生物・医薬・食品関連のまとめのまとめ by glasscatfish
生物・医薬・食品関連のまとめのまとめです。
放射線関連はこちらをご覧ください
http://togetter.com/li/641335
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まとめ
病の皇帝「がん」に挑む を読みながら
病の皇帝「がん」に挑む を読みながら。
ナカイさんのツイートと、内容に関する自己ツイを中心にまとめました。
このまとめは現在進行中のがん医療についての情報をあつかった下巻の内容が中心です。
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まとめ
「エイズの起源」を読みながら
「エイズの起源」(ジャック・ペパン著)に関連したツイートです。
(ツイートの内容が著書に含まれているとは限りません)
訳者:長崎大学・山本太郎教授 http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/newrect/
注)エイズは病気の症候群であり、それを引き起こす病原体名が HIV です。また、virus の日本語音訳として、ビールス、ウィルスなども使われて来ましたが、現在ではウイルスが標準的な表記として定着しています。 http://jsv.umin.jp/
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まとめ
皮膚のバリア機能を高めるアトピー性皮膚炎の治療薬
JTC801という既知の化合物にアトピー性皮膚炎の皮膚バリア機能に重要なフィラグリンの量を増やす働きがあることを見つけ、実際にマウスモデルへの経口投与で有効性を示したというもの。
京都大学皮膚科の椛島先生、大塚先生のお仕事です。
論文:The Journal of Allergy and Clinical Immunology http://www.jacionline.org/article/S0091-6749(13)01152-4/abstract
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まとめ
ハダカデバネズミがガンにならないのは細胞の作るヒアルロン酸のおかげか?
6月のNature誌に掲載された論文の関連ツイートです。
背景的知識的なものもまとめました。
この論文は「ヒアルロン酸を飲めばがんにならない」とか、そういう類いの話ではないのでくれぐれもご注意下さい。
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まとめ
betatrophin 発見と報道
中辻先生のツイートを中心にbetatrophin発見のニュースをまとめました。
期せずして、以前から問題視されていた、科学報道の扱い方と重要性のアンバランスさの実例となっています。
後半にbetatrophinを発見したCellの論文の簡単な解説があります
ブログ等での解説はこちら
薬作り職人のブログ
http://kentapb.blog27.fc2.com/blog-entry-2356.html
アレ待チロマン
http://fm7.hatenablog.com/entry/2013/04/26/190059
内科開業医のお勉強日記
http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/04/12betatrophin.html
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佐賀大学・出原研によるアトピー性皮膚炎慢性化機構の解明
アトピー性皮膚炎の慢性化にペリオスチンという細胞外タンパク質が果たしている機構が佐賀大学・出原教授の研究グループにより解明され、評価の非常に高い医学誌 Journal of Clinical Investigation に掲載されました。
直接の薬剤の開発ではありませんが、機構の解明という研究の性質上、いくつかの既存薬剤をアトピー性皮膚炎に適用する可能性を示唆する研究でもあります。
(佐賀大学出原研HP)
http://www.biomol.med.saga-u.ac.jp/medbiochem/AD-PN.html
(論文の解説ブログ:蝉コロンさん)
http://d.hatena.ne.jp/semi_colon/20120612/p1
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ゲノム科学関連
まとめ
犬のゲノム研究が明らかにしてきたこと
タイトルは Dog Actually http://www.dogactually.net/ での尾形聡子さんの連載からいただきました
http://bit.ly/1vVOkzS
犬を品種改良で形質を固定した結果、遺伝的疾患が増えたり広まっているのではないかという懸念があります。
ゲノム研究の成果を利用して、既知の遺伝病を避ける交配を行う努力がされている一方で、ブームに乗り悪条件の繁殖で稼ぐ業者もいるようです。
参考:
量産されるデザイナードッグの悲劇
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2009/05/post-137.php
ペットショップに行く前に
http://togetter.com/li/563121
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まとめ
遺伝子編集2015
2015年の遺伝子編集の話題です。
ヒト急性リンパ芽球性白血病患者へのCART治療、中国での受精卵遺伝子編集の試み、新たな遺伝子編集技術など。
参考サイト:広島大学分子遺伝学研究室
http://www.mls.sci.hiroshima-u.ac.jp/smg/index.html
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まとめ
ゲノム科学の衝撃 on 放射線の遺伝的影響
放射線影響研究所2013年の総説から、最近のゲノム科学の進展がヒトに対する放射線影響の理解に及ぼした影響の部分の紹介です。
関連して、「ポストゲノム時代の生命観(元々だれでも病気の原因となり得る変異遺伝子を持つ)」というような内容でのやり取りをしていたので一緒にまとめました。
Radiation Effects on Human Heredity
Annual Review of Genetics Vol. 47: 33-50
http://www.annualreviews.org/doi/abs/10.1146/annurev-genet-111212-133501
解説「放射線がヒトの遺伝に及ぼす影響」
http://www.rerf.or.jp/library/scidata/cr/cr1202..
