「勉強ができない」というのは、単にテストで点がとれないことではない……「聞けない」「書けない」「読めない」「考えない」「できるようになろうと思っていない」などの複合体だ。

追究する気持ちが育ったときに伸びる芽が出てくる _(:3 」∠ )_
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上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

勉強ができない子は「きっちり勉強してできるようになるまで繰り返す」経験がない。問題集を1回やって答え合わせをして終わり、単語を1行ずつ書くだけでできたかどうかを確認せずにせずにお終いとかが多い。小さなことでよいから完璧に覚えるとかできるまで繰り返すことを覚えないといけない。

2020-08-15 12:03:51
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

できるようになる子はたいてい小テストの点数から上がっていく。出す問題が決まっている小テストの点数が満点が続く子は必ず伸びていく。「できるまで繰り返す」を知ったからだ。ちょっとだけ勉強して「叱られない程度」のよい点数でお茶を濁そうとする子はいつまで経っても伸びてこない。

2020-08-15 12:06:57
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

定期試験で点数を伸ばしたかったら、実力を伸ばしたかったら、普段の小さな復習テスト繰り返しやれば誰でも満点が取れるようなテストを全力で頑張るようにするのがいい。勉強時間も増えるし、何より「できるようになる」プロセスを理解し、経験できる。途切れぬ勉強習慣も身につく。

2020-08-15 12:11:21
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

学力が伸びない子は勉強をする時、当たり前の大切なポイントが外れていることが多い。そのポイントとは「勉強をするときは『できるようになること』を目指す」ということである。伸びない子は最初から勉強を単純ノルマにし、一通り解く、やった体にだけして、間違えた箇所、難しいところを追究しない。

2022-04-17 16:11:49
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

そのような「追究」のない、頭を使わない「省エネ作業」を続けていると、「センサー」が錆びつき、今学んでいることのポイントや、大切なところがますます見えなくなる。いざどこかで頑張ろうと思っても、長い間かけて「頭が悪くなる訓練」をしてしまったのだから取り戻すのには相当な時間がかかる。

2022-04-17 16:11:49
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

一般に、子供が授業を「分からない」と言うと「一所懸命必死で聞いているのに理解ができない」というのをイメージされると思うが、実際は「理解しにいこうとせず、ふわっとぼやっと聞き流していて何を習ったのかも曖昧」ということが少なくない。理解しようと話を聞けるように鍛えるのは時間がかかる。

2021-11-04 10:24:49
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

「勉強ができない」というのは、単にテストで点がとれないことではない。「聞けない」「書けない」「読めない」「覚えていない」「覚えない」「やらない」「続かない」「考えられない」「考えない」「できない」「できるようになろうと思っていない」の複合体だ。

2022-10-19 19:56:38
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

だから「勉強ができるようになる」は、その一点、一箇所の問題ではないので、そこだけ「わかるまで」「できるまで」教えてもそんなに伸びるわけではない。では「それをずっと継続させて続ければ」となるが、それはいくら時間があっても足りないし、当の本人が逃げ出してしまう場合も少なくない。

2022-10-19 19:56:38
夘埜(うの)良一 @pcclub324

@kamiesu できない子は答えを写して終わり。それで勉強をした気になっていたりします。

2022-04-17 17:31:41
まとめ 勉強の苦手な生徒が言う、「分かりやすい個別指導塾の先生」は、大体、横でやる手順を全部言ってくれる先生だったりする。 本当にできるようになればいいけど、できた気になるのが一番怖い… _(:3 」∠ )_ 114665 pv 307 291 users 135
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

答え合わせをするとき、本当は間違えてるのにちょこちょこっと書き直してマルをつける子がいる。テストでもない、点数を報告するわけでもないのにこういうことをする。こういうのは間違いをした自分を認めたくないという意識の表れ。つまりは自己否定ができないのだ。改善しないと間違いなく伸び悩む。

2020-08-22 09:10:11
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

こういうのはそこそこ勉強ができる子に多い。少し歪んだプライドや美意識の高さ故、ある程度まではできるが、あるところからはピタッと伸びなくなる。伸びない自分が許せないと、伸びない理由を自分には見出さず「何か」のせいにすることが多い。自己否定ができないことがこういう形になって出てくる。

