為末大さん@daijapanの「【帰りの会式批判法】について ”私のせいじゃありません” いざという時、そう言う為に自由を放棄し空気に染まって生きている。」

”彼らは自由だと思っていた”という本がある。善良な普通の村人がどうやってナチスドイツのユダヤ人迫害に関わっていったかという話。彼らが一様に言うのは”僕のせいじゃない”という言葉。今も私達は世間という空気に流されて生きている。 by 為末大
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爲末大 Dai Tamesue @daijapan

元陸上選手です。スポーツで社会を良くするぞ。 ご連絡はこちらまで deportarepartners.tokyo/contact/

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広島市佐伯区出身の男子元陸上競技選手・400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活動中。株式会社R.project取締役。

2001年世界陸上エドモントン大会・2005年世界陸上ヘルシンキ大会の男子400mハードルにおいて、世界陸上選手権のニ大会で銅メダルを獲得する快挙を達成。又オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場した。身長170cm、体重66kg。
http://ja.wikipedia.org/wiki/為末大
 
 

爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

おはようございます。今日は【帰りの会式批判法】について

2014-01-05 08:21:05
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僕は広島出身で、広島の僕のいた学校では一日の終わりに帰りの会というのが行われていた。そこでは反省や思った事を告げるのだけれど、時に誰かを糾弾する場にもなっていた。僕はあまり素行が良くなかったからよく女子に”帰りの会で言うてやる”と言われていた。

2014-01-05 08:22:50
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今引退して報道番組に出ていたり、ネットで情報を集めていたりすると、基本的には日本はこの”帰りの会で糾弾する”形式の批判が多いんだなと思う。私が私の価値観であなたを裁くのではなく、世間に晒してあなたを裁いてもらう。

2014-01-05 08:24:54
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”みんながそれはよくないと言っている。先生がそれはよくないと言っている”私がそれはよくないと思っているという批判の仕方を私達は子供の頃から習っていない。だから誰かの代弁者として怒るというやり方を知らず知らず身に付けている。

2014-01-05 08:30:22
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帰りの会で、煽る役割を担う人が必ずいた。悪い事をした人を糾弾する時に生き生きと目を輝かせて、正義の鉄槌をおろしていた。不思議と彼らはいつも多数派に属していた。というよりも善悪や体勢がはっきりした時にいつも現れていた。

2014-01-05 08:35:57
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世間様という空気に狙われないように、刺激しないように、どううまく立ち回るか。私達はあの小さな閉ざされた教室の中でそれを学んできた。それはとても民主的主義的だったように思う。数が正義。多数派ではない事が罪。

2014-01-05 08:44:37
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【終わり】”彼らは普通だと思っていた”という本がある。善良な普通の村人がどうやってナチスドイツのユダヤ人迫害に関わっていったかという話。彼らが一様に言うのは”僕のせいじゃない”という言葉。今も私達は世間という空気に流されて生きている。

2014-01-05 08:50:55
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やられたタイプですか RT @yskmiyazaki: 為末大氏@daijapan の「帰りの会」論が興味深い。僕も通学路を外れ、虫を捕りに行ったり魚を捕りに行ったりして、よく「いーとやか、いーとやか。帰りの会で言っちゃろ」とやられた口。

2014-01-05 09:02:22
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あ、ごめんなさいそれです RT @opinoki: @daijapan 調べてみたのですが、『彼らは自由だと思っていた』という本ではないでしょうか?

2014-01-05 09:06:58
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”私のせいじゃありません” いざという時、そう言う為に自由を放棄し空気に染まって生きている。

2014-01-05 09:57:52
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いざという時、頼れるリーダーを、強いリーダーを。という欲求に応えてヒトラーが台頭した側面もあるみたいですね RT @72gam: “いざという時、フォロー出来ないトップを寛容してきた社会が若者を臆病の世界に誘うのだ” 悪いのは帰りの会でも煽る児童でもない

2014-01-05 10:20:12
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RT @daijapan 相手は自分を映している。これがわからない人は相手を攻撃し続ける。してもしてもしたりない。鏡に映った自分に吠える。相手の姿は変わらない。変わらないのは自分の姿。 #走哲

