『アメリカ名詩選』批評まとめ
- _Nieselregen
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@sakasamana03212 読み返していますが、フィリップ・フリノーの詩はきれいですね。すいかずらの焉りまで描いていることも評価できます。
2012-12-12 01:50:35A Psalm of Life - Henry Wadsworth Longfellow 熱すぎて、引く。うるさい。すこしなだめたくなる。 分かり易すぎる。こういうテンションの人、一番苦手かも。
2012-12-12 01:42:56The Snow-Stom -Ralph Waldo Emerson 微妙なところで…丁寧だと思うし、汚いわけではないし、でもどこか物足りない気もする。 うーんイマイチかなあ
2012-12-12 01:37:37To a Waterfowl-William Cullen Bryant とても大きなものに包み込まれる感覚になります。美しいです。耳もとで、そっと囁かれている気分になります。 力強さもあって、好きです。
2012-12-12 01:27:21The Wild Honey Suckle-Philip Freneau はかなくて、美しいです。舞台が静寂のなかにあって、描写もいいと思います。 作家の対象に対する優しい目線を、すごく感じられる詩だと思います。言葉がゆっくりとこちらに流れてくる印象です。
2012-12-12 01:22:28The Joy of Church Fellowship Rightly Attended-Edward Taylor 人生楽しそうでなによりです。 でも、それ以上のことが伝わってきません。一人で歓喜してて下さいっていいたくなる。あと、反復が目に付きます。
2012-12-12 01:20:01To my dear and loving husband-Anne Bradstreet 単純に金鉱とか、富とか、莫大そうにみえるものを自分の愛の大きさの比較対象として引っ張れば、その愛について語れるとか思っちゃってる気がする。夫に対する愛は確かなんだろうけど…めんどくさい
2012-12-12 01:15:13わたくしも、アメリカ名詩選を読み始めてみる。英文ものっていて、勉強になりそうです。 一つずつ、メモというか、感想を書いていきます。
2012-12-12 01:08:44以上がアメリカ名詩選【11】〜【17】までの私の寸評です。ホイットマンは良いと思います。『草の葉』は読みたいです。影響力もかなりのものだったでしょうね。さて、次回はディキンソンの詩を6篇と、マスターズの詩を2篇の予定です。連投失礼しました。
2012-12-10 01:04:39【17】『アメリカの歌声が聞こえる』ウォルト・ホイットマン:B まあまあ。国民的な詩人として人気のあったホイットマンだが、それがよくわかる詩篇。広さはあるが具体性と細かさに欠けている。
2012-12-10 00:51:17【16】『ウォルト・ホイットマン、一個の宇宙』ウォルト・ホイットマン:A なかなかすばらしい。この豪放さ、意識している事物の広さはすごい。が、悲惨な人々や、その歴史・背景などの具体性に欠けるのがいまひとつのように思う。おしい。
2012-12-10 00:51:05【15】『ぼくはぼく自身をたたえ』ウォルト・ホイットマン:B なかなか。詩集『草の葉』収録の『ぼく自身の歌』全52節のなかの第1節だそうだが、豪放さというか、大勢の観客に向けて歌いあげるような「意識の広さ」がある。ただ、良くも悪くもホイットマンという人物が前に出てくる。
2012-12-10 00:50:52【14】『モルディヴ海のサメ』ハーマン・メルヴィル:C ふつう。比喩のおもしろさはあるかもしれないが、他に取りたてて魅力はないと思う。サメと小魚たちの関係もふつうにしか描かれていない。『白鯨』を読む必要はあるかもしれない。
2012-12-10 00:50:35【13】『軽やかな翼の煙』ヘンリー・デイヴィッド・ソロー:B なかなか。煙というものをきちんと見ている印象を受ける。ただ、部分的な浅さも見られる。
2012-12-10 00:50:21【12】『本なんか捨てちゃいたい』ヘンリー・デイヴィッド・ソロー:B なかなか。ただ、軽やかでユーモラスな語りは魅力だが、牧場という空間をもうすこし書いたほうがいいのではないか。雨粒などの対象も、もっと細かく書けるのでは?
2012-12-10 00:49:57【11】『死者』ジョーンズ・ヴェリー:C ふつう。枯木と死者とをつなげる、あるいは枯木に死者を見出したこと自体はおもしろいと思うが、書き方やり方があからさますぎではないか? 単層的な印象も受ける。
2012-12-10 00:49:34アメリカ名詩選の寸評をツイートします。今回はヴェリー、ソロー、メルヴィル、ホイットマンの4人で、計7篇です。
2012-12-10 00:49:05詩人ポーの凄さは、同時代の傑出した詩人であった先程のブライアントと読みくらべるとよくわかります。さて、今日はここまで。次回はソロー、メルヴィル、そして、ホイットマンです。詩の歴史も近代化をたどって口語自由詩に至りつき、南北戦争へと突入していきます。
2012-12-05 02:43:37「イズラフェル」の第二連です。 よろよろと、真夜中に 中天高くよろめきながら、 恋心そそられた月は 愛の想いに顔赤らめる。 また紅の稲妻も、耳傾けるため、 (7人で急ぎ駆けゆく すばる星まで一緒になって) 天空に立ち止まる。
2012-12-05 02:35:46エドガー・アラン・ポー(1809 - 49)底抜けて傑出した詩人。世間的には推理小説やゴシック、ミステリーの草わけとして知られていますが、詩も凄いですね。歴史的にも、フランスのボードレールの翻訳をつうじてつよい影響力を持ったひとです。 http://t.co/Kz820MHC
2012-12-05 02:27:06有名な「人生賛歌」の第一連。 言わないでくれ、悲しい調べで、 人生はただ空しい夢だと!ーー 眠りこける魂は死んだも同じ、 ものごとは外見と違うのだから。
2012-12-05 02:06:31ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー(1807 - 1882)凡庸なふつうの詩人、なのか?僕の眼には構造的なあまさを持つ、まあ、ライトポエムとでも云うべきものに映ります。しかし、19世紀末までアメリカ最高の詩人と云われていたようです。 http://t.co/E4JwmEcU
2012-12-05 02:02:44空のラッパがみんな鳴り響いて、 雪が到来。野原を駆けめぐり、 どこにも止まる気配がない。 大気は真白になって岡や森、川や天をかくし、 畠の隅の農家を包んでしまう。
2012-12-05 01:39:10ラルフ・ワルド・エマソン(1803 - 82)凡庸なふつうの詩人。一般には哲学者として知られていますが、本人はみずからを詩人と任じていたようです。「吹雪」冒頭を引用しましょう。砂原くんは、ブライアントではなくエマソンを評価しています。 http://t.co/KEuKIvyG
2012-12-05 01:35:01落日のかがやきに空燃える頃、 遠く、その薔薇色の深みを、 降りてくる露にぬれながら、君はどこへ行くのか、 ただひとり飛んで。
2012-12-05 01:18:49