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血液型と性格は無関係?
血液型と性格の無関連性 ―日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠―(縄田 健悟 京都文教大学)に関連したツイートです https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/advpub/0/advpub_85.13016/_pdf
・大規模な調査でも有意な差がない(複数の調査で異なる結果) ・差自体が小さい を根拠としています
「このゲノム科学の時代に、何でまた血液型性格診断なんて手がかりの限られた時代遅れのものにこだわる?」と言われていますが、ゲノム時代はまたそれなりの迷信が生まれそうで・・・。
程度と効果について気をつけていないと、うっかり騙されてしまうかもしれません。
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まとめ
Duon 怒音と 〜 DNA配列の新しい(?)二重の情報について
12月13日の Science 誌に報告された
Exonic Transcription Factor Binding Directs Codon Choice and Affects Protein Evolution http://bit.ly/1de1Guw
とそのプレスリリース http://bit.ly/1de1ETg や報道に対する反応です。
タンパク質のアミノ酸コーディング領域がDNA転写調節にも関わりうるということを(お金に物を言わせて)広範に調べた論文で、新たな概念 Duon (2重の役割を持つコドン)を提唱しました。
論文の明らかにした事実の進化的な役割やデータベース的な意義とは別に、
・そもそも新しい現象ではないのに騒ぎすぎ
・この概念は実態を正しく表していない
・宣伝臭が科学を歪めて..
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まとめ
胃がん、十二指腸潰瘍と血液型:あ、あ、ぁ、ぁ、そんな風にニュースにしちゃって・・・
東大医科学研究所が発見した2つの十二指腸潰瘍の原因遺伝子、血液型ABO遺伝子とPSCA遺伝子。NHKの報道のしかたに y_tambe 先生が懸念をツイートされていました。
研究結果とそれをどう報道するか・受け止めるかにはギャップが生じがちなよい例かもしれません。
NHKニュース:がんか潰瘍か 遺伝子で予測
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120305/k10013477101000.html
東大医科学研究所の発表:十二指腸潰瘍の原因遺伝子を発見
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/research/papers/post_38.php
ブログ記事
胃がんリスク1.8倍の血液型は?
http://blog.kougan.info..
