《パウロ・フレイレ「被抑圧者の教育学」を読む》のメモ

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tu-ta @duruta

続き)資本主義的なグローバル化に反対し左派政権を支えている緒力のなかには、政権に全面的に吸収されることなく、それにたいする緊張関係と自立性を維持しながら、なおかつ、この変化を支え、主導しているさまざまな民衆運動が存在します。《「被抑圧者の教育学」を読む》228-9p

2010-12-29 14:30:36
tu-ta @duruta

ただの知識の伝達は、一見、ニュートラル…。しかしそのニュートラルな訓練をとおして、被教育者は「学ぶ」ということの一定のイメージをかたちづくっています。学ぶということは自前の思考を放棄することであり、言われたことに従順に耳を傾け、記憶することであり、(続く

2010-12-29 14:35:20
tu-ta @duruta

続き)その学習成果を競うことであることを、かれらは「学ぶ」のです。 一見ニュートラルな知識の伝達は、選別と排除の過程でもあります。経済的にも文化的にも、それは既成の階級関係の再生産関係過程として機能しています《「被抑圧者の教育学」を読む》230p

2010-12-29 14:39:39
tu-ta @duruta

ヘンリ・ジルー…「フレイレの活動と新しい教育社会学の主要な相違は、後者が政治的、経済的、文化的な再生産の論理の解明に終始するのに対して、フレイレの分析は生産の過程、すなわち人間は特定の歴史的背景おとび束縛のうちにおいて、それぞれの方法で自分たちの声を形作り(続く

2010-12-29 14:45:35
tu-ta @duruta

続き)自分たちの矛盾をはらんだ緒経験を有用なものとしていく、というところから出発する点にある。《「被抑圧者の教育学」を読む》231p 「主要な相違」がほんとうにそこにあるのだろうか。「新しい教育社会学」といっても、「学」がつく限りはうさんくさいなぁと思ってしまうのはぼくの偏見か

2010-12-29 14:50:38
tu-ta @duruta

里見実さん《「被抑圧者の教育学」を読む》233pから 「批判的思考とユートピア的な想像力とは、必ずしも折り合いのよいものであるとはいえませんが、後者を欠いた批判の言語はしばしば絶望とシニシズムの語り口に堕していきます」

2010-12-29 15:25:48
tu-ta @duruta

フレイレ:民衆の願望が賃上げに絞られそこから一歩も出ないとき、活動家が誤りがちな二つ。1、要求を煽ることに終始。2、まだ身近に感じられない問題を持ち込む。 その解決は総合にしかない。一方で民衆の賃金要求に寄り添い、もう一方で要求そのものの意義を考えること(238pから要約

2010-12-29 15:39:40
tu-ta @duruta

里見実さん著《パウロ・フレイレ「被抑圧者の教育学」を読む》太郎次郎社2010年4月初版のメモがやっと終わった。疲れた。付き合ってくれた人がもしいたら、ありがと。と書いたものの、終わったと思ってたが、も少し残ってた

2010-12-29 15:51:05
tu-ta @duruta

《「被抑圧者の教育学」を読む》「BOOK」データベースより)人間が人間として生きることがかぎりなく困難な時代と社会―その重圧の下で非人間化を深める被抑圧者の自由への翻身の契機を探りつづけたブラジルの教育思想家パウロ・フレイレ。世界中で読み継がれているその主著を読み解く

2010-12-29 15:51:59
tu-ta @duruta

《「被抑圧者の教育学」を読む》内容紹介:「現代の古典」ともいわれ、世界中で読み継がれている教育思想と実践の書『被抑圧者の教育学』。ブラジルの教育思想家パウロ・フレイレの思想と方法は、死後、ますますその重要性が明瞭になってきている。(続く

2010-12-29 15:53:26
tu-ta @duruta

続き)人間を「非人間化」していく被抑圧状況の下で、人間が人間になっていく可能性を追求したフレイレの主著を、10のテーマから読み解く。オリジナル・テキストからの訳とともに。

2010-12-29 15:54:02
tu-ta @duruta

《「被抑圧者の教育学」を読む》本のカバー、裏表紙折り返し最後の部分から:「支配の」の装置として作動している「教育」を、人間解放の行為に反転していく手だてを探りつづけたフレイレの歩みは、日本の現実を生きる私たちにとっても、多くの示唆と励ましを与えるものだろう

2010-12-29 15:58:13
tu-ta @duruta

《「被抑圧者の教育学」を読む》やっとメモが終わったので、これで安心して図書館に本を返しにいけます。

2010-12-29 15:59:00
tu-ta @duruta

『被抑圧者の教育学―新訳』が出てる。なんと訳者は三砂ちづるさんhttp://bit.ly/i5yPKb「つねに新しい読者を獲得してきた名著が、いまの時代にふさわしい読みやすさで蘇った。実践を通して繰り広げられたフレイレ教育学の核心の世界へ」買うしかないか。でも、ちょっと待つか

2011-01-28 03:10:06
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