リスクコミュニケーションとサイエンスカフェの開催について

http://togetter.com/li/217658 での、サイエンスカフェ開催に関わる議論をもう一度。きっかけは「若手による次の時代のリスク評価を考えるワークショップ−ポスト3.11.のリスクガバナンスの失敗学−」2011年11月18日於静岡大学工学部 のスライド3点。 リスクコミュニケーションの失敗の理由は? 一般市民がリスコミに参加するには?
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flurry @flurry

先ほど、『若手による次の時代のリスク評価を考えるワークショップ −ポスト3.11.のリスクガバナンスの失敗学−』なるものの資料をぱらぱら見て、たいそう腹を立てており。 http://t.co/lAnBixnB

2012-01-19 10:18:51
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@flurry 飽きてしまわれた所にレスして申し訳ないのですが(^^;)最後の岸本氏の総括、考えさせられる所いっぱいです。「ちゃんと根拠を専門家に尋ねてこなかった一般市民の側にも責任がある」って根拠を示してくれない専門家に責任があるのでは?と。「徹底的に尋ね」ても答えてくれないし

2012-01-19 10:57:52
flurry @flurry

@niigatamama "Ask for Evidence"のエビデンスってかなりややこしい(ことば自体の意味が議論の対象となる)専門用語だと思うのですが、それを根拠と一般化してしまうのはどうなの、と思ってしまいました。

2012-01-19 11:04:03
flurry @flurry

@niigatamama あ、なんだかズレたお答えをしてしまってすみません……

2012-01-19 11:06:23
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@flurry Ask for Evidence運動は「BSEは人にうつらない」というような間違った情報に対処するため、一般市民が科学的医学的主張の根拠が示されていない場合にそれを求めるもので、通常正確な情報は根拠と共に示されるのが前提。http://t.co/UJdbCPlN

2012-01-19 11:12:40
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@flurry ズレてないです。そこがおかしいから、私の納得いかないポイントにつながるというのがわかりました(^^)/

2012-01-19 11:14:22
flurry @flurry

@niigatamama あ、それはよかったです。"Ask for Evidence"サイトについては後ほど読んでみますー。

2012-01-19 11:15:41
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

「規制科学リテラシー」がより必要なのは、国民じゃなくて放射線関係の専門家や政治家ではないのかな?と。7頁の分析もエリートパニックの問題無視してどうする!?/小野恭子「リスク評価の失敗学―"規制科学"リテラシーを醸成しよう!(PDF)」 http://t.co/W861H1nm

2012-01-19 12:42:49
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah 先程@flurryさんとも話していたのですが、QT最後の岸本氏の総括、考えさせられる所いっぱい。「ちゃんと根拠を専門家に尋ねてこなかった一般市民の側にも責任がある」って根拠を示してくれない専門家に責任があるのでは?と。「徹底的に尋ね」ても答えてくれない。

2012-01-19 12:54:54
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

oO( 科学的にはまだ解明されていない事例について、科学的ルールにのっとって「約束事」にするという考え方。すんなりとは同意できないな。それでリスク・コミュニケーションが成り立つのだろうか。ちょっと疑問。)

2012-01-19 12:55:50
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah Ask for Evidence運動は「BSEは人にうつらない」という様な間違った情報に対処するため、一般市民が科学的医学的主張の根拠が示されていない場合にそれを求めるもので、通常正確な情報は根拠と共に示されるのが前提http://t.co/UJdbCPlN

2012-01-19 12:56:41
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah というように私は思っていたのですが、違うでしょうか。。。

2012-01-19 12:57:16
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@pekopeko0705 「約束事」にするまでのコミュニケーションって科学的ルールだけではうまくいかないと思う。「科学的ルール」そのものが受け入れられない場合もあると思う。。。

2012-01-19 13:00:22
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@niigatamama @flurry 仰る通りAsk for Evidence運動は消費者の知る権利として、専門家や政府にちゃんと根拠を示す責任を果たさせるためのものですよね。まぁ、権利の行使を怠ってきた市民側の反省点というのはあるにしても、第一に責任を負うのは専門家ですし

2012-01-19 13:01:39
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@niigatamama @flurry 今回の事故以降の対応で言えば、市民の側はいろんな面で説明を求めていたのに、ちゃんとそれに専門家が答えてこなかったということがたくさんあると思うんですよね。それを市民の側の責任にしてしまうのはズルイですよね。

2012-01-19 13:04:09
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@niigatamama @pekopeko0705 「約束事」であるがゆえに、そこには科学ルールだけでは決められないことがあり、社会に開いて合意形成しなきゃいけないこともあるはずなんですよね。大抵は専門家の相場観(科学者としてではなく一市民としての)で決めちゃってるわけですが。

2012-01-19 13:11:25
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah 市民の側が説明を求めるという点でも、一体誰が何の専門家で、正しいと思われる情報がどれなのか、今になってもはっきりと言える人はいない状態だと思っています。いろいろな場面で「低線量被曝の専門家は誰?」っていろいろな人に聞いているけれど確実な答えがまだないです。

2012-01-19 13:12:04
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah 低線量被曝について勉強したかったらどこの大学の何学部何学科に行けばいいのか、知りたいです。可能であれば自分が行きたいくらいです。

2012-01-19 13:14:19
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@niigatamama 確かに。。(ざっくりした言い方ですが)安全派にしろ危険派にしろ、「この人こそ」という信頼は置きづらい印象ですね。安全派と危険派の間である程度幅をとってポートフォリオとして考えないといけない状態ですね。

2012-01-19 13:14:32
Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@hirakawah 独人の友人医師は、セコンドオピニオンを例にとって「少なくとも3人のプロフェッショナルに意見を聴け」と去年6月にアドバイスしてくれました。いろいろな立場の人の意見を聴くようにしていますが、低線量被曝だけは複数の専門家が見つからない。

2012-01-19 13:18:25
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

@hirakawah @niigatamama レスありがとうございます。「約束事」の部分、不確実性という言葉を入れたことは画期的ですが、日本の市民社会の場合(市民ではなく民衆とか大衆と呼ぶ先生方もいらっしゃいますが)、意思決定・判断を躊躇する傾向があるように思います。

2012-01-19 13:30:24
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@pekopeko0705 @niigatamama 「意思決定・判断を躊躇する」というのには具体的にはどんなことがありますか?

2012-01-19 13:36:46
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

仰る通りの危惧もあり、うちの拠点は理系を主専攻とする学生が主な対象です。RT @Yashiro_Y: 科学技術イノベーション政策というやつに基づいた「政策のための科学」という人材育成プログラムの採択機関が決まったらしい。・・・多少は実地の「科学」の経験をさせてあげてね。

2012-01-19 13:39:26
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

@hirakawah @niigatamama また、放射線の健康影響評価に関しては、一部の市民の関心度は非常に高く、それぞれ考え方が異なります。そこをどのようにまとめていくのか。また行政側がどのようにからんでくるのか、この資料を見ただけではうまくイメージできませんでした。

2012-01-19 13:39:51