2014年12月・中教審答申の大学入試改革について
長崎県の進学校でコツコツ勉強して学力を上げて東大早慶を目指すような受験生が、渋谷や自由が丘のAO予備校で盛った東京の高校生に大学受験で負けてしまうような世の中がやってくるのか。もはや東京じゃなくて上海ニューヨーク大学やイェールシンガポール大学に行くべきか。
2014-12-23 19:46:37@yamauchitaiji @y_mizuno 博士出た人で優秀な人は結構地方の県立高校出身って多いと思いますよ。
2014-12-24 23:42:42まあ古事記や源氏物語ぐらい読んどいたほうがいいし、杜甫や李白の詩ぐらい諳んじれたほうがいいし、電磁力とは何ぞやイオン化傾向とは何ぞやくらい知ってたほうがいいし、もちろん日本と世界の地理歴史や三角関数や微分積分や、あと英会話もって考えると高卒程度の学力って相当なものだわ。
2014-12-23 21:09:25歴史が暗記科目って、半世紀も前から言ってたじゃないか。なにを今更。歴史も地理も、一定の知識は覚えざるを得ない。歴史の軸における年代、地理的な位置を示す地名。議論を積み上げる教育にもそれらは必須。
2014-12-23 21:28:56センター試験を止めて新しい試験にし、論述問題を課すのなら、そもそも、全国一律に行う共通一次、センター試験の流れを止めて自校入試に戻したらよい。論述問題を全国一律に公平に採点できるとは思えない。各大学で責任をもって採点するなら、説明責任は大学が負う。
2014-12-23 21:32:30歴史だろうと地理だろうと、「ゆとり教育」の時代には散々、項目や単語を減らせと命じたのは文科省。大学入試のせいで暗記項目が増えたとは言えない。「ゆとり」をやめたら急に項目や章を増やせと言い出した。実際には巧妙で、いくつまで項目を立てていいという指示が教科書会社に来る。
2014-12-23 21:39:27「1点刻み 問題点」で検索してもまだピンと来てない。「1点違いで合格した人と不合格になった人の間に、大きな能力の違いがない」というのであれば、それは「1点」を「1段階」に言い換えたところで大差ないのでは。
2014-12-23 21:59:40大学が勉強するところなら学力勝負で入試をすればいいかというとそうとは言えない例も幾つか見てきましたからねぇ。要はマッチングを何に最適かするかというOR問題でしょう。
2014-12-23 22:27:06ところで答申は「知識偏重」なんて単語は一切一使ってないし、知識・技能を無視する改革ではないと明言してるんだけど(だからこそってのはあるけど)、その単語使って批判してる人はどういう意図なんでしょう?(図は答申p9) pic.twitter.com/cXaa6xowAE
2014-12-23 22:26:21あと、答申が「生徒会活動」とか「ボランティア活動」とかを例示しているわけでもない。いくつかの評価方法をとれとは書いてある。(p12) 新聞記事は記者の解釈が入り込むからね。 pic.twitter.com/f0Pn3uFZCY
2014-12-23 22:36:14なので私は、大学によっては学力重視でもできると思うわけ。だからこそ問題は、そのために「学力評価テスト」が本当に機能するかってことと(先のRTにあるように採点含めて)、「基礎学力テスト」が元々の趣旨と違って入試のためのテストになっちゃうんじゃないかってとこにあると思うのです。
2014-12-23 22:39:59センター試験っていうのは、「基礎学力試験」でいいんじゃないかと思うんだよね。それこそ全員満点になる試験でもいい。総合力だの人間力だのは、必要であれば二次試験で各大学が問えば良いわけだし。
2014-12-23 22:37:49僕もこの意見に近い。センター試験は「大学入学資格検定」にするべきだと思っている。この試験に通らなければそもそも大学受験ができない。そしてその結果は選抜に利用しない。入学者選抜は各校の独自試験を行う。学力でも、面接でも、好きにやればいい。これこそ真のアドミッションオフィス入試だよ
2014-12-23 22:44:40ちなみに、私は10年大学教員やってますが、学生の学力が低下したなんて1度も感じたことがありません。 あくまでブレの範囲内で、今年の学生は良くできるなと思ったことすらあります。
2014-12-23 22:58:06今日は朝刊各紙に大学入試改革の話題。しかし現状の入試って、本当に学力重視なの?大学入るのに数学の試験なかったりとかするの見ると、学力よりもむしろ受験料収入重視の大学屋ばかりじゃないですか? pic.twitter.com/8JdEEjeplf
2014-12-23 23:28:16高校入試が5教科をみているわけだし、大学では理解に必要な5教科7科目の基礎学力試験を全員に課せばよい。それだけだ。それだけでよい。大学教育で必要なことは、高校の勉強をしっかり理解していること、それだけだと断言してよい。
2014-12-23 23:27:40@poethrone 多様性が、勉強しなくてよいという免罪符に、ならないようにしたいものです。大学は十分多様です。個々の人間も驚くほど多様。でも言葉を話せます。最低限の言葉を話せないと話にならないという部分を強調してます。
2014-12-24 07:16:50@y_mizuno 勉学において、最低限の言葉を話す力を養う力があるとは思えないのですが。 言葉を話す、つまりはコミュニケーションというのは、多様な経験から生まれるものかと。
2014-12-24 18:25:18@poethrone 誤解を与えたかも。申し上げたかったことは、大学は最終的に卒業論文を書いて卒業してもらわないといけないので、その分野での勉学の言葉(論理的な言葉)というものがあって、それは日常的な言葉とは異なるということで。勉学も多様な経験を通して理解できる、そのための言葉。
2014-12-24 18:55:49@y_mizuno 納得いたしました。こちらこそ誤解してしまい申し訳ございません。 ただ、卒業論文を、卒業のためにやっている学生が多いことは、卒業論文の本来の意味が薄れるのかなと思いました。
2014-12-24 19:50:58御意です。卒業論文を「大学生活の金字塔」と呼んだ先生がおられましたが、何かについての研究過程を体験することで、まさに必要な「言葉」を体験的に獲得している筈です。@poethrone 卒業論文を、卒業のためにやっている学生が多いことは、卒業論文の本来の意味が薄れるのかなと思いました
2014-12-24 21:01:47