2020-08-22 09:16:40
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

間違えた問題を消して直してマルをつけてしまう子はノートにバツが打たれているのを見るのが嫌で、つまり自己否定ができないという問題が根っこにある。先生に注意をされているときに物凄く目が泳いだり、表情が激曇りする子もきっと同じようなところに問題がある。

2016-12-21 09:47:52
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

「〜をしてはいけない」と言うだけでなく、なぜきちんとバツを打たなければならないかということを何度も何度も語り、彼らを動かしていかなければならない。「間違えた問題こそが君の宝物」

2016-12-21 09:52:02
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

私見ながら、男女で比べると圧倒的に女子の方が自己否定できないように思う。文章を書かせても綺麗事でまとめようとするし、間違えたところをちょこちょこっと直してマルを打つのも、先生に注意されて表情が檄曇りするのも女子に多い。これは多くの女子の課題だと思う。

2016-12-21 09:56:10
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

勉強が苦手な子ほどバツをつけるのを嫌がる傾向にある。消しゴムでちょちょいと消して書き直してマル、分からない問題は解答集をチラ見して、答案作ってマル、そういうのが多い。勉強できるようになるためには、きちんと大きくバツをつけることから始めなければならない。

2014-08-18 11:04:57
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

「自分で学べる」の第一歩は答え合わせをきちんとすること。間違いにきちんとバツを打てること。けっこう多くの子供が間違えた問題を訂正してマルをつけている。自己否定ができず、自らの間違いに目を背け、マルだらけのノートにうっとりしたいものなのだ。

2016-04-13 15:54:59
ゆるゆる生きたい母 @04uran92

@kamiesu 娘と勉強をするようになって一番に躓いたところでした。「ちょっと勘違いしただけ/計算ミスしただけ」と言い訳してバツをつけるのを断固として拒否する娘と何度格闘したことか。やっと一人で問題を解いていても答え合わせでバツをつけることができるようになりました。

2016-04-13 17:49:43
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

@04uran92 まさにそここそ親や先生など大人が格闘してあげないといけないところです。娘さんにとってバツがきちんと打てるようになったことは大きな財産ですね。ちなみに私の経験では女の子の方がバツを打つのを圧倒的に嫌がります。

2016-04-13 17:54:03
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

勉強ができるようになるためには、勉強時間を増やさなければならないが、勉強時間を増やして伸びる範囲は限定的である。習慣や行動パターン、物事の捉え方や考え方を変えなければならない。勉強時間を伸ばすだけで学力を伸ばそうとしている人が多過ぎる。指導者の中にもそこしか言ってない人もいる。

2022-06-17 09:22:15
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

①普段の授業を受ける時の真剣さが足りない人、②テキパキと切り替えができない人、③質問をしない人、④文句の多い人、⑤自分の機嫌を自分でコントロールできない人は伸びにくいように思う。

2022-06-17 09:22:15
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

①は行動がチグハグ過ぎる。物事の捉え方に難がある。②は本人が思っているほど勉強時間もとれていない。③追究が足りない。分からないところを放ったらかしにしている。④文句の多い人は自省が足りないことが多い。⑤感情に振り回され、勉強が上手くいかないことが多い。

2022-06-17 09:22:16
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

完璧になんとかできるということはないだろうが、一つ一つを少しずつでいいから良い方向に変えていこうとすることが大切なのだと思う。勉強時間でさえも上記の傾向があると増やせない。学力を伸ばすということは自分自身を変えることを目指すことでもある。

2022-06-17 09:22:16
上江洲康司〄Kamiesu @kamiesu

成績を上げたいと思って勉強しているうちは実はあまり伸びない。「え?なんでこれこうなるの?これじゃダメなの?こうすればどう?」と追究する気持ちが育ったときに伸びる芽が出てくる。指導者も、成績を上げようと指導するだけでなく、追究する心を育てることを追究していかなければならない。

2023-01-07 08:02:52
まとめ 【成績の悪い子は「考える」方法を知らない】……手を動かしてメモや図を作らず、口に出して課題を確認したりもせず、何かす.. この文脈での成績の悪い子は「考える」ではなく「悩む」をしているわけだな。 _(:3 」∠ )_ 152388 pv 941 108 users 760