- dt_reibunshu
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千野栄一著『外国語上達法』(岩波新書 1985)の公開読書を開始します。目的は複数言語を習得するためのヒントをつかむことです。 #dt_buch 外国語上達法 [楽天] a.r10.to/hKDQk3 #rbooks pic.twitter.com/HDmvfULbqg
2014-07-01 12:39:40バイリンガル(2つの言語を同レベルで使える人)になるためには努力だけでは無理。親が外国人か、小さい頃から外国に住んでいるといった「環境」が必要。#dt_buch
2014-07-01 12:45:47外国語を早く習得するためには習得を楽にする「コツ」を知って実行すること。コツを知っているかどうかは才能の差よりも大きい。#dt_buch
2014-07-01 12:50:02外国語を習う時、「なんでこの外国語を習うのか」という意識が絶対に必要。→モテたい、儲けたい、などなど。#dt_buch
2014-07-01 12:52:02仕事で外国語を使うだけなら、自分の職業で必要な最小限の知識さえあれば十分。「必要とする量だけ学習する」というのが多言語習得のコツの一つ。#dt_buch
2014-07-01 12:58:23外国語を習得しようとする場合、何語を何の目的で学ぶのかはっきり決めること。次に、どの程度まで習得するつもりか見通しをつけること。必要のない言語を学ぶのは時間の無駄でしかないことを知っておくこと。#dt_buch
2014-07-01 13:06:18ドイツ語といえばすぐ「デル・デス・デム・デン」というような日本の語学教育における文法偏重は"外国語習得脱落者"養成の最良のコース。#dt_buch
2014-07-01 13:11:06単語を覚えて、忘れて、また覚えるという作業は苦行だが、繰り返しやっていくしかない。そうやってまず1000の単語を覚える。最初は辞書を引いて覚えるのではなく訳のついている単語を覚える。記憶を確実にするには手書きする。 #dt_buch
2014-07-01 13:18:43単語は使用頻度の高い単語から覚えていく。一生に一度使うかどうかわからない単語を覚えても脳内メモリーの無駄。#dt_buch
2014-07-01 13:20:31文法をマスターするにはまず「10ページを完璧にモノにする」。学習書の中にある「」変化表」(たいていの言語はおよそ10ページほど)を完璧にモノにする。#dt_buch
2014-07-01 13:29:35変化表とはドイツ語で言えば定冠詞、不定冠詞、名詞、代名詞、数詞、動詞(現在、過去、未来、受身、命令、接続法)など。#dt_buch
2014-07-01 13:31:14教科書と自習書の区別をしっかりとする。教科書は教師の指導のもとで使う本。よって教師が説明すれば済む話は必要ない。しかし自習書は掲載されているテキストを読むために必要な情報はすべてあることが必要。#dt_buch
2014-07-01 13:34:27初学者の教科書、自習書は薄くなければならない。→自習書なら「ニューエクスプレスシリーズ」(白水社)くらいの薄さならなんとかやっていけそう。 #dt_buch
2014-07-01 13:36:51良い語学書とは…読者が覚えた単語が何度も登場して、読者に「単語を知っている喜び」を与える本。#dt_buch
2014-07-01 13:41:08よい教師の条件…「この教師はできないんじゃないだろうか」「間違ったことを教えているのではないか」と生徒に思われないこと。思われたらその教師は終わり。#dt_buch
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