マスメディアによる似非科学的情報発信にどう対処していくべきか、とか
拙ブログup。「いくらTV局側で但し書きをつけても、似非脳科学に変わりはない」 http://bit.ly/bi8qAy S氏の例の発言を、出展をサーベイした上でその信憑性を論じてみました。
2010-10-22 17:22:29この件に関して、vikingさんがブログで採り上げて下さいました。出典を明らかにしつつ詳細に考察してあるので、是非参考に⇒いくらTV局側で但し書きをつけても、似非脳科学に変わりはない:http://vi.. http://togetter.com/li/61337
2010-10-22 17:56:42発言内容だけから原典を発掘するのは驚異的にしんどい。今度から引用文献について何年に発表されたかも明らかにしないコメントは、全て似非扱いにしようかなぁ。
2010-10-22 17:57:33怪しげな言説を広めることを批判するものに対し、その知識の流布が悪影響を及ぼすというエビデンスはあるのか、的に返す人って、何か巧いこと言ってるつもりなのかな。
2010-10-22 18:12:08ブログにコメントしておきました。マスコミでの科学に関する発言についてはホームページ等に文献を明示するような習慣ができると良いのかもしれませんね。RT @vikingjpn: 発言内容だけから原典を発掘するのは驚異的にしんどい。.. http://bit.ly/bi8qAy
2010-10-22 18:57:05「脳科学者として言うと」とか「脳科学的には」のようなことを言う場合は、good practiceとして文献を自分のHPや番組HP等に記載しておく、と。米国では一般向けの科学書でもほとんどは出典が示されている。日本はそうでないものが多い。
2010-10-22 19:08:18出典が明示されていれば、そこからの想像・推測はある程度自由であるべきかと。「そんな論文・データからそこまで言えるのか?」については、受け取るほうが判断できるようになることが大切なのでは。この意味で大学の教養教育などでは個別知識の伝授よりも科学的思考ができるような教育が重要。
2010-10-22 19:13:57え、自由じゃないの? RT @tsuyomiyakawa 出典が明示されていれば、そこからの想像・推測はある程度自由であるべきかと。「そんな論文・データからそこまで言えるのか?」については、受け取るほうが判断できるように...
2010-10-23 20:06:28vikingさんのエントリーについたブクマに、宮川氏が「噛み付いて」いる、という指摘があったから見にいったら、何のことはない、極めて冷静で丁寧な指摘ではないか。
2010-10-22 23:21:39エントリ内容に反映させました。門外漢には有難すぎるご指摘、大変参考になりました。有難うございます。RT @tsuyomiyakawa ブログにコメントしておきました。
2010-10-23 01:01:54貴重な労作。しかし専門家がこれだけの労力をかけて検証してもまだ異論が出る点も印象的(それでも意義は損なわれないが)。メディアはどうあるべきか。>「いくらTV局側で但し書きをつけても、似非脳科学に変わりはない」大「脳」洋航海記 http://ow.ly/2YaHy
2010-10-23 18:11:53神経科学の場合、研究内容が広範に渡るので一人の専門家にできること・言えることには限界があるということかと。分野の異なる複数の専門家が連携してアピールすることが大事だと思います。RT @gnsi_ismr しかし専門家がこれだけの労力をかけて検証してもまだ異論が出る点も印象的
2010-10-23 18:45:18@vikingjpn そう思います。問題は、それだけのコストを専門家集団が払うことが可能か、可能としても動機づけられるのかどうか。メディアの側が払うべきコストについても同じことが言えますが。
2010-10-23 18:56:53いただいたご指摘、ブログ記事に反映させました。ところで、「出典が明示されていればそこからの想像・推測はある程度自由であるべき」なのはその通りだと思いますが、やはりそれに加えて「賛否も含めてオープンに議論できる場」も整備されるべきだと考えます。RT @tsuyomiyakawa
2010-10-23 18:53:28もちろんweb(というかそれこそTwitter)がその場になり得るのは事実ですが、TVのような既存の影響力大なメディアが先に情報を流すとどうしても後手後手になりやすいですし、予めオープンな議論を担保できるシステムがあると良いなと思いました。RT @tsuyomiyakawa
2010-10-23 18:57:33この手のテーマでは必ず挙がる議論ですね。現状では「全くもってボランティア」ですが、いずれ学会レベルでの取り組みが黙っていても必要になるだろうとみています。RT @gnsi_ismr 問題は、それだけのコストを専門家集団が払うことが可能か、可能としても動機づけられるのかどうか。
2010-10-23 18:59:30@vikingjpn 本来、そこを埋める役割を担っているのがマスメディアであり、サイエンスライターやコミュニケーターだと思うんですね。それがあまりにも心もとなく、あまっさえ、マスメディアはニセ科学流布に手を貸しているという。。。
2010-10-23 19:01:27@vikingjpn むしろそういう危機感によって、リアリティーのある科学技術コミュニケーションが駆動されるのかもしれません。
2010-10-23 19:02:16そう期待しておりますし、願わくば研究者たち自身が積極的にコミットして問題意識を共有するようになって欲しいものです。他の第三者に頼るのではなく。RT @gnsi_ismr むしろそういう危機感によって、リアリティーのある科学技術コミュニケーションが駆動されるのかもしれません。
2010-10-23 19:05:32@ublftbo そこでwebという手段があるのだと、僕は理解しておりますし期待を寄せております。書籍出版という手段も依然としてありますが。
2010-10-23 19:06:14テレビ局にとっては、タレント・業界人以外の人間をテレビに出演させること自体、「リスクを取っている」という感覚なのだと思う。
2010-10-23 19:07:21