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幹細胞・再生医療関連
まとめ
間葉系幹細胞の話題2015-2016初頭
中辻先生 @norionakatsuji のツイートを軸に、主要なニュースを整理しました。
(実用化に近いトピックほど前の方にあります)
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まとめ
癌幹細胞の話題 2012-2015
癌幹細胞を標的とした医薬品の話題を中心にまとめました。
古い情報はその後進展したり、別の結果がコンセンサスとなっている場合もありますのでご注意下さい。
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まとめ
MUSE細胞を使用したヒト皮膚細胞モデル販売の話題
MUSE細胞を使用したヒト皮膚細胞モデル販売が NEDO、東北大学、Clio、DS ファーマバイオメディカルから12月11日に発表されました。
報道やプレスリリースの文面が誤解を招いている部分が多そうでしたのでまとめました。
発売される皮膚の三次元培養システムは、既に複数の初代培養細胞を用いて作成して販売されている商品(皮膚の三次元培養システム)のメラノサイトだけをMUSE細胞由来の細胞に置き換えた商品です(MUSE細胞は同社の初代培養細胞から分離したもの)。
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まとめ
笹井先生の業績
2014年8月5日に亡くなられた笹井芳樹先生の業績に関するツイートをまとめました。
(後半に亡くなられた事情に関する私のTLのツイートをまとめました。)
理化学研究所 笹井芳樹博士の研究業績
http://www.cdb.riken.jp/jp/10_otr/1001_index.html
ガジェット速報 『笹井芳樹博士が科学界に遺した、偉大な業績まとめ』
http://ggsoku.com/tech/requiescat-in-pace-yoshiki-sasai/
理研CDB 細胞分化・器官発生研究グループ
http://www.cdb.riken.jp/jp/labtour/people_html/sasai/index.html
nature 追悼記事 http://www.nature.com/n..
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まとめ
幹細胞臨床試験:治験第3相段階の特に重要な8件
中辻先生 @norionakatsuji ご紹介の英文記事、
「治験第3相段階の特に重要な臨床試験8件」 http://ow.ly/rY8jn (米国)
の内容です。
患者の自己由来幹細胞だけでなく、他人由来の間葉系幹細胞製剤など、より医薬品に近いものも含まれているのが注目されます。
国内での動向や規制に関するリンク/まとめを最後につけました
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まとめ
疑惑の幹細胞治療はイタリアだけの話ではない
イタリアで根拠のあやしい幹細胞治療に巨額の補助金が支出され、臨床試験が行われるのを科学者たちが奮闘の末止めたnature 記事に関するツイートを中心にまとめました。
http://www.nature.com/news/stem-cells-taking-a-stand-against-pseudoscience-1.15408
イタリアのケースは極端としても、残念ながら、日本を舞台に怪しげな幹細胞治療が跋扈しているという実態があり、自由診療のため把握もされていないようです。
追記)日本でも『再生医療等の安全性の確保等に関する法律』が既に制定され、施行予定です。
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まとめ
STAP細胞の「検証作業は科学コミュニティが議論と事実を重ねて時間をかけて行う」
タイトルは Micheletto_Dさんのツイから。
このまとめはSTAP細胞論文画像の取り扱いに関するものではなく、また、結果の信憑性の有無を主張しているものではありません。
STAP細胞の論文に刺激を受けた実験結果がブログ http://www.ipscell.com/stap-new-data/ に投稿されていますが、論文と同じ条件のものはなく「検証」とはまだ言い難い段階です。しかし、これを以って「追試ができない」とする誤解が広まっているのでまとめました。
STAP細胞 nature 論文(オープンアクセス)
Article http://bit.ly/1dQ0Jfp Letter http://bit.ly/1fiWd9i
次のまとめと共通ツイートを含みます http://togetter.com/..
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食品と機能成分関連
まとめ
「代替医療の光と闇」を読みながら
代替医療の光と闇 ~魔法を信じるかい~
ポール・オフィット 著 ナカイサヤカ 訳
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4805208872
に取り上げられたトピックに関連した現在・過去ツイのまとめです(このまとめで出てくるモノや人が全て著書で説明されているわけではないのでご注意下さい)。
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食品の「機能性表示」制度スタート
2015年4月の食品の機能性表示制度スタートに関連したツイートをまとめました
消費者庁食品表示HP http://www.caa.go.jp/foods/
消費者庁・消費者向けパンフレット
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150402_1.pdf
消費者庁・事業者向けパンフレット
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150402_2.pdf
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