亡命知識人の要請もあったでしょうね。RT @sonesayaharu: @finalvent 中国人留学生が日本のアニメとラノベを消費するのと同じカンカクで、神話が消費されるマーケットが生まれたのが、あの時代。
2010-12-23 08:43:48岡田先生の説が大陸の歴史と一番整合的だし、それが歴史観というものかなと思いますね。RT @nijuusannmiri: @finalvent それ以前は史料が少なすぎですしね。岡田先生の説なんかはとても面白いですが。
2010-12-23 08:44:19そこは反論できますよ。"mo"の整合性が古事記のほうが高いのは人為的だからです。ただ、十分な反証ではありませんが。RT @dedeyoshi: もちろん専門的な話ですが、論点は簡単です。『万葉集』や『歌経標式』に古事記の表記にならった歌が記載されており、少なくとも奈良朝中期~..
2010-12-23 10:48:09王朝というレジームの問題として。墳墓を否定するとかではありませんよ。歴史とは物語。RT @dedeyoshi: その論理で元明の存在まで否定するのはさすがに大まかすぎるのでは……。特に和銅年間の物的記録は正史以外にも山ほど残っているわけですし、そうなると風..
2010-12-23 10:49:48古事記の表記が奈良時代に似ているのは、平安時代の作者がその時代の古代学者だったから。なので不自然に整合性が高い。擬古文にありがちな特性。
2010-12-23 10:52:40万葉集に含まれる人麻呂歌集を見ると日本語の表記が漢字の訓読から表音表記への移行であることがわかる。天智・天武期には表音表記はまだ十分に成立していなかった。
2010-12-23 10:59:30万葉集の歌も歴史的に構成してみると、いわゆる五七調は天智期ころに発生している。おそらく、額田王のサロンでの創作ではないか(春秋競いは漢詩への対抗)。
2010-12-23 11:01:51いわゆる日本語が成立したのは、天智期なのではないか。ポリネシア的な語彙を百済語の文法に押し込んで、文芸サロンや宗教行事に盛り込み、いわばデリダ的なエクリチュールの支配から口語が成立したのでは。
2010-12-23 11:03:24天智朝の政権中枢でいわゆる日本語が話されていたとは思えない。百済の文法で語彙を百済とポリネシア的な語彙の対照をしていたのではないか。それが詩的な言語としての枕詞に残ったのでは。ただ、これはトンデモ説を誘発しがち。
2010-12-23 11:05:33「あしひきの」は、「あしひきの山」というのは、「TokyoのT」というのと同じで、冗長性で弁別性を高めるための状況がある時代に存在したからでは。
2010-12-23 11:07:16額田王は明治時代以降西洋的な恋愛物語の文脈でヘンテコな理解になっているが、普通に見れば、天智朝の中枢にいたことはあきらか。人麻呂は天武朝の中枢にいた。こうした人びとがなんらかの政治理由で「正史」的には上手に抹殺されている。
2010-12-23 11:11:29大化の改新は、建武の中興、明示の御維新、というつい。なので、明治以降、弘文天皇が天皇化され、南朝の神社ができる。もともとは水戸学で決まっていた。
2010-12-23 11:13:43壬申の乱で天武が吉野に入り伊勢に抜ける。いろいろ策略はあったけど、伊勢が重要だったのではないか。大津皇子も同じく伊勢に期待していたところをみるとあそこに海軍のようなものがあったのではないかな。
2010-12-23 11:16:29中臣氏というのがよくわからない。で、これが鹿島神宮に関与しているのがさらに奇っ怪。出雲大社を西、鹿島神宮を東として伊勢を中点とするコスモロジーが天武朝で成立しているのだが、よくわからない。
2010-12-23 11:22:43聖徳太子は消えた。蘇我はよくわからない。天武朝の女系は女系と見られることが多いけど、あれは蘇我の家系。RT @yotaropg: ほえー。ということは蘇我氏の悪者扱いも終わってるのかしら。学習漫画だとブタ鼻髭面で主人公の聖徳太子より俄然魅力的だったが。 RT
2010-12-23 11:24:32日本書紀を読むと、あの時代における日本の古代について高麗僧による日本の歴史が参照されている。あの時代の高麗は隋との関連があり、日本側の王朝もその関連だったのだろう。これもよくわからないところ。
2010-12-23 11:28:17山本常雄は新羅をローマ文化としていて史学的にはトンデモ扱いされているが案外正しいのではないか。新羅という国がどう成立したのかもよくわからない。
2010-12-23 11:29:50お薦めの本はなんだろ。あの時代は女系がわかりやすいよ。RT @yotaropg: 蘇我の血筋って残ってたんだ! お薦めの本ってありますか? RT @finalvent: 聖徳太子は消えた。蘇我はよくわからない。天武朝の女系は女系と見られることが多いけど、あれは蘇我の家系。RT
2010-12-23 11:34:48コスモロジーからの要請なんじゃないかな。RT @ginco_silver: 中臣(藤原始祖)と中臣鹿島氏は一つでないみたいですね http://bit.ly/eJS9pm "@finalvent: (cont) http://tl.gd/7lapv7
2010-12-23 12:00:04そこはよくわからない。ただ原古事記が存在しないというのも無理な仮説。RT @dedeyoshi: 『歌経標式』は勅撰という体裁上、採録歌の出典を正史に求めますが、仮名字母の問題に関わらず、地の文は日本書紀、歌謡の表記は古事記を参照しているものがありますが、これをどう処理しますか?
2010-12-23 12:01:19都合ではなく整合性。RT @dedeyoshi: 私は史学畑の人間ではなく、文学の出身なので、おっしゃる内容は許容できかねます。史観の都合で実証なく古事記を偽書にするというのは、文学者が積み上げてきた実績を蔑ろにし過ぎですね @finalvent 王朝というレジームの問題として。
2010-12-23 13:09:24序文偽書説は通説ではないですか。「新版 古事記成立考」大和岩雄 RT @dedeyoshi: なるほど。「原古事記は存在したけど現存の形で成立したのは平安時代」という説ですね。するとまず序文が偽書であることを立証しなくてはなりませんが、その根拠はなんでしょうか。
2010-12-23 13:10:20