか。個人の意見を聞いて選ぶ。もし科学界から早い段階で情報が出てくるならいいなと。また、こういう場合もある、こういう場合も、ということが日本で受け入れられるか。皆、事故は起きない前提で動いている。平時から考えないと、と思う。

2011-10-01 14:59:13
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本当に基礎的なところから繰り返しやらないと、普段からリスクコミュニケーションをやっておけば。あと、個人的な悩みが研究所に殺到している。初期の段階でのこうしたことをどうにかしないといけない。

2011-10-01 15:00:58
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着いたばかりのキャシュモアさん。健全な科学のコメントが欲しいなら、透明性がなければならない。まず、福島のことなどをメディアが報道するときには、はっきりと伝える術がなかったのでは。記事と見出しが異なり、見出しがセンセーショナルになりがち。

2011-10-01 15:04:07
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EUではメディアの報道を調査した。各国で報道がバラバラであった。また、放射線とか、メディアの人々はきちんと内容を検証していないのではないか。チェルノブイリの数字もいい加減なものが多いにも関わらず、引用される。原子力についても、もっとまともな議論を展開しなければならない。

2011-10-01 15:07:58
I2TA @i2ta

最後に、メディアに誤った情報が入ってくるときに対して。トレーニングはもちろん大事だが、災害時のコミュニケーションをあらかじめ考えておくことが必要。そのための専門的な人も要る。

2011-10-01 15:09:35
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平さん。《何も知らない》学術会議にも属している。水素爆発による塵は東京上空を通過していて、政府はその情報を把握していた。前線の位置が異なっていたら東京にホットスポットが無数にあっただろう。この情報を知らせるべきか。科学者たちは知らせるべきとした。

2011-10-01 15:13:53
I2TA @i2ta

他方、濃度が分からないのでパニックを起こし、メディアも煽るだろうと言う者もいた。だが、科学者は国民を信頼すべき。その後、様々なところが予測データを出している。完全にバラバラでも困るので、学術会議でそれをまとめている。だが、感心するくらい学術会議が機能しなかった。

2011-10-01 15:15:58
I2TA @i2ta

情報もなければ、コンサルテーションもない。ぜひこの問題をメディアも取り上げて、ともに掘り下げてもらいたい。

2011-10-01 15:16:48
I2TA @i2ta

平さん:公開性ということについてのJAMSTECの基準は、政府からの仕事は全部政府に上げている。問題はそれにプラスαのデータについて、取り扱いが非常にファジー。文科省に伺いを立てている。緊急を要するものが出てきたら、これは問題。

2011-10-01 15:19:37
I2TA @i2ta

フロア:自然災害のリスクコミュニケーションの社会的影響と、国際的影響について。安心面に関して、メディアの役割は?セシウムなどの韓国などに与える影響を考えたときにメディアと科学者の役割は?ルジャンドルさん:求めているのは事実。毎日、報道できる態勢を整えておくこと。

2011-10-01 15:23:26
I2TA @i2ta

信頼できるソースを明確にしておく。足立さん:保安院に海水への放出に関して条約について訊いたが、対応できてなかった。いまは海洋汚染ゴミの問題。問題ばかりでなく、代替策を出すようにしている。平さん:日本のコミュニティ全体の声が海外に発信されなかった。学術会議がダメだった、すみません。

2011-10-01 15:26:54
I2TA @i2ta

キャシュモアさん:いい事実と悪い事実があり、事実は修正が求められることも問題。空中の汚染物質など制限を廃止して考えるべきか、本当に外国に影響を与えるかについて考えて伝えなければならない。キャンベルさん:議題として、信用と信頼。全体の視点から物事を伝えるためにはどうしたらいいか。

2011-10-01 15:30:00
I2TA @i2ta

コーヒー休憩です。40分から再開します。

2011-10-01 15:30:32

パネル3 「政府とメディア」 モデレーター:角南篤
政府(欧) パウル・リュービヒ 欧州議会議員、欧州議会STOA 委員長
政府(日) 津村啓介 元科学技術政策担当政務官
メディア(欧) ヨハネス・ハーノ ドイツZDF テレビ
メディア(日) 足立旬子 毎日新聞

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パネル3「政府とメディア」が始まりました。角南さんがモデレーター、リュービヒさん、津村啓介さん、ヨハネス・ハーノさん、足立さんがパネリストです。

2011-10-01 15:47:55
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角南さん:公開性とガバナンスの問題。政府の緊急時におけるガバナンス、一方でメディアは情報を公開すること。問題はどの程度の公開か。不確実で不十分な情報、その質が低いときにどうするか。

2011-10-01 15:50:53
I2TA @i2ta

リュービヒさん:私は政府でなく、議会を代表しているので、ちょっと違うが。EUでは色々な機関がある。大使館も今回、色んな情報を上げていた。大使が東京にいながら情報を出していた。メディアはおそれの報道がおおきかったが、希望も報道してもらないと。経済的な影響も。

2011-10-01 15:53:46
I2TA @i2ta

メディアに対し、市民は本当に何が起きているかを知りたいということ。EUはもっと日本と交流すべきと冒頭申し上げた。

2011-10-01 15:55:19
I2TA @i2ta

津村さん:1年間、科学技術担当大臣として関わった。もともと銀行員だったので、専門外と専門家とのコミュニケーションだった。政府の一員として感ずるのは、政府とメディア、ある一面似ているのかと。政治家は現場の方々を政策を通して一般市民をつなぐメディアでもある。

2011-10-01 15:57:59
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