発売即、三万部重版! 中公新書「観応の擾乱」(亀田俊和)早くも大ヒットの予感~読んだ人の感想など

印税を計算すると…(するな) 「スター不在でグダグダ」の応仁の乱に対し「スター多数でもグダグダ」だと有名な「観応の擾乱」。その新書が発売… 経緯は1カ月前のまとめ https://togetter.com/li/1117754 を読んでください。 続きを読む
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

売れればインタビューが来るんや。はっきりしてていいな、これ/「呉座ポーズ」に対抗する「亀田ポーズ」にも注目 / “『観応の擾乱』/亀田俊和インタビュー|web中公新書” htn.to/kzJB2e

2017-08-04 04:52:11
リンク Web中公新書|中央公論新社 『観応の擾乱』/亀田俊和インタビュー 草創期の室町幕府を揺るがした内乱を丁寧に描いた『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂い… 2 users 57

やや長文の感想・紹介文とイラストを

gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

今回の重版まとめは、これの「続編」です。「観応の擾乱ってそもそも何?」などの疑問はまずこれ読むべし あの「応仁の乱」超える?中公新書「観応の擾乱」(亀田俊和著)発売前から話題沸騰~足利尊氏・直義、仲の良かった兄弟がなぜ争う…? -togetter.com/li/1117754

2017-07-25 08:08:15
まとめ あの「応仁の乱」超える?中公新書「観応の擾乱」(亀田俊和著)発売前から話題沸騰~足利尊氏・直義、仲の良かった兄弟が、.. 腕組みして待て! いやまず『観応の擾乱』についてだが、収録ツイートを抜粋しよう。 『観応の擾乱とは、楠木正成や北畠顕家、新田義貞という一線級の南朝の武将をあらかた片付けて、南朝がほぼゲームセットまで追い込まれた状態から、足利兄弟の兄弟喧嘩で南朝が息を吹き返したという北朝からすると激おこ案件。』 『「苦楽を共にして天下を統一した兄弟が不倶戴天の敵同士になり、弟を討ち取った兄が今度は(養)父の敵として(実)子に狙われる」という悲劇的ながらも壮大な物語』 これについての本が、亀田俊和@kamedatoshitaka氏の筆で中公新書から出ることが決定。 既に反応を見ると、ヒットの可能性大、ではなかろうか。 某書や某書と並んで、「第一次呉座包囲網」が結成されようとしていた… ツイートを使わせていただいたアカウントはこ.. 58778 pv 446 48 users 912
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

亀田俊和氏より新著『観応の擾乱』(中公新書)を拝受しました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。早速第二章まで読了。初期室町幕府が、鎌倉幕府や建武政権を継承しつつ、その問題点を調整して独自の統治機構を整備していくこと。佐藤進一氏以来の定説を再検討し、直義に権限が偏重している

2017-07-18 20:41:45
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

ことや、定説の尊氏=主従制的支配権と直義=統治権的支配権という分類にも疑問を投げかけている。また、「仁政方」をめぐる議論をわかりやすく提示し、自説批判の問題点も簡潔に指摘。高帥直の権限縮小を直義との対立惹起で説明することに異議を唱え、それが東国出陣予定が背景にあるとする。

2017-07-18 20:50:51
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

実は、帥直の権限縮小を直義との対立とする見方は、かつて亀田氏自身も支持していたそうだが、史料検討を重ねた結果、撤回したそうで、ここにも研究者は研究史を尊重しつつもそれに拘束されない柔軟さが必要であることを言外に提示。そして直義と帥直の対立原因について『太平記』以来の考え方を採用

2017-07-18 20:55:18
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

することを峻拒。事態は別のところにあるとしつつも、『太平記』が提示する幕府配下の武士に対する恩賞問題については一考の余地があると指摘。なかなかスリリングです。とりわけ、難解だった初期室町幕府の機構と発給文書について、わかりやすい見取り図をまず書いてくれたことはありがたいです。

2017-07-18 20:57:35
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

あまりやるとネタバレになるので、ここでとりあえず止めますが(実はここまでしか読めてない)、本当に今後の展開が楽しみです。皆様にもぜひご購入をお勧めします。なってったって、観応の擾乱ほどわからんものはないんですよ。それを整理して叙述してくれているのですから。すぐ書店へGO!

