住職、佐村河内氏の問題を語る。
あれは佐村河内守に対してではなく、世間の障害者に対するアプローチの問題であって、あのおっさん一人の耳が聞えようが聞えまいがどうでもいいことだ。
2014-03-07 17:19:19うちは寺なので、よく「障害児童が頑張って描いた絵の画集(もしくは葉書)を買って下さい」などと電話が掛ってきていたのだが、電話で絵を売ろうとする感覚が先づ信じられないのだけども、それよりも先づ、障害者の支援者にも、なんだかなーな意識があるのだよな。
2014-03-07 17:22:30障害児童が描いた絵「だから」買ってくれ、と電話でいうわけで、つまりその支援者はその絵そのものの芸術性なんかを一切認めてないのよ。
2014-03-07 17:24:00つまり支援者すらその子供たちが描いた絵の価値を認めず、障害者である、ハンディキャップがある、ということでだけ評価してるのよ。
2014-03-07 17:27:31たとえば震災被災児童の画集なんかを作る場合は、その児童が震災でどのような傷を負い、この三年でどのように回復していくか、というようなストーリー性を乗せる。従って同じ児童の絵を時間経過順に並べる、というような作業が要る。
2014-03-07 17:31:10ということで、その作業をする人の芸術性、センスが問われるわけで、そうして出来た画集は絵を描いた人の作品ではなく、そのように編集する人の作品になる。
2014-03-07 17:35:23スクラップブックなんかが解り易いね。スクラップブックは中の記事を書いた人ではなく、スクラップした人の作品になるの。
2014-03-07 17:38:03手前にとって「障碍児童が描いた」というだけでは買おうという気が起きないもんで、それだったら同じ金額を寄付してくれと云われた方がマシで、それを作品として売るんだったら、なんなりと作品にしてもらいたいのですよ。
2014-03-07 17:42:21仮に、聴覚障碍児童の絵だけで画集を作ったら、「聴覚障害児童の世界」などという感じで作品になるんです。その取捨選択や並べ方も編集者次第ですけどね、一応それで作品にはなる。
2014-03-07 17:44:59だいたい人って何も考えないで絵を描いたら自分が興味あるものを大きく中央に描くもんで、聴覚障害児童の絵なんか見ると、人物を描いてたら耳を極端に大きく描いてたりするんですよ。
2014-03-07 17:46:26子供の絵の場合、「その子は世界をこう見ている」というのを読み取るのが楽しいわけでして、障害児童の絵であってもそれは変らない。「その子は世界をどう見ているか」が問題なんです。
2014-03-07 17:50:04だから佐村河内守にしても、「聴覚障碍者が聞える世界」という感じであの音楽を受容した人が居たんだと思うし、作曲はしてないにしても、一応イメージを伝えてはしているし、確かに聞えていない時期があったというんだから、それなりの値打ちはあるとは思うんだ。けども、だ。
2014-03-07 17:52:05佐村河内守は果たして「音が聞えない私が聞える世界」を表現したんでしょうかね。それを新垣さんに伝えて作曲させたんですかね。それとも単に欲得づくで自分の聴覚障害を売ったんですかね。
2014-03-07 17:56:04https://t.co/r0w9PwIHr0 それを危惧するよな。あのおっさん自分のしょーもない自尊心を保つために火事を大きくしようとしてる。
2014-03-07 22:27:48だいたいあの魅惑の変身であの人がどういう人か更にバレたよな。ああいうコスプレしてまで演出してたわけよ。ああいう人なのよ。
2014-03-07 22:28:35佐村河内守が今やろうとしてることは、焼肉えびすの勘坂康弘を思わせるな。己のしょーもない自尊心を守るために聴覚障碍者全員を道連れにしようとしているように見える。
2014-03-07 22:34:48