2014年コンテンツ文化史学会<シンポジウム>「コンテンツ文化史研究を世界に拓く —ヨーロッパ・アメリカ編」
- Cristoforou
- 7072
- 0
- 6
- 3
『ライトノベルから〜』は、「キャラクター」の日本語(役割語)や日本文学史(少女/少年文学史)によって規定されている側面を論じているといえる。その枠組みは斬新だし、文学研究者ならではの視点といえると思う。だからこそマンガ研究の方々の感想を伺いたい、と思っていたところだったので…。
2014-11-20 23:54:03文学研究とマンガ研究で、お互いの先行言説をフォロー出来ていない、というところではなく、議論の枠組みの違いを理解しつつ、互いの先行言説を共同で検討するなかで議論をかみ合わせていくような、生産的な議論が生まれるといいのだけれど(と外野から期待しています)。
2014-11-20 23:54:49この前のトークイベントでも話したけれど『ライトノベルから〜』のキャラクター論は「翻訳で豊かになる」世界文学論の裏側の論点を提示することで、逆にライトノベルの翻訳(不)可能性の臨界点を示している。だからこそ、海外の日本文学研究者やラノベ翻訳者が読んでも面白い、と思ったり。
2014-11-21 00:04:19その一方で、ライトノベルのキャラクター性が、翻訳の難しい日本語の特性や、翻訳も進んでいない日本の少女・少年小説に依存しているにもかかわらず、なぜ翻訳で伝わるのか、という問題は残る。だから、ポピュラーカルチャーの受容についてはさまざまな角度から分析する必要があるといえる。
2014-11-21 00:18:22コンテンツ文化史学会きました。高輪キャンパスはeduroamないっぽいのでツダはあまりしません。時間押してるみたいでまだ鳥獣戯画の発表やってました。 #jachs
2014-11-23 13:50:52コンテンツ文化史学会。この後シンポジウムに登壇します。その前に大会委員長の柳原さんから、「いわゆるポスター問題」についてコメントが。
2014-11-23 14:02:06他の研究者からポスターには問題があるという指摘があり、ポスターを見ている人を書き込んでほしいという修正要求を出したが、間に合わず #jachs
2014-11-23 14:11:08