- conchucame
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ミステリを楽しむ人は、ミステリー(謎)が解かれることを期待するが、謎を解く過程のドキドキ(情動)を楽しむことが目的となっている。この情動は後から再現することはできないし、いったん明らかになった謎を知らないことにはできない。これが、ネタバレが避けるべき理由として主たるもの。 pic.twitter.com/DYjrx6jTUE
2018-11-23 14:24:20渡辺さんの講演。ネタバレ悪への懐疑論が4段階に分けて展開される。ズバリ『ネタバレ』の本があるみたい(わざわざ買ったとのこと)。 ネタバレ!! (メディアボーイMOOK) amazon.co.jp/dp/4903946959/… @amazonJPから
2018-11-23 14:34:38ネタバレ否定派への懐疑論を立てて、それに順番に応答することで、「なぜネタバレが悪なのか」「ネタバレから"悪"を抽出できるか」を明らかにしようとする。この手法は他にも使えそう。
2018-11-23 14:50:59ネタバレに接してしまうとその真偽にかかわらず鑑賞が「鑑賞+真偽の確認」という作業に変質してしまう、ほんらいなんの義務もないはずの鑑賞に、「確認しなければならないという義務感」を与えてしまう点にネタバレの悪さがある、というのはたしかに説得的な説明に聞こえる
2018-11-23 15:07:01ネタバレはありかなしか? という二分法にしてしまうと、感情を煽った対立になってしまう。論点を整理して立場の多様さを明らかにしていくために、哲学の技法を駆使している。マグロの解体ショーのような、いわば匠の技を見るみたい。 #ネタバレの美学
2018-11-23 15:11:24「ネタバレの美学」ワークショップ@大妻女子大学を途中まで聞いて退席。ネタバレはなぜ悪いのかを、倫理学的に考察する会。ネタバレを嫌がる人たちが、何を嫌がっているのかが、少し明確になった。おもしろかったです。
2018-11-23 15:13:14休憩を挟んで、森さんの発表始まりました。 pic.twitter.com/Z83KRBWPvO
2018-11-23 15:16:02音楽ライブにもセトリは公演がぜんぶ終わるまではネタバレの範疇になる、というマナーはわりとファン間で共有されてるやつですよね
2018-11-23 15:19:55森さんの講演。ネタバレとは、作品の勧賞を、作品に本来備わっていた工夫を味わえない勧賞に変えてしまうから美的・芸術的な悪とセットである……という立場から、倫理的に悪だという話につながる。美味しんぼのネタバレをしつつネタバレの悪について語るのがおちゃめ。 #ネタバレの美学
2018-11-23 15:23:19ネタバレの概念が示す対象がめっちゃ大きい(結末だけでなく、演出上の工夫、作品のポスター)ので、議論が隙だらけになっているような…… 限定要素は「工夫」というが、それらは作者、ジャンル、メディアも「ネタバレ」に還元できる。これを悪とすると、そもそもその作品に触れる気ならないような……
2018-11-23 15:38:09あれがあそこにあってそれを確認しにいく、というのは「観光」の定義のひとつで、たしかに鑑賞が観光になってしまう、というのを認めるのか否かというとこがあるかもしんない(拡大解釈)
2018-11-23 15:40:22完全にクリアな、美味しんぼの「清新な驚き」は存在しないのかも。ただし、ネタバレをめぐる悪の対立軸が明確になったので、見通しが良くなった。何について議論すれば良いか分かりやすいのがありがたい。
2018-11-23 15:45:05松永さんの「ネタバレは悪くて悪くない」発表スタート。松永さんの発表のあと、ディスカッションです。 pic.twitter.com/GWEDvkjL8U
2018-11-23 15:46:11松永さんの講演。ネタバレ分類表に分けて、それぞれのタイプごとに悪さ、悪くなさを整理している。意見が割れるときは、その立場の実践が異なっていることを明確化することで対立を回避している。 #ネタバレの美学 pic.twitter.com/jCWxcCWBXk
2018-11-23 15:49:29