「トス回し」あるいは「トスワーク」について
「トス『だけ』をどうにかすれば、相手のブロックが割れる・振られる」という発想と、「トス回し」という言葉がセットで語られているように感じますが、「トス回し」という言葉はそれとは関係なく、単に「セッターがどの攻撃を選択するか」という意味で用いられるものだと思います #vabotter
2011-06-14 14:26:47そういう意味で、アタッカー陣がどんなに頑張ってファーストテンポで切り込んでも、最終的にセッターが、相手ブロッカーがコミットで待ち受けてるようなところを選択したのでは台無しだし、セッターの「トス回し」も同時多発位置差攻撃に重要な要素だと思いますがいかがでしょう。 #vabotter
2011-06-14 14:30:47自分もです。 RT @moto_vb: わたしも。 RT @taite2: 個人的には「トス回し」って別にトスのスピードとか関係なく、「どこに上げるか」の選択を表す言葉だと思ってるんだけど。
2011-06-14 14:37:00私もそうだと思っています。 RT @taite2: 個人的には「トス回し」って別にトスのスピードとか関係なく、「どこに上げるか」の選択を表す言葉だと思ってるんだけど。
2011-06-14 15:15:31素人からの質問なのですがトス回し=トスワークと思ってましたが違うのでしょうか?自分もトス回しはセッターがアタッカーを選ぶ事で、時間差、同時多発位置差攻撃等の攻撃方の選択は、セッター/アタッカーがある約束事(サイン)に従い戦術的に行なう事と思ってましたが。 #vabotter
2011-06-14 16:53:23相手状態を確認したうえで相手コートにボールを落とす(+相手に触れさせたのちアウトオブプレーにする)確率がより高い攻撃点を選択する事がトス回しとかトスワークと呼ばれる行為と解釈していたり。
2011-06-14 17:09:26トス回しという言葉、は試合通じて、セット通じてのトス選択の流れという意味で使うようにしている。局面局面での選択に対してはあまりトス回しという言葉はなるべく使わないようにしている。もちろんその言葉自体では、責任がセッターに依りすぎているというのはなんとなくわかる。
2011-06-14 18:27:13まさにそう思ってます。「確率」よ「確率」。野村の考えよ。RT @tamtam_twtr: 相手状態を確認したうえで相手コートにボールを落とす(+相手に触れさせたのちアウトオブプレーにする)確率がより高い攻撃点を選択する事がトス回しとかトスワークと呼ばれる行為と解釈していたり。
2011-06-14 19:18:49やっと、面白くなってきた。ファーストテンポ化に取り組むことに。キーワードは「トスの速度を上げることではなく、最高打点で幅が持てる合わせ方」 #vabotter #getubare
2011-06-14 20:18:54バレペデp072では、「トス回し」を「トス・ワーク」と同義として、こう定義しています。 「どの状況の時にどこから攻撃を仕掛けていくか、また各スパイカーにどんな配分でセットを上げるかなど、セッターの戦略的なセットの組み立て。」 #vabotter
2011-06-14 20:20:45戦略的、という言葉が入っていることからわかるように、相手のブロッカーを中心としたディフェンスにどう対抗するか? という意識が含まれていると思います。 で、この場合、相手のブロックの前提がどういうブロックか? という点が重要かと。 #vabotter
2011-06-14 20:23:04つまり「トス回し」という言葉が生まれた当初は、それはコミットで対応してくる相手のブロッカーに対して、セッターがどう戦略的に対抗するのか? という、セッター自身の個人技量を表す表現だったように思います。その最良の結果が、相手のブロッカーを振ることだった。 #vabotter
2011-06-14 20:35:35ボール1個の隙間がありゃ絶対差し込んでくるムーリロにかかっちゃどの状態が「ブロックが割れてる」と言えるのか、って言ってみたくてWLの写真を探してたらちょうどいい写真がなかったのだけど、ここの会場の写真はいつも悩殺ショットばかりだよhttp://bit.ly/jY3vSb
2011-06-14 22:04:04時代はいつしか移り変わりました。ブロック戦術の主流は、コミットブロックからリードブロックに変わりました。どこにトスが上がろうとも、必ず2〜3枚のブロックが揃う、いや揃えようという戦術です。ブロック側が「組織化」してアタック側に対抗しようという戦術変遷でした。 #vabotter
2011-06-14 22:41:12リードブロックを相手にすると、誰にトスを上げても理論的にはブロッカーを振ることはできません。ブロック側が「組織化」しているのに、セッターの「個人技量」でそれに対抗できるはずがないのです。リードが主流になり、「トス回し」という言葉は意味をなさなくなったはずです。#vabotter
2011-06-14 22:49:29なのに「トス回し」という言葉はなくなりませんでした。実際、排球塾にも書いたように「はやいトス回し」という言葉が使われています。ブロック側が組織化しているのに、あたかもセッターの「トス回し」で何とか対抗できる・・・かのような幻想を抱いているのでしょう。 #vabotter
2011-06-14 23:00:10本来は誰にトスを上げるか? だけを意味していたはずの「トス回し」という言葉が、そうしたセッターの個人技でブロッカーを振るという、誰の目にもわかる結果が出せなくなったことで、日本のバレー界はその言葉に、何か違う意味をいつしか重ねてしまうようになったのでしょう。 #vabotter
2011-06-14 23:08:21実況アナウンサーやインタビュアーが「いいトス回し」と言っていても、何をもって「いいトス回し」なのかを話してくれたことが無いのですよね。バレー中継を見ていて「いいトス回し」って何だろう?って毎度引っかかった。 #vabotter
2011-06-14 23:12:57だいたい見てわかりやすいものしか語るレベルに無い現在の多くの実況アナウンサーが、戦術的理解を持って「いいトス回し」という言葉を使っているはずがないではないか。そうなるとおそらく現在の多くのアナウンサーが気付けるレベルは「トスが割れる」という単発の事象のみ。 #vabotter
2011-06-14 23:15:54今やブロックだけでなく、フロアディフェンスやサーブ戦術、データバレーとも連係して高度に組織化した守備(ブロック)側に対し、攻撃(アタック)側も組織化して対応しなければお話になりません。攻撃はセッターだけではなく、コート上の全員が組織化して作り出すものなのです。 #vabotter
2011-06-14 23:16:58試合を振り返ってわからない場合が多いから引っかかるようになったのでした。 RT @dhalmel: @kaz10000 わかるひとにはわかるのかと思ってた。
2011-06-14 23:18:57それを、スタッフもアタッカーも、そしてリベロも、セッター1人に押しつけてきたのが日本のバレー界なのです。「はやいトスを上げれば、ブロックを振れる」などという幻想にとらわれるのは、セッターが思い上がっているというよりは、チーム全員の責任なのです。 #vabotter
2011-06-14 23:20:10