地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病
(構造的限界と病T9)賛成22人 対 反対3人、この路上封鎖の案件は可決した。この決定をするまで20分もかからなかった。効率よくメリット・デメリットを出しながら、その中でルールを策定し、皆で決めて行く手際の良さ、そしてアートに関する理解や寛容さに、ニューヨークらしさを感じた。
2010-11-12 10:31:37(構造的限界と病T10)Gleason'sで撮影したバトルのポスターが出来上がり次第、近所に封鎖について告知して回った。路上封鎖当日、NYPDの屈強な警察官がバリゲードを持ってやって来た時、私はこのアートイベントの「勝利」を確信しながら、バリゲードにポスターを張っていった。
2010-11-12 10:33:32(構造的限界と病T11)当日はポスターの告知が効いたのか、800人ほどの来場者があり、大成功だった。当日のバトルの様子を収めたビデオがこちらです。ぜひご覧になって下さい。 http://bit.ly/bZWHiA
2010-11-12 10:34:02(構造的限界と病T12)イベント終了後、ギューちゃんの前に並んだ人には、ギューちゃんがパンチして、Tシャツにペイントしてあげるアクションを行った。すると、陵賀くんの前には、自然発生的に子供たちの行列ができて、陵賀くんがTシャツにペイントしてあげる、という光景が生まれた。
2010-11-12 10:35:29(構造的限界と病T13)撤収時間が30分ほどしかなく、かなり心配していたのだが、その片付けには、アーティストの友人たちが30人ほど自然発生的に集まって下さり、カンバスのばらしや、シートの廃棄を行った。結果、バリケードが取り除かれる時まで、路上を綺麗な状態へと戻すことができた。
2010-11-12 10:37:36(構造的限界と病T14)次の日のNYTimesブログにはAction Painting Battleというスレッドが立ちあがり、議論をしている人たちが生まれ、数日後には、YouTubeにビデオが何本かアップされ http://bit.ly/aRPDlI とても嬉しかった。
2010-11-12 10:38:09(構造的限界と病T15)このアートイベントを通じて、「ボクシング・ペインター」篠原有志男のニューヨークにおける認識が高まり、陵賀くんにとっても良いデビューになったと思う。そして何よりも、私はニューヨーク市民のアートに対する理解と、コミュニティボードの機能について感服した。
2010-11-12 10:39:37さて次回は、日本美術界への具体的な処方箋を提案する前に、日本画のマーケットに関する問題や、日本国内のオークションの問題について触れてみたいと思います。つづく・・・
2010-11-12 10:40:20連続ツイートの件、日本画のマーケットと自民党政権の関係について少し書こうと思うのだが、私が知っている情報の裏が取れず、不安を抱えている。誰か、この辺りのことをしっかりと教えてくれる人はいるだろうか?その情報は、ちゃんと日本美術界の未来へと帰して行きたいと思います。
2010-11-14 10:26:04連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その21」を書きたいが、日本画と自民党の関係について裏が取れず、躊躇している。いやはや、どうするべきか・・・。誰か正確な所を、教えてくれないかなぁ。
2010-11-16 09:54:19