フェミニスト会話分析をめぐって──小宮『実践の中のジェンダー』への斉藤正美さんのコメント
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contractio
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@msmsaito 他方、(2)の論点において「フェミニスト的」でないことは、(1)の論点において「フェミニスト的」でないことを意味しません。(2)の論点でCAの立場に従いつつ、(1)において「フェミニスト的」であることは十分可能です。
2012-11-18 11:40:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msmsaito Kitzingerらについて、「シェグロフのすすめにしたがって」と書いたのは、(2)の論点についてのことです。つまり、「参与者の指向に即した分析」という立場を守りながら、(1)において「フェミニスト的」であることを目指す研究が出てきている、という意味です。
2012-11-18 11:41:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msmsaito そして、(2)の論点でCAの立場に立つことは、必ずしもその研究が「男性中心的」なものであることを意味しませんので、そうした紹介はKitzingerらの研究の、(1)の意味でのフェミニスト的意義を矮小化することにはならないと思います。
2012-11-18 11:42:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msmsaito 「断片的だ」というご指摘へのお答えは、(言及というのはある意味でつねに「断片的」であらざるをえないので)それによって「何が欠けている」と言われているかに依存するのですが、まだちょっとご指摘がよくつかめていません。
2012-11-18 11:54:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msmsaito ひょっとすると、「会話分析が前提としている考え」「フェミニストから主流会話分析への批判」ということで斉藤さんが想定してらっしゃることの中に、私の考慮していないポイントがあるのかもしれません。もしそうならそれが何なのか、いずれお教えいただけれ幸いです。
2012-11-18 11:55:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@frroots えっと、フエミニストCA については、私より、陣営内のフエミニストのご意見に耳を傾けてください。それが大事と考えます?
2012-11-18 12:42:01(直前ツイート「?」は「。」の打ち間違い。 ──というツイートがありましたが省略)
11月18日夜
タイトル談義
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@contractio @frroots @yamtom togetterですが、タイトルに「批判的談話分析をめぐって」とあります。しかし、批判的談話分析については、特に、論じていませんし、論じる意思もありません。フェミニストCAの現在の在り方を述べる際に若干触れただけです。
2012-11-18 21:01:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@contractio @frroots @yamtom 「フェミニスト及びフェミニスト会話分析をめぐって」くらいがふさわしいと思いますが、どうでしょう?
2012-11-18 21:02:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msmsaito 「CAもCDAも、が現在のフェミニストCAのスタンスだ」が斉藤さんの主張だ、というわけですね。「フェミニスト」はいくら何でも主語がでかすぎるので、「フェミニストCAをめぐって」に変えておきます。 @frroots @yamtom
2012-11-18 22:14:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@contractio 正確にいうと、「現在のフェミニストの言語研究では、CAもCDAも使っていく方向です」。フェミニストCAも、CDAに批判的というより、連携してやっていこうというスタンスと思います。
2012-11-18 22:23:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@contractio 「フェミニストをめぐって」というのは、研究者の立場性、依って立つ研究背景が「フェミニスト研究」なのかどうかというのが問いだった、という意味でした。でも長いから省いて結構です。
2012-11-18 22:24:59![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@contractio そうですね。ざっくりすぎますが、、。軽くあしらっているというより、フェミニストCAといいつつ、フェミニストCAをスルーしている感じがするってことかな−。サックスやシェグロフ、命って感じでw
2012-11-18 22:32:54タイトル変更
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@frroots 「フェミニストから主流会話分析への批判」については、それが専門ではない私にお聞きになるより、論文がいくらでもありますので、ご自分でお読みになるといいと思います。フェミニストCAのレビュー論文や、「言語とジェンダー研究」のリーダーあたりでも、さくさく出てきますよ。
2012-11-18 21:16:10![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@frroots @contractio 小宮さんたちは、90年代末のCAとCDAの論争にこだわっておられるますが、フェミニスト研究を見る限りでは、あのような対立的な関係はありません。論争以後、研究の展開があるということです。まあ、あれから15年も経っていますから、当然でしょう。
2012-11-18 21:28:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@frroots @contractio それと、1998年のCAとCDAの論争以後、フェミニストの言語研究はCAとCDAを両方使う方向に来ており、両者は対立的ではありません。海外の学会に行くと、日本国内での対立は何なのかと思うくらいです。
2012-11-18 21:22:56![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
.@frroots 行きがかり上、フェミニスト会話分析というものに言及していますが、ちょっと私の立場について言っておきますと、わたしは会話分析の研究者では、ありません。修士、博士の時に、言語とジェンダー研究を専攻し、批判的言説分析(CDA)で社会運動を分析していました。(続く)
2012-11-18 21:35:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
.@frroots その関係で、言語とジェンダー研究に含まれる、フェミニストCAも当然、目に入ってきていたし、フェミニストCAの英語論文や著作も持っているし、ぱらぱらと見てきた程度の知識です。ところで、日本でフェミニストCAの専門家はどなたなんでしょうか。
2012-11-18 21:42:17■研究の区別を再掲
> 区別すべきなのは以下のふたつです。
>(1)ジェンダーやセクシュアリティにかかわるトピックを研究対象とし、
> その成果をもとに、なんらかのフェミニズム的主張をおこなう研究
>(2)データを分析する際に、研究者の側で性別カテゴリーの関連性を前提にして
> 分析をすすめる研究
https://twitter.com/frroots/status/269993314495909889