月刊「概念分析」:2013年02月
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@torakoyama ええと、以前お送りさせて頂いた卒論に関しては、まさにその通りだと思います。ただ今の研究テーマは、より、僕自身が概念分析している感が強いものになっているのです。
2013-02-12 19:04:08小山さんに「僕自身が概念分析してる感が強い」と答えてしまったけど、「クワイニアンが何をしているのか(の一部)を明確にする」というテーマでもあるので、その点では小山さんの仰ることは全く正しかった。
2013-02-12 19:22:26「概念分析」はわからないが、「概念の明確化」は分析哲学者の仕事の一部だとおもうけどな。で、これが「どこでもやられている」とか「誰でもできる」というのは必ずしも事実ではないと思う。
2013-02-12 19:18:43@igshrmshk どこにも上手い人もいれば下手な人もいるということですね。「分析哲学以外のどこでもやられてない」、「分析哲学者以外の誰にもできない」というのは偽としか思えないですし。あと、僕は「概念の明確化」と言われると分からなくなります。物事を明確に語るならわかりますが。
2013-02-12 19:31:05まあ、そもそも言語と概念も同義ではまったくない。今の言語哲学はかなり言語学化していて、少なくともそうした言語哲学は言語学が概念分析でないのとほぼ同程度に、概念分析ではないだろう。
2013-02-12 19:40:19.@kasa12345 それらが偽なのは間違いないですが(当たり前ですね笑)、概念の明確化がディシプリンに組み込まれているという意味では分析哲学はちょっと特異かなとは思います。管見の限りですが(哲学以外のものも含め)他分野では意外と共有されていない印象を僕は結構持っています。
2013-02-12 19:43:48@igshrmshk 可能な限り明確に語るというのは、アカデミックな学問一般の規範で、分析哲学者はこの規範に従うためにさまざまな技法を磨いてきたというのは確かだと思いますね。まあしかし、何をもって明確とするのかは、いろいろ見解がありえて、学問間で異なるものもあるのかもしれません。
2013-02-12 19:53:39@kasa12345 これはまさにその通りだと思います。>「何をもって明確とするのかは、いろいろ見解がありえて、学問間で異なる」 / で、僕自身の考えを言えば、分析哲学的なclarity基準は結構汎用性があると思いますが、いくつかのトピックスに関しては相性がわるいと思ってます。
2013-02-12 20:31:37「分析哲学」輸入事情
症例: 「分析美学」dis
利光功(1994)「美学はわびしいか : 分析美学の射程と限界」
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003714096
@torakoyama 日本での分析美学については、すでに主要学会誌上で壮大にdisられた歴史もありますので、それなりに覚悟はしております・・・。利光功(1994)「美学はわびしいか : 分析美学の射程と限界」 http://t.co/LZ1pSudY @kasa12345
2013-02-12 19:26:57@georg_logic こういう人がまだ多数派なのか、もう減ってきてるのか、そのへんの傾向はちょっと興味がありますね。
2013-02-12 19:36:23@conchucame @georg_logic 確かにこれはすごいね…。それでも「分析美学」という用語を採用したことに敬意を表します。
2013-02-12 19:39:08なぜだから知らないが「分析哲学」を1940~60年代に流行ったへぼい哲学運動と思っている人が日本には結構いるようで(かつ、それを学生に広めているようなので)、日本で「分析哲学」という言葉を看板にするとアナクロっぽい印象を与える恐れがあるのではと思っている。
2013-02-12 19:44:32@georg_logic いや、むしろ日常言語学派なんじゃないかな。また、アメリカよりイギリスでのこと念頭に置かれているような印象です。あやふやな印象ですが。
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