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江戸時代の識字率は高いか低いか?

備忘録として。幕末時点で男子の最低限の読み書きで、高度な地方なら90%、全国的には50~60%とみたほうが、とりあえずはよさそう
歴史 江戸時代 識字率
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ut_ken @ut_ken
home.hiroshima-u.ac.jp/cice/wp-conten… 火炎瓶が「江戸時代の識字率は91%」というそれはそれで無理があることを言い張ってた件のまとめのコメント欄にあった資料。一見解として基本的な読み書き算数と簡単な地理歴史というレベルで男子の40~50%
ut_ken @ut_ken
ロナルド・ドアーの『学歴社会(1976年)』からの引用「1870 年頃には、各年齢層の男子の40 ~ 50%、女子の15%が日本語の読み書き算数を一応こなし、自国の歴史、地理を多少はわきまえていたとみなしてよさそうである」」
ut_ken @ut_ken
「ハーバード・パッシンも『日本の近代化と教育』において、「( 寺子屋等への就学率の高さに加えて)、家庭内での教育をも考慮するなら、男子の読み書き能力が、40 ~ 50%であったと推計することも、決して不合理ではない」
ut_ken @ut_ken
それに対し「ルビンジャーは、「これらの研究は、寺子屋への就学率をそのまま識字率に読み替えるなどして識字率を高く見積もりすぎている」と疑問を呈している」という見解もある
ut_ken @ut_ken
一方、明治初期に文部省が行った調査というのもあるのですが、これは「自分の姓名を書けるかどうか」というかなりハードルの低いもの。専門家的には識字率でなく「自署率」というもの。この自署率なら、江戸時代の先進地域にあたる滋賀県(近江)だと男子90%、女子半数とかなり高い。
ut_ken @ut_ken
これが鹿児島だと男子50~60%、女子10%。岡山がその中間で男子50~60%、女子30%前後。最低限の読み書きに限っても、江戸時代末期ぐらいで、文書のやり取りが多くなる地域だと90%だが全国平均だと50~60%どまりとみてよさそうで、一般的なイメージよりは識字率は低い。

コメント

竹永@2 @takenaga51 2015年6月18日
識字率の定義がはっきりしない限りはフワフワとした議論にしかならなそう
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年6月18日
「自署率」を識字率にするのは世界基準になるんでしょうか。
小島愚鳩 @KojimaGubato 2015年6月19日
前向きに見れば国民の大体半分は字が書けたという事になるのだろうけど、これが当時としては高いのか低いのかわからんな。
Z/E/O/N@普通の日本人 @yuyukohoi2 2016年11月4日
当時のロンドンが20~30%、パリが10%とのことなので相当高いとか。しかしやはり基準が明確ではないので……。ただ、当時の先進各国と比較できることそれ自体でもって評価する向きも否定はできないかなと
ミナミ ユー @u_minami 2018年5月17日
落語に「平林」「代書屋」といった、読み書き出来ない事を笑いにしたネタがありますが、これは当時(江戸末〜明治)、読み書き出来ない人が身近にいたこと、そしてそれを笑いに出来るくらいには庶民の識字率が高かった事を示していると思います。
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