マハーバーラタ/ラーマーヤナ関連覚え書き

日本語で読めるマハーバーラタ/ラーマーヤナなど、覚え書きついでにとぅぎゃ。おすすめがあったら是非コメントなどに追記お願いします!間違いなどお気付きであれば、優しく指摘いただけると嬉しいです…
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山鳥かかぽ @ymdr4989

①レグルス版はマハーバーラタ同様に簡略ですが、Kindle版もあり手に入りやすいです。上下巻。まずはこれを読んでみるといいと思います。 daisanbunmei.co.jp/regulus/ramaya… amazon.co.jp/dp/4476010016

2016-04-07 21:53:23
山鳥かかぽ @ymdr4989

②岩本版は東洋文庫の旧訳。1巻から2巻のみ。残念ながら訳者の方が亡くなったため未完ですが、巻末に参考になる解題が付与されています。 heibonsha.co.jp/book/b161428.h… amazon.co.jp/dp/4582803768

2016-04-07 21:53:27
山鳥かかぽ @ymdr4989

③中村版は東洋文庫の新訳。前述の旧訳が未完のため、あらためて翻訳されました。一番詳しくて完結しており、新品で購入できるので、ちゃんと読みたい場合こちらがおすすめ。 heibonsha.co.jp/book/b161873.h… amazon.co.jp/dp/4582808204

2016-04-07 21:53:31
山鳥かかぽ @ymdr4989

「Mahabharat Warriors」というAndroidアプリがありました。所謂タワーディフェンスアプリの模様。Facebookに公式アカウントがあり、キャラデザが可愛いです。 play.google.com/store/apps/det… facebook.com/MahabharatWars

2016-04-07 22:01:13
山鳥かかぽ @ymdr4989

「Arjun: Without a Doubt」という、アルジュナ中心にフォーカスした英語の小説がありました。公式サイトから試し読みPDFをダウンロードできます。 sweetyshinde.wordpress.com/2015/05/11/ amazon.co.jp/dp/B00SUWJ4I4

2016-04-08 20:45:50
山鳥かかぽ @ymdr4989

「Grant Morrison's 18 Days」という、クルクシェートラ戦争を題材にした海外の漫画があります。カッコイイ… graphicindia.com/portfolio/18da… graphic-india.myshopify.com/collections/al… amazon.co.jp/dp/B018V58BV0

2016-04-08 20:46:01
山鳥かかぽ @ymdr4989

「マハーバーラタの神話学」という、マハーバーラタにおける普遍的な神話学のモチーフを解説した書籍があります。内容は↓の出版社のサイトの目次を見ると分かりやすいです。 koubundou.co.jp/book/b155770.h… amazon.co.jp/dp/433516050X

2016-04-09 20:48:21
山鳥かかぽ @ymdr4989

「マハーバーラタの世界」は、マハーバーラタがインドの文化上どのように受け止められているかを紹介した書籍です。日本でいう判官贔屓的なカルナの人気について詳細です。 mekong-publishing.com/books/ISBN4-83… amazon.co.jp/dp/4839601984

2016-04-09 20:48:24
山鳥かかぽ @ymdr4989

「マハーバーラタとラーマーヤナ」は「マハーバーラタの世界」と同一の著者の研究書です。 shumpu.com/archives/6812 amazon.co.jp/dp/4861103657

2016-04-09 20:49:09
山鳥かかぽ @ymdr4989

なお、「マハーバーラタの世界」と「マハーバーラタとラーマーヤナ」は、原典そのものというより、読者(後世の民間の文化における受容)について考察している内容ですので、基本というより応用という印象です。所謂「斜に構えた、穿った読み方」なので、先に他の本を読んだほうがいいかも。

2016-04-09 21:09:14
山鳥かかぽ @ymdr4989

『西遊記』の神話学(中公新書)は、20ページ程、パーンダヴァ五王子についての記載があります。パーンダヴァ五王子を導く「みちびきの女神」としてのクンティー、ドラウパディーについて考察されています。 amazon.co.jp/dp/4121014189

2016-04-09 22:04:03
山鳥かかぽ @ymdr4989

マハーバーラタの版本の情報が知りたくて、色々調べたところ、以下サイトに関連リンクが沢山ありました(英語ですが)。 mahabharata-resources.org

2016-04-17 09:21:16
山鳥かかぽ @ymdr4989

@ymdr4989 「Mahabharata」の英語のWiki( en.wikipedia.org/wiki/Mahabhara… )を読んでみたところ、「Versions, translations, and derivative works」に版本の情報が載ってました。

2016-04-17 09:21:22
山鳥かかぽ @ymdr4989

The Bhandarkar Oriental Research Institute(BORI)というインドの研究所が、無数にあるマハーバーラタの写本をまとめて、「Critical Edition」(校訂版)を編集しています。 bori.ac.in/mahabharata_pr…

2016-04-17 09:21:41
山鳥かかぽ @ymdr4989

@ymdr4989 この「Critical Edition」(校訂版)は、プーナ版と呼ばれ、現在までのマハーバーラタの翻訳は、ほとんどの場合このプーナ版を元にしています(版本を作成した研究所であるBORIがインドのプーナにあることから、プーナ版と呼ばれるようです)。

2016-04-17 09:21:49
山鳥かかぽ @ymdr4989

@ymdr4989 プーナ版を元に、テキストファイルにしたものが以下サイトで公開されています。デーヴァナーガリー文字またはローマナイズ表記によるサンスクリット語版です。じょ…上級者向け… bombay.indology.info/mahabharata/st…

2016-04-17 09:21:54
山鳥かかぽ @ymdr4989

@ymdr4989 プーナ版を元に英訳した書籍はいろいろあるようですが、おそらく手に入れやすいバージョンは以下英訳版。ちくま学芸文庫版(上村版)と並べて読んでみたいところです… penguinqa.srijan-sites.com/en/book/mahabh… amazon.co.jp/dp/B0161WH12K

2016-04-17 09:22:03
山鳥かかぽ @ymdr4989

また、ちゃんとしたプーナ版底本ではないもようですが、以下英語版が無料で公開されています。

2016-04-17 09:23:03
山鳥かかぽ @ymdr4989

日本語の主要な翻訳版の底本を確認しました。それぞれ前書とか後書に底本の記載がありました。底本関係は、上村版の一巻の前書または山際版の一巻の後書が参考になります。

2016-04-18 03:48:14
山鳥かかぽ @ymdr4989

①レグルス版(一巻の前書に底本の記載あり)は、C. Rajagopalachari(Chakravarti Rajagopalachari)による英語要約版の和訳版です。 en.wikipedia.org/wiki/Mahabhara…

2016-04-18 03:48:16
山鳥かかぽ @ymdr4989

②上村版(一巻の前書に底本の記載あり)は、前述したプーナ批判版の和訳版です。 bori.ac.in/mahabharata_pr…

2016-04-18 03:48:20
山鳥かかぽ @ymdr4989

③山際版(一巻の後書に底本の記載あり)は、M. N. Dutt(Manmatha Nath Dutt)による英訳版の和訳版です。この英語版は、北方インド写本ベースとのこと。 parimalpublication.com/index.php?rout…

2016-04-18 03:48:22
山鳥かかぽ @ymdr4989

④池田版(二巻の後書に底本の記載あり)は、Gita Pressから出版されたSANKSHIPT MAHABHARATという上下巻の簡約ヒンディ語版の和訳版です。 gitapressbookshop.in/sankshipt-maha…

2016-04-18 03:48:25