2014-01-05 12:58:40

まとめ 渡邊芳之先生ynabe39の「寛容というのはけっこうな贅沢だということに尽きる。」 これだってようするに「正義の鉄槌」なのだ。 たしかにこの話には「じゃあどうだったらいちばん望ましかったのか」が欠けている。 by 渡邊芳之 29963 pv 78 16 users 10

まとめ お菓子っ子さんsweets_streetの 「他人が何かをできない理由を意識の低さに還元してしまうのは、できないこと.. 「他人を思いやれ」と言う人は多いですが、自分が好感を抱く相手や共感できることを主張する相手の気持ちを思いやるのは簡単なんですよね。言われなくても自然とできます。しかし、不快に感じる相手や共感できない相手の気持ちを思いやるのは難しいですね。意識しても感情が邪魔をします by お菓子っ子 23914 pv 235 27 users 124

まとめ 馬場正博さん@realwavebabaの「ま、世の中何でも杓子定規ばかりではいきませんな。」 赤ん坊を抱えた妊婦とか本当につらそうな人にグリーン車の人が席をそっと譲ってあげるような「小さな親切(大きなお世話じゃないよ」まで否定することはないと思う。 by 馬場正博 2333 pv 2 1

まとめ 小田嶋隆さん@tako_ashiの「グリーン車の乗客は「一人分の座席」ではなくて「貧乏人と隔離された空間に入場する権.. 例の、「事故で難儀している子供やお年寄りをグリーン車に入れてあげて」をめぐる炎上騒動が明るみに出したのは、グリーン券の隠された意味が「貧乏人と別の空間で過ごす権利」であったことだと思う。 by 小田嶋隆 21625 pv 91 19 users 10

まとめ 渡邊芳之先生ynabe39の「「ざまあみろ」でしかない主張が社会正義とか遵法意識の皮をかぶっているんだ。」 読んだら批判できなくなるから読まずに批判するのである。 「やらずに批判」「会わずに批判」「買わずに批判」「飲まずに批判」などもすべて同じ。批判対象に自己関与しないことが重要。 by 渡邊芳之 7522 pv 32 9 users 5

まとめ 渡邊芳之先生ynabe39の「正義感に高揚した顔の恐ろしさというのが20世紀の歴史。」 ロシア革命の映像にも、ナチのイベントの映像にも、戦争直前の日本にも、1960年の日本にも、カンボジア革命にも、ユーゴ内戦にも、ここ最近のデモにも、われわれが共通して見るのは正義に高揚した美しい顔だよね。 by 渡邊芳之 3690 pv 10 2 users 2

まとめ 伊東乾先生itokensteinの「『「義憤」というのは恥ずかしいものだ』」 何か問題の当事者が憤慨したりするのは人間として当然だけれど、義憤というのは当事者でもないのに判ったような気持ちになってあれこれ軽薄な反応をする事で人間として浅はかである、 2921 pv 7 1

まとめ 渡邊芳之先生ynabe39の「自分の正義に合うデモは「正当な政治的主張」で,自分の正義に合わないデモは「社会の迷惑」.. 「自分の正義」を持っている限り必ず「ダブスタ」になります。自分が正義を持つこと自体を捨てない限り他人の正義は批判できない。 by 渡邊芳之 15311 pv 75 2 users 5

まとめ 渡邊芳之先生ynabe39の「「偽善」は「行為そのものの効果は善であるもの」を言うと思います。 「自分の主張が正しい.. 反原発派を「反原発のために被害者を利用した」と批判したのと同じ人が,「原発がないと困る」ということを言うためには平気で「被害者を利用」するのはちょっと気になる。by 渡邊芳之 2809 pv 7

まとめ 佐々木俊尚さんsasakitoshinaoの「ルールや法律に過度に頼るのではなく、その場その場のコミュニケーションに.. 異様なまでに過度なルールを強いる人たちがたくさん現れている(あるいは可視化されている)のをただ非難しかえしていても何もはじまらないので、その状況を踏まえた上で自分が何ができるかを考えないと。非難の応酬からは何も生まれない。 by 佐々木俊尚 15365 pv 84 4 users 2