- L_O_Nihilum
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【シューニャリアーナ享受論】消費と登記+フィーナ姫作成ほか http://t.co/aR9i9UBtDt 登記,の概念についてはここを参照
2013-09-02 11:16:02(・_・,,……「同人の商業化」は既に完遂されたとして、ところで「商業の同人化」が達成される際には、企業による二次創作が不可欠な要素なのだろうなと自分は思います。
2013-09-01 19:52:21……(・_・,,例えば東方なら、企業が原作者にコンタクトをとる事も無しに「東方の二次創作」を堂々と出版販売出来る下地が出来る、そう言う状態。少なくともそれが「商業の同人化」と言える要素の一つなのだろうなぁとは思います。
2013-09-01 19:57:07五蟻氏が「なぜ東方は成功したのか」ではなく「なぜ成功している東方の中で儚月抄は失敗したのか」を考えた方が面白いんじゃないかと言ってたが,これも付け加えるなら,ゲンロンはそういうテーマこそ絶対やりたがらない。なぜなら,売れない+売れてもわかるやつにしかわかんない
2013-09-02 10:13:13個別の作品の売り上げからでは全体的な工学論的な読者の視座が得られないなどと言い訳する可能性が強いと思う。そしてなにより「儚月抄を好きな人もいる」わけで,成功してない儚月抄という命題自体を避けて通ろうとするだろうから
2013-09-02 10:14:43「ZUNの論理をつきつめれば読者工学論は破綻する」五蟻氏は多分この周囲の知識もある程度備えていると予想されるけど,そもそもゲンロンの立てる工学論は最初から破綻したうえで進んでいると僕は解釈している。現状。
2013-09-02 10:16:11「最初から壊れていれば完成してないし,汚点を突っ込まれない」というわけ あるいは「最初から壊れていれば修理する必要もなく,またいつでも修理したふりをして言語ゲームを更新できる」から
2013-09-02 10:16:54Coming soonが没になった,についても同様。もうZUNさん呼べないよね。 大方もう裏側読んでる人もいるかと。
2013-09-02 10:18:14「自分の体験の中からゲームを作る像を提示されて、新城氏が「思ったよりも健全」」←ハイここ実は割と重要 つまり読者工学論は「作る人も受け取る人も健全じゃない」みたいな大前提が奥底に潜んだ理論であるってことだ
2013-09-02 10:20:07東VS國分ときもそうなんだけどさ,なんつーえばいいんだ,こう「売りを中心化しない考え方」はゲンロン人間にとっては圧倒的な「他者」なので,完全に疎外している論理領域なので,それが徹底的に相手に提題されちゃうと,「純粋」だの「健康」だの言わなきゃいけなくなってる
2013-09-02 10:21:16ボキャ貧というより,ただ単にサブカルにたいして価値がないから,価値づけを俺たちがやってやってるんだ意識が理論を総形成してるっていうのがそこかしこにあふれているわけだ だから売れてる企業や作家とは対談する(自分たちの正当性,および論じた手法を植え付けるために!)
2013-09-02 10:22:15批評家が理論植え付けて売り方に影響させてんなら,それは批評家ではなくてただの預言者。そういうわけ
2013-09-02 10:22:41だ か ら,愛されるキャラクターという外世他者を純化して考えなきゃならん,って話をいつもわたしはするわけどす
2013-09-02 10:23:27<痕跡>の解説。デリダ用語。ちょっと自分の考え混じりなんであまり言いすぎるとアレだけど,デリダもまた文章とか伝達する言葉とかっていうのを真剣に考えた人で,そのなかで「言葉というものの曖昧さ」を表現するために導入してるのが痕跡という語。
2013-09-02 10:25:04やたら学術的に「痕跡」の定義が求められているが,定義そのものが定義をはずれてそれ以外のものを含んでしまう(差延ないし脱構築)っていうことデリダが自分で明かしてることからして,比喩的なこういった言葉に明確な意味をつけられるのをおのずから避けるのはなんとなくわかる。
2013-09-02 10:26:26だから,まとめにおいてもそのまま「痕跡」として,用語でありながら(実質)用語でなく,ほぼ比喩的なそのままの使い方で使った,というのがこちらの印象としてある 新しい概念つくったろう的なたくらみでまさか痕跡という概念がつくられたわけじゃないだろうし
2013-09-02 10:27:34実際,デリダが「文章」や「言葉」が痕跡のようだと思ったからその表現を好んだわけだろうから,ワリと日常的なレヴェルでそのように扱ったつもり
2013-09-02 10:28:18二次創作の世界観と自主創作性について:レインさんの重要論点の一。これの扱いづらさをZUNが把握していて,かつその扱いづらさにかこつけて批評が工学論を展開してるから,それにたいして奇をてらってやったというのが今回の話なわけで,ではそこを離れて,二次創作とは何かという話
2013-09-02 10:29:34ガチガチのWas ist的何かというより,「なぜ二次創作で痕跡ができる自主創作性が成立してんのか」という次元の話
2013-09-02 10:30:04これは一番自分がうまく話せなかったポイントで,あのまとめにも載せられなかったんだけど,たとえばさ,進撃の巨人の版権絵でリヴァイの絵一つ描くにしても,創作者A,B,Cのそれぞれの描くリヴァイはどれも違ったリヴァイになるでしょ,っていう次元からしての話。
2013-09-02 10:32:03批評だとこの辺をデータベースだの記号だの萌え属性だのゴーストだの,そういったかたちで丸めくるむ
2013-09-02 10:32:27で,それらの作品は「二次創作」と俗に言われている これは重要なことで,つまりそこには厳密に「原作ではない」(=どこかに原作がある)という意識が含まれた表現であるということ 二次創作は法律用語にも存在しないので,この言い方がまず原作意識してるってことは言及されなきゃダメ
2013-09-02 10:33:43そこにはデータベースだか記号の組み合わせの性格云々抜きでの,まず前提としての原作の存在が要請されている(要請とは,論理学の用語で,理由はよくわからんがとりあえず正しいとしないとアカンとされる暗黙の領域のこと。数学用語の公理,公準と同じ意味)
2013-09-02 10:35:20