- perorincho_123
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【りょう講評⑤】また、前回のように「何となくおめでたいモチーフ」を並べた訳ではなく、今度はきちんと先生の話やDVDの内容を踏まえ、考えたモチーフがズラリ。そして方向や大きさを変えることにより、賑やかだけど決してごちゃついていません。 pic.twitter.com/fbLESAz144
2015-01-23 09:27:28【りょう講評⑥】その中でも特筆すべきはこの「カワセミ」。前回も動物の描写が上手でしたが、今回も素晴らしい再現力と色鉛筆のタッチで、カワセミ以外の何者でもありません。これは「学校近くの川によく飛んでいる」との事。 pic.twitter.com/UNxhPkzA9P
2015-01-23 09:32:45【りょう講評⑦】そんなカワセミを描くことにより、その学校の生徒だけが共有できる想い出になると同時に、小鳥は中学生の象徴にもあり、さらに「卒業からの、飛翔」という希望まで与えることの出来る素晴らしいモチーフ選択だと思います。鶴や亀は関係ないし、おじいちゃんっぽいですもんね(笑)
2015-01-23 09:35:07【りょう講評⑧】他にも刀にも卒業証書の筒にもなっている桜や、「奏」周りを明るくする処理など、素晴らしいポイントは数え切れない程ですが、最大の変更点は「色」でしょう。ほとんど白だった前作に対し、今回は白は画面の右上しか残っておりません。 pic.twitter.com/zkU00o7dsY
2015-01-23 09:47:35【りょう講評⑨】「イラスト」と言って、キャラクターだけ描いてあり背景が真っ白のアマチュアの方の絵をよく見るのですが、プロの絵で背景が白くなっているものは、色々な媒体で使われる事を想定し、クライアントやデザイナーの要望でそうしているだけで、「イラスト=背景白」では決してありません。
2015-01-23 09:51:03【りょう講評⑩】そんな絵を見せてもらう度に「せっかくのアピール出来る空間を見過ごしているなぁ・・・」と勿体ない気持ちになります。自分の世界観を表現出来るのは、キャラクターだけではありません。背景や背景色こそ、その絵に広がりをつけ、そのキャラクターや作者を雄弁に物語ります。
2015-01-23 09:53:34【りょう講評⑪】その点でも、今回のりょうさんの新作は、とても良いと思いました。背景は物語を豊かにすることだけでなく、特に今回は「DVDのジャケット」ですから、背景は色がついていた方が、他のものと見分けやすいに決まっていますよね。 pic.twitter.com/KKPOQrVNAP
2015-01-23 09:55:51【りょう講評⑫】そんな「何となく」や「面倒くささ」を捨て、様々な困難や挑戦に向き合い、乗り越えた今回のりょうさんの作品こそ、「卒業」という文字にピッタリだと思いました。きっと学年全員のみんながいつまでも大切にする1枚になるはずです。 pic.twitter.com/2mpg6arhDO
2015-01-23 10:02:54【りょう講評⑬】それでは前回の講座で答え忘れていた質問3『中学3年生が描いた絵として、この絵はうまくかけているのでしょうか?』に答えますね。前回の作品の感想は「うまい中学生やなぁ」でしたが、今回の作品だけ見せられたら「うまい高校生やな!」と思うレベルです。成長しましたね。
2015-01-23 10:06:08【りょう講評⑭】しかしそれ以上に、今回のよく考えられ、ユニークな作品を見ると、りょうさんの作品をもっと見て、あなたの事が知りたくなりました。だからまた見せて下さいね。そして要望があれば、次のレベルの事をお教えします。
2015-01-23 10:07:47【りょう講評⑮】りょうさん、今回はよく乗り越えました。それに見合う以上の素晴らしい作品が出来ましたね。本当にお疲れ様でした。そして最後に、ご卒業おめでとうございます。以上、りょうさんへのイラスト講評でした。皆さまも、ご清聴ありがとうございました。
2015-01-23 10:10:30という訳でこんな内容がたくさん載った「みんなのイラスト教室」。870円(税込)で本日発売。印税と広告費を削り値段を抑えましたので、生徒の皆様はRTのご協力お願い致します。amazon.co.jp/dp/4864104220 pic.twitter.com/DTOjQlWP79
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