食品用の簡易放射線測定装置でできるだけよい測定を行うために:LB200精密測定編
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(マニュアルのK40補正表をめぐって)
LB200の表はカリウムg/kgに2.5Bq/カリウムgを掛け,さらに密度kg/Lを掛けたのだと思いますが,何となく変な値もありますね @parasite2006 @mw_mw_mw
2011-10-27 12:16:26私も表の上半分を見ている間はだいたいそういうことかと思っていたのですが、下の方へいってキノコを見るとあれっ?と首をかしげました RT @h_okumura @mw_mw_mw LB200の表はカリウムg/kgに2.5Bq/カリウムgを掛け,さらに密度kg/Lを掛けた
2011-10-27 12:39:17@h_okumura @mw_mw_mw ひょっとするとあまり密度の小さいものはLB200では測定しにくいのかも知れませんね。週刊文春のGe検出器との測り比べの時も、緑茶だけはGeより測定値が小さく出ていましたし。
2011-10-27 12:56:48自己遮蔽起因なら高く出ます。RT @parasite2006: @h_okumura @mw_mw_mw ひょっとするとあまり密度の小さいものはLB200では測定しにくいのかも知れませんね。週刊文春のGe検出器との測り比べの時も、緑茶だけはGeより測定値が小さく出ていましたし。
2011-10-27 13:07:57参考:Cs134/Cs137比の初期値は1とは限らない
いつも参考になるまとめありがとうございます。今回の補正係数についてですが、Cs134とCs137のベクレル数の比の初期値が1:1という仮定がされているので、それをa:1のように一般化しておいた方が良いかと思います。λt→a×λtと置き換えるだけですが。@parasite2006
2011-10-27 16:21:03原子力安全・保安院の放出量のデータでは、Cs134とCs137の放出量の比は1.2:1ですが、それらが一様に放出されたわけではないので、食品などに含まれるそれらの比を事故直後の値に換算したものをa:1としたとき、aにはある程度幅があると思われます。 @parasite2006
2011-10-27 16:43:27@MAKIRIN1230 ご指摘有難うございます。その場合aの値はどのようにして確定、あるいは推定すればよいでしょうか?土壌ならまだしも、食品の産地はさまざまです。産地毎、いや生えた畑ごとに初期値を割り出して適用しないと意味のある補正にならないというご意見でしょうか?
2011-10-27 16:53:57@MAKIRIN1230 今回補正係数を算出した簡易型の食品放射線検査装置(スペクトル測定機能がなくすべての放射性物質の量をCs137換算で表示)の主なユーザーは一般家庭、幼稚園、保育園、小規模な小売店、生産者といったそれまで本格的な測定装置などほとんど使った経験のない人が大半。
2011-10-27 17:01:02土壌などのデータから今回の放射性物質の放出に関しては、aの値が大きく1からずれることはないと思いますが、補正係数にはこのaによる誤差が含まれるという認識はしていた方が良いと考えました。 http://t.co/oIdyhF3Z 別紙5 @parasite2006
2011-10-27 17:07:55@MAKIRIN1230 なるほど、福島県下でもCs-134/Cs-137比は1より大きいところも小さい所もあるのですね。この別紙5http://t.co/wX23KRxu は8/13-8/14の測定値ですから、約5カ月前の初期値はどのくらいになるのかな。
2011-10-27 18:07:41Cs137のベクレル数は5ヶ月前でもほとんど変わらないので、Cs134のベクレル数を大体2^(5/24)≒1.16倍すれば、5ヶ月前の値がわかります。@parasite2006
2011-10-27 18:24:00@MAKIRIN1230 有難うございました。8/13-14に測定したCs134/Cs137比を1.16倍すれば5カ月前の初期値を推定できるのですね。
2011-10-27 18:32:33たとえば、サンプル③-3ではa≒(6.83/5.88)×1.16≒1.35、サンプル②-2ではa≒(2.97/3,53)×1.16≒0.976となり、この幅はa=1と考えた時の約1年分の誤差に相当します。http://t.co/oIdyhF3Z 別紙5@parasite2006
2011-10-27 18:50:32@MAKIRIN1230 現在=事故後7カ月のCs134/Cs137比は、初期値を1と想定した場合2^(-7/24)≒0.817, 初期値1.35の場合0.817 x 1.35 = 1.102。
2011-10-27 20:13:57@MAKIRIN1230 前者を使って計算した補正係数(計数確率比η=2.4)は(1+0.817)/(1+0.817 x 2.4) = 1.817/2.960 = 0.613。後者を使うと(1+1.102)/(1+1.102 x 2.4) = 2.102/3.644 =0.576
2011-10-27 20:23:02λtは正確なCs134/Cs137比ではないですが(a×λtが正確なCs134/Cs137比)、現時点では補正係数を一桁の精度と考えるなら(時間経過とともにその精度は上がりますが)、その初期値はあまり気にしなくて良さそうですね。@parasite2006
2011-10-27 22:16:27η=2.4とした場合、補正係数は0.417から1までしか変化しませんが、Cs134/Cs137の比の初期値が2より大きいとは考えづらいので、現実的には補正係数は0.52~1の間の値をとり、時間が経つにつれ1に近づくので初期値による誤差は小さくなります。@parasite2006
2011-10-27 21:06:21aの値に依らず時間経過とともに補正係数の精度は上がりますが、入力パラメータを増やさないのであれば、aの値は1ではなく、予想されるaの平均値1.2(放出量の比)にしたほうがより良い補正係数になると思います。@parasite2006
2011-10-28 13:31:12Cs-134/Cs-137比の初期値の指定をめぐって
@mw_mw_mw @h_okumura お忙しいところ恐れ入ります。先日のLB200用補正係数の算出http://t.co/h9Wz8QdP にあたってはCs-134/Cs-137比の初期値を1と想定しましたが(続く)
2011-10-31 02:16:46@mw_mw_mw @h_okumura (続き)原子力安全保安院が公表した放出量比に従って初期値を1.2としたほうがよいのではないかという指摘をまとめの読者の方からいただきました。http://t.co/dDk82597 現状のままか、修正すべきか、私自身は判断に迷っております
2011-10-31 02:29:21月数を-3.5くらいで入れればそれに相当しますが、補正計数はほとんど変わりません。気になる人のために初期比をいれる窓をつくるのもいいでしょうが。RT @parasite2006: @mw_mw_mw @h_okumura (続き)原子力安全保安院が公表した放出量比に従っ
2011-10-31 02:36:41