2017-07-18 20:59:27
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

亀田俊和氏の新著『観応の擾乱』読了。実にスリリングでわかりやすい論述。驚いたのは、佐藤進一氏の定説をまず押さえつつ、史実の積み重ねを論述していき、最後に史実の繋がりを提示したうえで、自説をまとめあげる。さすれば、定説が盤石ではないことを実に印象ぶかく提起されることになる。

2017-07-20 21:19:42
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

一般書で、難解に陥らず、これだけ簡潔かつ鋭く定説に切り込めるとは。しかもその論理性の高さが特筆される。ぜひ史学科の学生になめるように読み、検証してほしい好著。いい加減な史料の引用、我田引水の解釈など微塵もない歴史書は、堅牢な建築美を見るようだ。見習わなければいけませんね。

2017-07-20 21:23:30
まとめ管理人 @1059kanri

「観応の擾乱」、一先ず読了!定説に果敢に切り込み、しかも確かな史料解釈を基礎とした重厚な内容。個人的に通史系の本では薩埵山の戦いで終了されがちな観応の擾乱のその後がしっかりと描かれていて非常に勉強になりました。義冬問題が本質かー chuko.co.jp/shinsho/2017/0…

2017-07-24 19:51:40
まとめ管理人 @1059kanri

「観応の擾乱」、今まで通史系の本、或いは足利直義関連の歴史書で観応の擾乱に接していた人にこそ読んでほしいですね。あのあたりの本では、観応の擾乱をかなり端折っていた事が良くわかりましたw chuko.co.jp/shinsho/2017/0…

2017-07-24 20:06:12
EMI @emk_oldrose

『観応の擾乱』読了。明解な文章と語り口で読みやすかった。ただ内容というか乱そのものが複雑なので何度も行き来しながら読まないと理解が及ばないのは自分の頭が悪いからか。『応仁の乱』もそうだった…尊氏・直義兄弟に明確にスポットが当てられているから迷わずに読めた感じ。以下頭の悪い感想

2017-07-22 14:15:41
EMI @emk_oldrose

尊氏と直義の「本人たちは普通に仲が良くて、争いたいとも思ってないのに周りが煽って最終的に戦うしかなくなる」シチュエーション何というかもう本当にツボです。いや真面目な話、それぞれに理由だったり原因はあるんだろうけど、これ読む限りお互いやる気ないじゃん…なんで戦ったのよ?っていうね。

2017-07-22 14:16:14
EMI @emk_oldrose

でもこういう事例は歴史にも何ならフィクションにも山のようにあって、結局こういうことは本人たちの意志では避けられないものなんだなあと。あと個人的に超気になったのは義詮と直冬の異母兄弟ね…これまたツボであかん…正妻の子と庶子…これまた実は仲が良かったりしたら死ぬ…。

2017-07-22 14:20:56
EMI @emk_oldrose

なんかTLに「義詮ちゃん」というパワーワードが散見されるんですが、何なのあの「叔父貴絶対殺すマン」くんは萌えキャラなの…????

2017-07-22 14:27:56
歩弥丸(ふみまる) @hmmr03

【亀田先生の『観応の擾乱』による、擾乱勃発以前の状況(1/2)】 ・通説が『二頭政治』と言うほどには尊氏に権限残されてないし、直義の権限は政務・戦の両方に及ぶよ ・ただ、尊氏は新恩の給与を師直を経由して専ら行ってたよ ・師直の立場は『尊氏と直義両方の執事』と言うべきもの

2017-07-25 00:05:32
すけべー @kusobokko

しかし尊氏ってほんとハーレムギャルゲの主人公やな、普段は仕事のやる気がなく趣味に走っているのにピンチになると無茶苦茶強い、身近な人が危なくなったり殺されると突如本気になる。優勢に戦いを進めながら敵対した相手と最後まで和解の道を探る。

2017-07-21 15:52:15
すけべー @kusobokko

正平の一統で南朝に攻められて上皇天皇皇太子神器を失い無能呼ばわりされる義詮ちゃんだけど、講和条件通り神器は引き渡し済み北朝を廃し南朝を迎え入れる準備をしていた所で、南朝が軍勢を集め上京してきたら義詮ちゃんから先手を打つ訳にもいかんし守り切るのは厳しいわな。

2017-07-22 08:46:08
すけべー @kusobokko

南朝に失策があったとすれば義詮ちゃんを取り逃がした事か、義詮ちゃんがいたから軍勢を集めて京を奪還、後光厳を擁立、東国で南朝と直義派との戦いを制した尊氏と合流して廃した北朝を再興させて観応の擾乱で弱体した幕府が立ち直ったんだし。しかし尊氏にしても義詮ちゃんにしてもピンチになると強い

2017-07-22 08:54:56
さとうしん @satoshin257

『観応の擾乱』、師直や直義といった頼れる者がいなくなってから指導者としての意識が変わったという尊氏。兄弟の対立がなければずっと人任せでいくつもりだったのか…

2017-07-21 17:26:57
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